Schneider Electric(シュナイダーエレクトリック)は、日本市場向けロボティクスソリューションにデルタロボットを追加する。食品や日用品などの生産現場のピックアンドプレース作業に適しており、生産効率の向上に貢献する。
安川電機は、アルミ材の摩擦撹拌接合に対応したロボット「MOTOMAN-GG250」の販売を開始した。剛性を高めた機構設計で、加圧時の位置ずれを大幅に低減している。摩擦撹拌接合のほか、切削加工用途などにも使える。
スギノマシンは、ツインスピンドル仕様のロボットバリ取りセル「RDM-S」の販売を開始した。2台のバリ取り用フローティング機構付きスピンドルモーターと、小型ロボットで多様なバリ取り作業を自動化する。
エプソン販売は、GXシリーズ対応コントローラー「RC800-A」、ティーチペンダント「TP4」、食品グリス仕様の3モデル「Tシリーズ」「LSシリーズ」「GXシリーズ」の受注を開始する。
Mujinは「国際物流総合展2024」において日本初公開となるMujinRobotデパレタイザーなど16台のロボットによる物流自動化トータルソリューションを展示した。
ヤマハ発動機は、スカラロボット「YK1200XG」と専用コントローラー「RCX341」を発表した。YK1200XGはアーム長1200mm、最大可搬質量50kgで、業界最速レベル0.92秒の標準サイクルタイムを達成している。
ASPINA(シナノケンシ)は「第3回 Factory Innovation Week[秋]」の構成展の1つである「第3回 ネプコン・ジャパン[秋]」において、外観検査用ロボットによる6面検査のデモンストレーションを披露した。
テムザックと鹿島建設は、建築ワークロイド「システム天井施工ロボット」6台のプロトタイプ開発を進めている。エッジAIを搭載したロボットを役割を持った群として制御することで、施工工程を幅広くカバーする。
山洋電気は「TECHNO-FRONTIER 2024」において、自社のモーションコントローラーやACサーボシステムで構成したロボットによるデモを行った。
オリエンタルモーターは「第36回 ものづくり ワールド[東京]」において、自社製品を活用した5つの装置モジュールによる模擬生産ラインを披露した。
タクボエンジニアリングは、防爆型塗料定量供給装置「シリンジポンプ」の単体販売を開始する。塗料の数値化と管理により正確に制御することで、塗装コスト、品質、環境問題の大幅な改善に貢献する。
オリエンタルモーターは小型ロボット「OVR」に3軸直交ロボットを追加した。
スギノマシンは溶接板金業界向けに段取りレスの「溶接ロボットシステム」「カエリ取りシステム」を開発した。
FingerVisionは「第36回 ものづくり ワールド[東京]」において、新たに開発した視触覚ロボットハンドを展示した。
日立製作所と日立オートメーションは、製造や物流の分野向けのロボティクスSIを中核とした自動化/最適化の協創拠点「Automation Square HANEDA」を報道陣に公開。羽田空港に隣接する同所と併せて、京都市内に「Automation Square KYOTO」も開設している。
ABBは、高速かつ高精度な次世代ロボティクス制御プラットフォーム「OmniCore」を発表した。秒速最大1600mm、軌跡精度0.6mm以下で複数のロボットを制御でき、精密分野などでの自動化促進に寄与する。
FingerVisionは「FOOMA JAPAN 2024」において、触覚センサー付き具材盛付ロボットによるデモンストレーションを披露した。
安川電機は「FOOMA JAPAN 2024」において、自律ロボット「MOTOMAN NEXTシリーズ」を用いた下膳作業の自動化デモンストレーションなどを披露した。
NTTと千歳科学技術大学は、産業用ネットワーク機能をソフト化する技術を用いて、産業用ロボットをサーバ上で制御する実証実験をした。さらに、産業用ネットワーク機能の入れ替えができることも確認した。
ファナックは、ロボットシステム用モジュール型汎用走行軸を開発した。モジュールの組み合わせにより、ストローク長を1mから最大20mまで0.5m刻みで調整できる。
ファナックは、800kg可搬のパレタイジングロボット「M-410/800F-32C」を発表した。可搬質量、各軸最高速、動作領域、ロボット設置面高さの自由度を向上し、幅広い産業分野で大型や重量物の搬送に活用できる。
豊橋技術科学大学と近藤製作所は、産業ロボット向けの非接触電力伝送ロータリージョイントを開発した。従来の産業ロボットで課題だった、ノイズや断線などを克服し、デジタル化による生産性向上が期待できる。
ニコンは、産業用ロボットビジョンシステムを発表した。カメラと制御PCで構成しており、ロボットアームにバラ積みピッキングやビジョントラッキングの機能を付与できる。
ビー・アンド・プラスは、垂直多関節6軸ロボット向けの「小型リングリモートシステム」の受注を開始した。ロボットアーム先端に取り付け、ワイヤレスで信号の伝送給電ができ、関節部分の断線リスクの解消に貢献する。
ユーシン精機は、低全高パレタイジングロボット「PA-50LC」を発表した。低全高化と搬送能力の向上、2パレット仕様により多様な顧客ニーズへの対応と生産性の向上に貢献する。
日本精工(NSK)は新開発のグリスとゴムシールを使った低発塵(じん)性の軸受を開発した。2026年度に売上高15億円を目指す。
CoLabは、組み立て工程を完全自動化するAIロボットシステム「AI Servo Robot System」を発表した。これまで人の目や手作業でしか対応できなかった工程を完全に自動化し、サプライチェーンの課題解決に貢献する。
ソフトバンクグループとAlatは、革新的な産業用ロボットを製造する次世代産業オートメーション事業をサウジアラビアで立ち上げるため、戦略的パートナーシップを結んだ。
モベンシスは、「IIFES 2024」において、産業用PCでリアルタイム制御を実現するソフトモーション技術「WMX3」のロボット制御への適用事例をアピールした。
ニデックインスツルメンツは、真空環境でも大気中と同等の関節自由度を持つ液晶基板搬送ロボット「SR8670」「SR8665」を発表した。減速機と一体化した磁気シールを採用し、シーリング使用数を抑えている。
キユーピーは、多品種の容器に対応可能な「総菜用ふた閉めロボット」を安川電機と共同開発した。60品種以上のふた容器に対応し、熟練作業者と同等の毎時1300パックの作業スピード、動作の正確性と確実性を再現する。
パナソニック アドバンストテクノロジーは「2023国際ロボット展」のパナソニックグループブースにおいて、機能安全対応の無線非常停止デバイスや、自律移動ロボット(AMR)向けソフトウェアパッケージなど、ロボット開発において“痒い所に手が届く”技術や製品、サービスなどを出展した。
Thinkerは「2023国際ロボット展」において、同社の近接覚センサー「TK-01」について紹介するとともに、これを組み合わせて実現したロボットハンド「Think Hand F」を参考出品した。
日鉄エンジニアリングらは、高度な力覚を必要とする作業が可能なリアルハプティクスを搭載した「6自由度パラレルリンクロボット」を発表した。人に頼らざるを得なかった非定型作業をロボットに代替させることができる。
ABBロボティクスは、産業用スカラロボット「IRB 930」を発表した。12kg、22kgと可搬質量が高く、力を必要とする作業向けに押し付け圧を200%向上している。
ニデックドライブテクノロジーは、ロボット関節部向け精密減速機「KINEX」シリーズを開発した。内接式遊星歯車機構を採用し、高精度かつ高剛性に加え、静音化とメンテナンスフリーにも対応した。
川崎重工業は「2023国際ロボット展」において、変種変量生産に対応する治具ロボットや、ロボットとラインカメラを活用した走査型外観検査システムなどを披露した。
ヤマハ発動機は「2023国際ロボット展」において、クリーンルーム内での自動化作業に対応するスカラロボット「YK-XEC」シリーズを出展した。
NSKは「2023国際ロボット展」において、独自技術を生かした“人の指”状のモジュールである「フィンガーモジュール」や多様な走行環境に対応する屋外走行ロボットなどを紹介した。
セイコーエプソンは「2023国際ロボット展」において、独自の力覚センサーにより、製造現場で人手に頼らざるを得なかった難作業を、ロボットで自動化するソリューション提案を行った。
パナソニック ホールディングスは「2023国際ロボット展」において、屋外走行可能な自律移動ロボット基盤や、力制御可能なモジュール型ロボット、多様な把持を可能とするロボットハンドなど、開発中のロボット技術群を参考出展した。
安川電機は、自律的な動作を可能とするための機能を備えた産業用ロボット「MOTOMAN NEXT シリーズ」を発売すると発表した。
クリエイティブマシンは、機械設計向け3D CAD「IRONCAD」で動作するロボットシミュレーターの最新版「icROBOSim 2023」をリリースした。より精密な作業を直感的かつ効率的に実行できる新機能を追加している。
ゼネテックは、産業用ロボット向けのロボットオフラインティーチングソフト「VISUAL COMPONENTS Robotics OLP」の販売を開始した。現場作業を止めずにティーチングができ、ソフトウェア上で現場を高精度に再現する。
パナソニック コネクトと中央大学は、フィンガーとベルトを対象物の形状や姿勢に応じて制御するシステムを開発し、つかんだものを落とさずに回し続けられる「ロボットハンド制御技術」について発表した。
オムロンは、ロボット事業についての説明会を開催した。産業用ロボットやモバイルロボットにおける戦略を紹介するとともに、ロボット普及を阻害する“3つの壁”とそれを乗り越えるために必要なものについて説明した。
キヤノンおよびキヤノンマーケティングジャパンは新製品や技術紹介を行うプライベートイベント「Canon EXPO 2023」において、キヤノン製の多関節ロボットを使った組み立て技術の紹介をした。
日本ロボット工業会と日刊工業新聞社は「2023 国際ロボット展(iREX2023)」の概要について発表した。
日東精工は、ねじ締めロボットの新シリーズ「SR580」「RC7000」を発表した。従来機の優れた機能を継承しつつ、多品種ワークへの対応や2段モーション動作の追加など、機能を拡充している。
ニデックインスツルメンツは、半導体ウエハー搬送用ロボットの新製品「SR7163」シリーズを発表した。最小6.5mmの狭ピッチまで適用でき、クリーンルーム規格「ISO14644-1」の清浄度クラス1に対応する。
Mujinは2023年8月23日、デバニングロボット「トラックボット(TruckBot)」の販売を米国で開始した。日本でも2023年中の公開を予定している。
エプソン販売は、コントローラー内蔵の産業用6軸ロボットのDC仕様モデル「VT6-A901S-DC」の受注を開始した。バッテリーで駆動するためAGVや可動式架台への搭載ができ、変種変量生産における工程変化に柔軟に対応する。
エプソンは、コンパクトかつ高精度な産業用スカラロボット「GX」シリーズの受注を開始した。独自の技術を取り入れたジャイロセンサーを搭載し、工数の削減と生産性の向上に貢献する。
ABBは、最大20%の省エネが可能な高精度大型ロボットの新シリーズ「IRB」を発表した。可搬重量150〜310kgまで対応できるラインアップと22のバリエーションを提供し、EV分野など広範な産業の生産性向上に貢献する。
THKは「日本ものづくりワールド 2023」で同社製アクチュエーターを組み合わせて構成したコンテナ移載ロボットや自動搬送ロボットなど、物流の自動化をテーマにしたデモンストレーションを披露した。
中国のInspire Robotsは「日本ものづくりワールド 2023」において、ロボットのエンドエフェクタ向けの擬人ロボットハンドを披露した。
ユーシン精機は「FOOMA JAPAN 2023」において、可搬重量50kgのパレタイジングロボット「PA-50LC」によるデモンストレーションを披露した。
アマダは、新ファイバーレーザー溶接ロボットシステムの「FLW-ENSISe」シリーズと「FLW-3000Le」の受注を開始した。新NC装置「AMNC4ie」を搭載し、誰でもどこでも使える、環境配慮型のマシンとなっている。
不二越は「人とくるまのテクノロジー展2023」において、産業用ロボットを用いたEVバッテリー用ケーブル組み付けのデモンストレーションを披露した。
メカトロ・アソシエーツは、中古産業用ロボットの買い取りおよびリユース事業を開始する。中古ロボットを最適な形で動作するようにシステム設計し、再販する。
川崎重工業は大型汎用ロボット「MXPシリーズ」を2023年5月10日から国内で販売を開始したことを発表した。
Hewlett Packard EnterpriseはHANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)において、ドイツのAIスタートアップAleph Alphaの生成AIを用い、自然言語での対話で産業用ロボットの操作をサポートするシステムのデモを行った。
THKは単純作業の自動化に適した円筒座標型モジュール「MLS」の受注を開始したと発表した。後付けで既存の設備へ設置可能なため、簡単かつ迅速に単純作業を自動化できる。
世界最大級の産業見本市「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)」において、Bosch Rexrothによる産業ロボット用の6-DOF計測ユニット搭載エンドエフェクターが、産業用技術の賞「HERMES AWARD 2023」を受賞した。
ベッコフオートメーションは「ハノーバーメッセ2023」において、ロボットモジュール「ATRO」をはじめとする製品群を展示した。ATROは2024年以降の市場投入を予定している。
スギノマシンは、産業向けロボット用シミュレーションソフトウェア「CROROROS」を発表した。バーチャル空間を活用し、産業用ロボットの導入時にハードルとなる、ティーチングの難易度を軽減できる。
Kyoto Roboticsは、産業用ロボット取り付け型3Dビジョン「TVS Lite」シリーズの新製品を発表した。省スペースでの運用ができ、M3ネジなどの小さなワークから鋳物や鍛造品などの大きなワークまで対応する。
NECは、少ない機械学習でロボットアームが約95%の作業成功率を達成できる「ロボット制御AI」や作業現場のエッジデバイスおよびクラウドに映像の分析処理を自動的に振り分けられモニタリングをスムーズにする「アプリケーションアウェアICT制御技術」を開発した。
アマダは、ファイバーレーザー溶接ロボットシステム「FLW-6000ENSISe」「FLW-3000Le」「FLW-1500MT+CR」を開発した。安全性や操作性が向上し、省エネ、省スペース化している。
ブリヂストンは、ロボットの「指」となる部分にゴム人工筋肉を搭載したソフトロボットハンドを展開するソフトロボティクス事業について説明するとともに、知能ロボットシステムを手掛けるアセントロボティクスとの資本業務提携を発表した。
日本ロボット工業会は会員ベースの産業用ロボットにおける2022年の受注、生産、出荷実績を発表。受注、生産、総出荷実績(金額、台数)それぞれで過去最高を記録した。
NTNは、「第7回ロボデックス」において、人の手首のように小型、省スペースで広い可動角範囲を実現した手首関節モジュール「i-WRIST」を紹介した。
Mech-Mind Roboticsは、「第7回ロボデックス」において、カメラと画像処理ソフト、ロボットプログラミングソフトを組み合わせた3Dビジョンシステムを紹介。これらと産業用ロボットを組み合わせばら積みピッキングなどを行うデモンストレーションを披露した。
松尾製作所は「第7回 ロボデックス」に出展し、独自開発のレゾルバやグループ会社のATOMが手掛けた汎用外観検査装置などを展示した。
THKは「SEMICON Japan 2022」(2022年12月14〜16日、東京ビッグサイト)において、円筒座標型モジュール「MLS」を参考出展した。2023年1月頃の発売を予定している。価格は200万円前後になる見込み。
安川電機は、人が手本を示してロボットに動きを教える、実演教示パッケージ「MOTOMAN-Craft」を発売した。人の動きを直接ロボットに教示して、熟練を要する微妙な力加減や複雑な動きの作業工程を容易にロボット化できる。
ABBは、1.5kgの可搬質量に対応する、小型産業用ロボット「IRB 1010」を発表した。リーチ370mm、フットプリント135×250mmで、狭いスペースや専用機に適合するように設計している。
ダイヘンは、ワークをタブレットで撮影し、溶接したい箇所を選択するだけでロボットプログラムを自動生成する教示レスシステムの販売を開始した。プログラム作成時間を最大60%削減する。
川崎重工業は「国際物流総合展2022」において、2022年3月に発売したデバンニングロボット「Vambo」を展示している。
NECは「国際物流総合展2022」において、クラウド接続による遠隔操作と、独自の制御AI(人工知能)を用いたロボットによる仕分け作業のデモンストレーションを披露している。
東北エンタープライズは、「第1回 ロボデックス 秋」において、2021年から国内の正規販売代理店を務めるボストンダイナミクス(Boston Dynamics)の自律4足歩行ロボット「Spot」を用いたデモンストレーションを行った。
東京ロボティクスは狭い場所でも作業が可能な移動マニピュレーター「Tolon」の販売を開始したと発表した。
工業製品の開発支援を行うアークでは「TECHNO-FRONTIER 2022」(2022年7月20〜22日、東京ビッグサイト)において、デザインや設計から試作、少量生産までを請け負う「アークパッケージソリューション」などをアピールした。
スギノマシンは、同社製産業用ロボットをAR表示して、最適な設置シミュレーションができるサービスを開始した。専用アプリケーションは不要で、スマートフォンやタブレットを利用して設置スペースや動きのイメージを確認できる。
不二越は、小型ロボット用制御装置「CFDq」を発表した。サイズは270×270×82.9mm、重量は5kgで、小型かつ軽量なため、縦置きや重ね置きに対応し、レイアウトの自由度が向上する。
ダイヘンは、レーザー超音波法を用いて、溶接内部の欠陥を自動検出するロボットシステムを開発した。板厚1.6mmまでの薄板重ね隅肉溶接部に対応し、車体の軽量化や薄板化に適した検出システムとして製品化を進める。
不二越は、高速かつ高精度な小型ロボット「MZ F」シリーズを市場投入する。最大可搬重量7kgの「MZ07F」「MZ07LF」、同10kgの「MZ10LF」の3種を用意し、電機、電子部品の小型化による、高精度化のニーズに対応する。
慢性的な人手不足や、コロナ禍による人依存度の低減などから、製造現場でより幅広いロボットの活用が進んでいる。その中で、ロボットによる作業の内、完全自動化が難しい部分だけを人の遠隔操作で補う「遠隔操作ロボット」への取り組みが本格化しつつある。
安川電機は、ロボット周囲側近の手元作業性を強化した、人協働ロボット「MOTOMAN-HC10SDTP」を発売した。可搬質量10kgの人協働ロボットをショートアーム仕様にし、手元での作業性を強化している。
パナソニックは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(リアル展、東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し「工場や作業現場」「生活圏」「住宅やオフィス空間」などそれぞれの環境でのロボット活用について訴えた。また、独自のロボットハンド技術や、農業用ロボットなどについても出展した。
ダイヘンは、EVなどに活用されるマルチマテリアルを高品質に接合する溶接システム「シンクロフィード・エボリューション」を発表した。スパッタを最大99%削減し、2つの新制御により、適用材料の拡大や美しいビード外観形成が可能になる。
川崎重工とソニーグループが設立した遠隔操作ロボットサービスのリモートロボティクスは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)の川崎重工ブース内に出展し、同社の持つ技術力や遠隔ロボットサービスの内容を紹介した。
芝浦機械は、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)において、台車をそのまま運び、扉の開け閉めやワークの積み下ろしを行える移動式ロボット2機種を参考出展し、デモンストレーションを行った。
安川電機は、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)で、「YRM-Xコントローラ」や「YASKAWA Cockpit」を活用したマスカスタマイゼーションを実現する自律型スマート工場のデモを実施。さらにこれらを構成するロボットの進化を示した新型自律ロボットの参考出品を行った。
セイコーエプソンは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、独自の分光ビジョンシステムによるインラインでの色検査ソリューションを紹介した。
オムロンは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)においてロボットを活用し「人と機械の高度協調」や「人を超える自働化」を実現する新たなオートメーションの姿を紹介した。
ニコンは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、独自のダブルエンコーダー構造を採用したインテリジェントアクチュエーターユニットと、認識用のスマートカメラ、治具としてピンセットを用いるハンドなどを組み合わせた独自のロボットシステムを紹介した。既にニコン内の工場では実用化しており、今後システム販売およびデバイスとしての販売の両面で検討を進めていくとしている。
三菱電機は、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、同社が描くロボットによる工場の理想像を示すマスカスタマイゼーションを実現した自動化ラインのデモ展示を行った。
オカムラは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、AIを搭載したロボットと遠隔操作技術を組み合わせてピッキング作業の遠隔操作を実現する「PROGRESS ONE」を紹介した。
三菱電機は2022年2月28日、高精度な音声認識技術や多関節ロボットの最適化によりティーチング(教示)の負荷を大きく低減した形で動作プログラミングを自動生成する複合技術「ティーチングレスロボットシステム技術」の開発を発表した。ロボット活用のハードルを下げることで、従来ロボットが使われてこなかった食品工場などでの用途拡大を狙う。
川崎重工業(以下、川崎重工)とソニーグループが設立した遠隔操作ロボットサービスのリモートロボティクスは2022年2月7日、最大で500kmの遠隔地から公衆回線を通じてロボットに作業指示を出す、リモートロボット操作システムの技術実証試験2件に成功したと発表した。
ヤマハ発動機は、産業用ロボット製品「Robonity」シリーズのBasicモデルに、ロッドタイプの「LBAR」「ABAR」とスライダタイプの薄型モデル「LBAS12」「ABAS12」を追加した。
THKは、ワーク形状にならって吸着または把持し、安定した搬送ができる「ならいハンド」シリーズ「TNH」の受注を開始した。ワークごとにハンドを交換する必要がなく、複雑な形状でも安定したハンドリングができる。
安川電機は、食品加工用途向けのハンドリング、組み立て小型ロボット「MOTOMAN-GP8」を発売した。特殊な表面処理を施し、食品機械用潤滑剤を使用することで衛生を確保している。
ASPINA(シナノケンシ)は2021年11月9日、ロボティクス領域での製品展開拡充に向け、ロボット向けの薄型モーター2種類を開発し、同年11月中旬から販売受付を開始すると発表した。
食品製造業が自動化を進めるためには何が必要か――。FAプロダクツは2021年9月30日、東京都内で研究開発に関するメディア向け勉強会を開催。その中で「食品製造の現場における自動化の必要性と事例紹介」をテーマに日本惣菜協会 AI・ロボット推進イノベーション担当フェローの荻野武氏が講演した。
ロボットをより幅広い環境で使用するには何が必要か――。FAプロダクツは2021年9月30日、東京都内で研究開発に関するメディア向け勉強会を開催。その中で経済産業省 ロボット政策室 室長補佐(総括)の福澤秀典氏が「いまなぜロボットフレンドリーな環境構築が必要なのか?」をテーマに、研究開発に取り組む狙いなどを紹介した。
立命館大学は2021年10月12日、プレスセミナーを開催し、立命館大学 理工学部 教授の川村貞夫氏が研究責任者を務め、SIP戦略的イノベーション創造プログラム「フィジカル空間デジタルデータ処理基盤」にも選ばれている「CPS構築のためのセンサリッチ柔軟エンドエフェクタシステム開発と実用化」プロジェクトについて紹介した。
オカムラは、ロボットピースピッキングシステム「RightPick」の新モデルを発売した。プロセッサの処理速度を従来モデル比で6倍以上高速化することで、ピック能力が最大20%向上。1時間あたり1200個のピッキングが可能になった。
ヤマハ発動機、NTTドコモ、デンソーウェーブ、カワダロボティクス、オフィスエフエイ・コム、ORiN協議会は2021年6月17日、5Gを活用し、複数メーカーの産業用ロボットを統合的に遠隔操作する実証実験に成功したと発表した。
デンソーウェーブは、ロボットとねじ締めに必要なツールをパッケージ化した「ねじ締めロボット」を発表した。設備立ち上げのリードタイムを短縮し、作業のサイクルタイム短縮と高精度なねじ締めを両立したいという現場のニーズに応える。
オカムラは物流施設における商品のピッキングを行うロボットピースピッキングシステム「RightPick(ライトピック)」の第3世代モデルを発売する。「RightPickプロセッサーモジュール」の処理能力を大幅に向上し、従来比20%高速の毎時1200個のピック能力を実現したという。
新東工業は、はめ合いやかみ合わせ作業に対応可能なロボットシステムを発売した。同社の6軸力覚センサー「ZYXer」と生産技術、アプリケーション開発力を融合した新ロボットシステムにより、産業用ロボットの高性能化が可能になる。
川崎重工業は、最大可搬質量13kgの6軸垂直多関節ロボット「RS013N」の国内販売を開始した。組み立てやハンドリングなどの作業に求められる動作性能と、優れた防塵防水性能を備える。
安川電機は、レーザー溶接用のロボットアームと設備などをパッケージで提供する「MOTOPAC-RL2D300-GP25JP」を発売した。溶接速度や品質向上に必要な条件の設定を含め、設備導入から稼働までトータルでサポートする。
安川電機は、塗装用途ロボットの新製品「MOTOMAN-MPX1400」の販売を開始した。手首軸の許容負荷を強化し、動作領域を拡大したことで、多様化する塗装ニーズに応えつつ、生産ラインのコンパクト化、コスト低減に貢献する。
安川電機の産業用ロボット「MOTOMAN」の累積出荷台数が、2021年2月に50万台を達成した。同社は、日本初の全電気式産業用ロボットに始まり、用途最適化、7軸、双腕、人の隣で作業できる人協働ロボットと、多様な産業用ロボットを製品化してきた。
日立製作所とロボットベンチャーのKyoto Roboticsは、2021年4月1日付で日立がKyoto Roboticsの全発行済株式総数の約96%を取得し、子会社化したことを発表した。
デンソーウェーブは2021年4月1日、デンソーロボットをAI(人工知能)でリアルタイムに制御する汎用ソフトウェア「AI模倣学習」の出荷を開始した。
ダイヘンは、100kg可搬の中空構造ハンドリングロボット「FD-B100」を発売した。ロボット先端に取り付けるツール用のケーブルを中空構造のアームに収納可能で、ケーブルがワークや治具へ干渉するのを防ぐ。
デンソーウェーブは2021年1月28日、「AI模倣学習」についてのウェビナーを開催。その中で産業用ロボット向けの模倣学習AIを産業用ロボットに適用したシステムを製品化し、2021年3月をめどに提供を開始することを明らかにした。
オムロンは2021年1月22日、ロボットと装置をまとめて制御できる「ロボット統合コントローラー」を標準採用したスカラロボット「i4シリーズ」を発売したと発表した。
早稲田大学発ベンチャーの東京ロボティクスが産業用ロボット向けのセンサー事業に進出する。第1弾製品となる3次元カメラ「Torobo Eye」の「SL40」は、産業用ロボットの先端に取り付けられるサイズで、計測速度が業界最速クラスの10fps、奥行き計測のバラツキ誤差が±0.06mmの性能を実現。販売価格は100万〜130万円を想定している。
ヤマハ発動機は、単軸ロボットアクチュエーター「Robonity」シリーズに、ロボットポジショナ「EP-01」をセットにした単軸ロボット「Basicモデル:ABAS」「Advancedモデル:AGXS」を追加した。
安川電機は、可搬質量4kg、最大リーチ550mmの多用途適用型小型ロボット「MOTOMAN-GP4」の販売を開始した。各軸の最大速度を向上することで合成速度を163%高速化しており、高い動作性能でタクトタイムを短縮する。
ファナックは、従来機種より可搬質量とリーチを拡大した4軸水平多関節ロボット「SR-20iA」を発表した。可搬質量は20kg、リーチは1100mm、Y方向の動作範囲は2200mmで、従来機種より重量物を広いエリアで取り扱える。
安川電機は、新型パレタイジング用途ロボット「MOTOMAN-PL」シリーズ4機種を発売した。ロボットコントローラー「YRC1000」に対応するとともに、省エネ性能やメンテナンス性を向上している。
ABBは2020年10月2日、ピックアンドプレース用途に使用されるパラレルリンクロボット(デルタロボット)メーカーであるオランダのCodian Roboticsを買収したことを発表した。
ダイヘンは、溶接現場向けの協働ロボットシステム「Welbee Co-R」を発売する。協働ロボットのアームを直接手で動かして動作を覚えさせる「ダイレクトティーチング」により、初心者でも簡単に教示作業ができる。
Ford Motor(フォード)は2020年7月27日、“ロボット犬”によって製造設備の3D点群データを自動取得するパイロットプロジェクトについて発表した。同プロジェクトは米国ミシガン州のヴァンダイクにあるトランスミッション工場で実施している。
NECは、ロボットのティーチング作業を自動化するAI技術「目標指向タスクプランニング」を開発した。現場作業者が作業目標を指示するだけで、最適な達成動作をロボットに自動で実行させることが可能になる。
川崎重工業、デンソー、ファナック、不二越、三菱電機、安川電機の6社は2020年8月7日、産学連携により産業用ロボットの基礎技術研究を行う「技術研究組合 産業用ロボット次世代基礎技術研究機構」(略称、ROBOCIP)を設立したと発表した。
デンソーウェーブは2020年7月16日から18日にかけて、次世代ロボットコントローラーRC9に搭載された各種アプリケーションなどを披露するオンライン展示会「DENSO Robotics Online Expo 2020」を開催した。展示会ではRC9とリニア搬送システム「XTS」を搭載したロボットによる無停止かつ高速のピック&プレース作業などが行われた。
Beckhoff Automation(以下、ベッコフオートメーション)とデンソーウェーブは、両社が共同開発した次世代ロボットコントローラー「RC9」に関するテクニカルセミナーをオンラインで開催した。RC9の製品コンセプトである選択性やオープン性の他、プログラミング技術の習熟度に関わらず制御を行えるようにする「簡単化」などの内容を具体的に解説した。
オムロンは2020年6月26日、紫外線(UVC)光照射器を搭載した除菌ロボットを開発する世界各地のパートナー企業に、オムロンのモバイルロボットを提供し、各種感染症拡大防止への取り組みを広げていくことを発表した。
Preferred Networksは2020年6月22日、開発中の移動型マニピュレーターロボットの量産設計を進め、無人搬送や無人消毒の用途で、工場や実験室、オフィス、病院、福祉施設などでの実証実験を開始すると発表した。
安川電機は、半導体ウエハーを高精度かつ低振動で搬送できるクリーンロボットの新製品「SEMISTAR-GEKKO MD124D」と、クリーンロボットの性能を最大限に引き出す標準コントローラー「SR200」を発表した。
キャプテンインダストリーズは、産業用ロボットを過酷な動作環境から保護するロボット用保護カバー「ロボスーツ」の国内販売を開始した。飛び散る火花や塗料、化学薬品など多種多様な飛散物に長時間耐え、産業用ロボットを保護する。
安川電機は、多用途適用型ロボット「MOTOMAN-GP300R」の販売を開始した。可搬質量300kg、最大リーチ3220mmの棚置型ロボットで、対象ワークに対して上方からハンドリングする工程に適しており、設置面に対して下方に広い動作領域を持つ。
オカムラは、RightHand Roboticsのロボットピースピッキングシステム「RightPick2」の国内販売を開始する。スマートグリッパーや機械学習機能などを搭載し、物流施設で作業者や既存の物流システム機器と連携できる。
新東工業は「第4回ロボデックス」において、レプトリノとの技術提携により展開するロボット向け「6軸力覚センサー」を紹介。高精度の検出能力によりさまざまなワークの把持認識を可能とし、ロボットの用途拡大への貢献を訴えた。
富士ソフトは、「第4回スマート工場EXPO」において、オープンソースの「ROS」をベースとする産業用ロボットシステムプラットフォームを展示した。NEDOの2017〜2019年度のプロジェクトで日本電産と共同開発を進めており、産業用ロボットの導入や構築をより簡単かつ安価にすることを目指している。
セイコーエプソンは、製造ラインで複数のエプソン製ロボットを一括管理できる「ロボット管理システム」を開発した。PCやタブレット端末で、工場内の産業用ロボットの集中監視などができる。
デンソーウェーブは、エントリーモデルの水平多関節ロボット「LPH-040」を2020年1月より日本国内向けに発売する。新興国でのみ販売していたが、国内企業のロボット導入に貢献するために発売する。
デンソーウェーブは、垂直多関節ロボット新型「VM」シリーズと、新たに「VL」シリーズを開発し、2020年7月に販売を開始する。VLシリーズは同社ロボット最大の可搬質量40kg、最長のアーム長2503mmを有する。
安川電機は、水平多関節型スカラロボット「MOTOMAN-SG400」「MOTOMAN-SG650」を発売した。高速なサイクルタイムが求められる小型部品の組み立てや搬送、仕分け、検査などに適している。
川崎重工業は、遠隔操縦型のグラインダーロボットシステム「Successor-G」を発表した。各種作業の遠隔操縦と自動運転を組み合わせて、製造ラインを自動化できる。また、画像処理で仕上げ状況を自動判定することで、品質の安定化が図れる。
不二越は、小型ロボット「MZ」シリーズに、25kg可搬の中型ロボット「MZ25」を追加した。MZシリーズが持つ高速、高精度の動作性、高い汎用性を保持しつつ、広い作業領域と手首トルクの強さを誇り、大型ワークにも対応できる。
エプソンは、垂直多関節型のコントローラー内蔵6軸ロボット「VT6L」に、クリーンルーム内で使用できるクリーン仕様と、防塵や防水性に対応したプロテクション仕様の2モデルを追加し、受注を開始した。
不二越は、「2019国際ロボット展(iREX2019)」において、同社製ロボットのさまざまなデータを収集・表示するソフトウェア「NR:connect」を披露した。展示ブース内にある25台のロボットの稼働状況を、1つのディスプレイ画面からモニタリングできるようになっていた。
セイコーエプソンは、「2019国際ロボット展(iREX2019)」(2019年12月18〜21日、東京ビッグサイト)において、産業用ロボットと力覚センサーを組み合わせた接触作業の内容を機械学習で効率的に作成する技術を参考展示した。
ロボットシステムインテグレーターの高丸工業は「2019国際ロボット展(iREX2019)」に出展し、開発・納入事例として「カキ養殖用ホタテ貝殻レーザー穴開けロボット」の展示デモを披露した。
デンソーウェーブとドイツのBeckhoff Automation(以下、ベッコフ)は2019年12月18日、「2019国際ロボット展(iREX2019)」(2019年12月18日〜21日、東京ビッグサイト)の会場で、新たに発表したファームウェアで提供可能な新コンセプトロボットコントローラー「RC9」の狙いについて発表を行った。
東和コーポレーションは、「2019国際ロボット展(iREX2019)」において、産業用ロボット向け手袋「ロボグローブ」を展示した。2019年に立ち上げた新規事業であり「約70年の歴史を持つ手袋メーカーとして、ロボットの作業効率と保護を追求して開発した」(同社の説明員)という。
安川電機は、可搬質量45kg、最大リーチ2850mmで防爆仕様のハンドリングロボット「MOTOMAN-MHP45L」を発売した。揮発性のある塗料を使用する塗装エリア内での使用に対応している。
デンソーウェーブとデンソーは、「2019国際ロボット展(iREX2019)」の出展概要を発表。「“LEAN” for your Factory」をテーマに、強い現場をつくるパートナーとして、自社工場で培ってきたモノづくりのノウハウから生まれた工場のトータルソリューションを提案するという。
技術商社のリンクスは2019年11月22日、東京都内で開催したユーザーイベント「LINXDays 2019」に合わせて記者会見を開き、同社 社長の村上慶氏が事業戦略について説明。今求められているロボットは「アーティフィシャルワーカー」とし、必要な要素として「ピッキング」「移動」「判断」の3つを挙げた。
日立製作所は、「IIFES2019」において、ロボティクスソリューションの実機デモを披露した。前工程と後工程2つのセルから成る生産ラインであり、ラインビルダーとしての実力もアピールする内容になっている。
安川電機は、スポット溶接用途のロボット「MOTOMAN-SP」シリーズの新製品「MOTOMAN-SP225H-135」を発売した。最大リーチが2951mmとなり、より広範囲の溶接が必要な工程に対応した。
東芝インフラシステムズは「TOSHIBA OPEN INNOVATION FAIR 2019」に出展し、リチウムイオン電池「SCiB」の産業機器向けモデル「SCiB SIPシリーズ」のAGVへの採用事例について紹介した。
技術商社のリンクスは2019年11月7日、東京都内で記者発表会を開き、フィンランドNavitec Systemsが開発するAGV(無人搬送車)向けナビゲーションソフトウェア「Navitrol」の国内販売を2020年3月頃から開始すると発表した。
ヤマハ発動機は2019年11月1日、2軸ロボットコントローラー「RCX320」を同年12月1日に発売すると発表した。従来モデルに対し13年ぶりのバージョンアップとなり、基本性能を大きく向上させた他、設定プログラムの簡易シミュレーション機能など、PCベース設定との親和性を高めた点などが特徴となる。
日立製作所は、東京都内で開催したプライベートイベント「Hitachi Social Innovation Forum 2019 TOKYO」において、同社が注力しているロボティクス技術についての展示を行った。
ヤマハ発動機はスカラロボット「YK400XE」を発売した。駆動系やアーム構造を見直し、最大可搬質量が従来機の1.4倍に向上、標準サイクルタイムが10%短縮した。高速かつ振動の少ない動作で生産性向上に寄与する。
OKKは、横形マシニングセンタ「HM6300」「HM8000S」を発表した。独自のマルチクランプ方式とテーパコーン方式により、パレット精度が向上。また、任意割り出しテーブルに転がり駆動の精密減速装置を採用し、高速割り出しと剛性向上を両立した。
NEDOらは、製造現場でロボットが自律的な部品供給、組み立て作業をするAI技術を開発した。多品種少量生産で、複雑な形状の部品が必要となる組み立て工程へのロボット導入促進が期待できる。
ダイヘンは、ロボットの導入から高度な自動化まで幅広いニーズに対応するロボットコントローラー「FD19」を発売した。ロボットに関する情報を同社のサービスセンターと通信し、ロボットの状態を遠隔で的確に把握する。
ロジスティクスの高度化などに関する展示会「ロジスティクスソリューションフェア2019」(2019年8月27〜28日、東京ビッグサイト)において開催されたロジスティクスカンファレンスで、MUJIN 営業本部 物流営業部長 兼 PMチームリーダーの荒瀬勇氏が登壇。「物流現場におけるロボティクス活用の最新動向」をテーマとし、物流現場におけるロボットの活用と同社の取り組みについて紹介した。
蛇の目ミシン工業は、切粉を下方から吸引する新集塵方式を採用した基板分割ロボット「JR3303EBV」を発売した。315×295mm角の範囲で基板分割ができ、分割時は集塵ポットを上昇させることで切粉を下方から吸引する。
デンソーウェーブは、食品製造工程の自動化に貢献する高速スカラロボット「HSR」シリーズに、Z軸ストローク510mmタイプと金検ジャバラの2種類を追加した。
デンソーウェーブは、「FOOMA JAPAN 2019(国際食品工業展)」において、産業用ロボットを用いて麺類を定量に仕分ける技術を紹介した。
安川電機は、多用途適用型ロボットアーム「MOTOMAN-GP20HL」を発売した。艤装ケーブル用に上腕部にストレート中空φ50を確保することでワークの接近性を向上しており、さまざまな分野の自動化に活用できる。
大成建設は、「第21回 インターフェックス ジャパン」において、産業用ロボットによりさまざまな液体を秤量できるAI(人工知能)披露した。
三菱電機は、産業用ロボット「MELFA-FR」シリーズの機能拡張オプションとして、予知保全機能と力覚センサー拡張機能を追加した「MELFA Smart Plusカード」を発売した。
ファナックは、車体製造のスポット溶接ロボット「R-2000i」シリーズのラインアップを拡充し、「R-2000iD/210FH」の出荷を開始する。中空アーム構造を採用しており、ケーブルを内装している。
TDKは、「TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア)」(2018年4月17〜19日、千葉・幕張メッセ)に出展し、伝送電力1kWクラスのワイヤレス給電システム「WPX1000」を初めて展示した。同製品は無人搬送車(AGV)や産業用ロボットなど、バッテリーを搭載する産業用機械の電源用途を想定する。
デルタ電子は2019年4月17日、開催中の「TECHNO-FRONTIER 2019(テクノフロンティア2019)」(2019年4月17〜19日、幕張メッセ)会場で記者会見を行い、同社のグローバルおよび国内の取り組みについて紹介した。その中で新たに、6軸ロボットを国内市場に投入しスマートファクトリーソリューションを強化していく方針を示した。
ヤマハ発動機は、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、2018年に続いて2回目の出展。「製造ラインの生産性向上を実現するYAMAHA ROBOT BEST SOLUTION」をブーステーマとし、ロボット関連製品のソリューション提案を行った。
安川電機は、中空スポット溶接用途のロボット「MOTOMAN-SP」シリーズから「MOTOMAN-SP180H-110」を発売した。スポット溶接動作のサイクルタイムを短縮し、大型ロボット並みの広範囲の溶接が必要な工程などに適用可能だ。
安川電機は、スポット溶接用途ロボット「MOTOMAN-SP130」を発売した。可搬質量130kgで、新開発の2.5kWサーボモーターにより、高加圧スポット溶接への対応力が向上している。
不二越は、超小型コンパクトロボット「MZ01」を発売した。1kgの可搬ロボットでは従来製品と比較して容積が45%縮減し、ロボットへの干渉範囲を抑え、設備の省スペース化に貢献する。
FUJIとALBERTは2018年12月13日、AI(人工知能)、ディープラーニング技術を活用し、ティーチングやプログラミングを必要としない多関節ロボットを共同開発したと発表した。
日系工作機械メーカーの雄であるオークマは、JIMTOFにCNC旋盤の加工室内部にロボットアームを組み込んだロボットシステム「ARMROID(アームロイド)」を出展し、多くの来場者の注目を集めた。
立命館大学は、東京都内でプレスセミナーを開催し、「ロボットシステムインテグレーターの現状と課題」について産学の両面から解説した。
大成建設は、ベッコフオートメーションのユーザーイベント「Beckhoff Technology Days 2018」で「力触覚伝達型遠隔操作システム」のデモを披露。会場の横浜から石川県の産業用ロボットを遠隔操作できることを示した。
産業用ロボットでトップレベルのシェアを握る安川電機。労働人口減少による人手不足や政府の掲げる「ロボット新戦略」などロボットの活躍の場がさらに増えると見られている中、何を考え、どのような技術開発を進めているのだろうか。ロボット事業部 事業企画部 部長の富田也寸史氏に話を聞いた。
MUJINは「第29回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2018、2018年6月20〜22日、東京ビッグサイト)に出展し、「MUJINコントローラー」により産業用ロボットの知能自動化を実現するソリューションを紹介した。
ヤマハ発動機はハノーバーメッセ2018に初めて出展し、統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」によるフルデジタル生産ラインの価値を訴えた。
あらゆる現場で労働人口不足などが深刻化する中、その解決策としてロボット活用への期待が高まっている。しかし、現実的にはロボットを現場で実装するロボットシステムインテグレーターが不足しており、ロボット活用の裾野が広がらない状況になっている。経済産業省 関東経済産業局がまとめた「ロボットシステムインテグレーターに関する調査結果」の内容をまとめた。
ニコンは「ロボデックス 2018」において、ロボット用の一体型アクチュエーターを出展した。同社は従来アクチュエータ用のエンコーダーなどは製品化していたが、アクチュエータ本体の製品化に取り組む。
NEDOとダブル技研、都立産業技術高専は人間の手の構造を模倣することで、簡単な制御でさまざまなモノを安定的につかめるロボットハンド機構を開発した。
安川電機は、産業用ロボット「MOTOMAN」の塗装ロボット「MOTOMAN-MPX1950」を発売した。中空手首の採用、有効動作範囲の最大化など、自動車樹脂製部品や金属製部品をはじめとする中小型対象物の塗装向けに最適化している。
オムロンは「2017 国際ロボット展(iREX2017)」に初出展し、マスカスタマイゼーション実現に必須となるフレキシブルな生産ライン「コンベヤーレスライン」を披露した。
ダイヘンは、「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、工場内の物流に用いる大型の「AI搬送ロボット」を披露した。
セイコーエプソンは「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、生産現場の自動化を促進する自律型双腕ロボット「WorkSense W-01」を披露した。
安川電機は、「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、開発中のAIピッキング機能のデモンストレーションを行った。
シャープは、「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、人と産業用ロボットが協調して働く協働ロボット向けに「ロボホン」や「ヘルシオ」などに展開している音声対話技術の可能性を提案した。
三菱電機は、同社のAI技術「Maisart(マイサート)」を産業用ロボットのアーム力覚制御に適用し、動作時間の大幅短縮を実現する「AIを活用したロボットの力覚制御の高速化技術」を開発した。
セイコーエプソンはロボットに関連する事業戦略説明会を開催。産業用ロボットのラインアップ拡充と、自社実践のノウハウを生かしたモノづくり高度化支援ソリューションで、2025年度に売上高1000億円を目指す。
安川電機は、AIベンチャーのクロスコンパスと共同で、多様なつかみ方を自ら学習するAIピッキング機能を開発した。
デンソーウェーブとベッコフオートメーション、エクサウィザーズの3社は、多指ハンドを装着した双腕型ロボットアームをディープラーニングとVRで学習させリアルタイム制御する「マルチモーダルAIロボット」を3社で共同開発した。
オムロンはCEATEC JAPAN 2017開幕前日にメイン展示となる卓球ロボット「フォルフェウス」の進化と技術について紹介した。
日本ロボット工業会によると2017年4〜6月期のロボットの受注、生産、総出荷の台数および金額は過去最高を達成した。中国向けを中心に輸出が絶好調で、今後も継続的に拡大が進む見込みだ。
東芝機械は、新型スカラロボット「THE400」を発表した。高速動作と可搬性能を両立し、アームの追従性を大幅に改善。教示点への正確な移動軌跡が可能となった。
安川電機は、自動車樹脂部品などの中型ワークの塗装向けに開発した塗装ロボット「MOTOMAN-MPX2600」を発売した。ロボット手首軸の可搬質量は15kgで、水性塗料用の大型ベルガンなどの塗装機器を搭載できる。
エプソン販売は「第2回 名古屋ものづくりワールド」に出展し、新たに受注を開始したスカラロボットの新製品「T3」をアピールした。
ドワンゴ、日本将棋連盟、デンソーは、2017年4月1日と5月20日に開催される人間対ロボットの将棋戦「第2期電王戦」において、コンピュータの指示を代理で指す代指しロボットとして新たに「電王手一ニさん(でんおうていちにさん)」を使用する。
安川電機は産業用ロボット「MOTOMAN」の塗装ロボットシリーズの新製品として、スマートフォンやPCなど小型部品に対応した新製品を発売した。
日立ハイテクノロジーズは「第1回ロボデックス」において、日立製作所などが開発した自律走行装置「HiMoveRO」とカワダロボティクス製双腕ロボット「NEXTAGE」を組み合わせた、自走式双腕ロボットをデモした。
ロボデックス開催に合わせて実施されたロボデックスカンファレンス「世界に革命を起こす!日本のロボット新戦略とは」では、開催記念講演として経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室室長の安田篤氏が登壇。「ロボット革命の実現に向けて」をテーマにロボット市場の現状と、さらなる普及拡大に向けて政府の取り組みを紹介した。
スイスのABBは、IoTに人とサービスの要素を加えた「IoTSP」を推進。協働ロボット「YuMi」の展開なども組み合わせ「未来の工場」実現に向けたソリューションを展開する。
ライフロボティクスは「第1回ロボデックス」において、同社が展開する“肘”のない協働ロボット「CORO」のデモを行った。
ファナックは、防爆構造を採用した塗装ロボット「P-250iB/15」を発売した。ロボットのベースから上腕の分線盤までを中空構造とし、防爆安全性を高めている。
ファナックは「JIMTOF2016」において、安全柵なしで人と同じ空間で作業できる安全機能を採用した「緑のロボット」の新製品3機種を披露した。小型モデルを拡充することで、人とロボットが協力して小型部品を組み立てるなど、製造工程のロボットの活用範囲を広げていく。
ヤマハ発動機は自動化生産ラインを低コスト、短期間で構築可能とし、インダストリー4.0などのIoT活用への対応力を高めた統合制御型ロボットシステムを開発。2016年12月1日から販売を開始する。
経済産業省と日本機械工業連合会が主催する「第7回ロボット大賞」の結果が発表。経済産業大臣賞は、MUJINの「完全ティーチレス/ばら積みピッキングMUJINコントローラー『PickWorker』」が受賞した。
デンソーウェーブは、「CEATEC JAPAN 2016」において、人と協調して働く小型産業用ロボット「COBOTTA」を出展し、人と協調してロボットが働く価値を訴求した。
日立製作所と日立プラントメカニクスは、産業用ロボットを自律的に走行させられる自律走行装置を開発した。
オムロンは人とロボットが協調するモノづくり現場実現に向け米国子会社オムロンアデプトテクノロジーズが開発した無人搬送用ロボットを世界33カ国で発売する。
規制緩和により人と共に働く協働ロボット(協調ロボット)が注目度を増している。生産ラインの柔軟性を大きく高められる可能性があるからだ。人間協調型の産業用ロボットベンチャーである、ユニバーサルロボットは日本向けの技術発表会を開催。普及を後押しする3つのポイントについて紹介した。
パナソニックは、ロボットの姿勢検知用途に絞り込み、センサーを組み合わせてパッケージ化した「モーションセンシングユニット」を開発。ロボット新戦略などにより、需要が増すロボットの開発を簡略化し、開発期間やコストを低減する狙いだ。
産総研発のロボットベンチャー、ロボティック・バイオロジー・インスティテュートが本格的な事業展開を開始する。「人間が使う実験道具をそのまま使えるロボット」で創薬事業の抜本的な改革を狙う。
ライフロボティクスが協調ロボット「CORO」の導入先を公開した。導入先はトヨタ自動車、オムロン、吉野家、ロイヤルなどで、自動車から電子機器、外食・食品と多岐にわたっている。
富士通は、「富士通フォーラム2016 東京」において、産業用ロボットなどの画像認識アルゴリズムを自動生成する技術を製品化し販売を開始したことを明らかにした。
人工知能やロボット技術の進化で、「人間 対 機械」のさまざまな対決に関心が集まっているが、2011年からプロ棋士とコンピュータが将棋の対局を行ってきたのが「電王戦」である。「電王戦」では2014年から指し手としてデンソーウェーブの産業用ロボットを採用している。この「人間 対 機械」の最前線に立つ「指し手ロボ」の開発担当者は、産業用ロボットの未来に何を見たのか。
人間協調型の産業用ロボットベンチャーであるデンマークのユニバーサルロボットは日本市場への取り組みを強化する。新たに代理店の拡大を図る他、日本支社を設立。協調型ロボットの市場開拓を進めていく。
ドイツのFestoは、ハノーバーメッセ2016において、空飛ぶ球体にカメレオンの舌を持たせた不思議な「空中ハンド」を紹介した。
ドイツのKUKAは、ハノーバーメッセ2016において、マスカスタマイゼーションを体現する「スマートファクトリー」を出展。同社の持つ産業用ロボットや物流システム、クラウドシステムなどを組み合わせ、スマートフォンケースやコーヒーを個別注文通りに自動生産するデモを行った。
川崎重工は、ハノーバーメッセ2016において、2015年6月に発売した人間協調型の双腕スカラロボ「duaro(デュアロ)」をアピール。競合他社が6軸双腕を中心とする中、4軸である高コストパフォーマンスとプログラム負荷の低減を強みとする。
オムロンは、ハノーバーメッセ2016において、買収したオムロンアデプトテクノロジーズ社の産業用ロボットを中心に産業用ロボットによるさまざまなソリューションを提案。国内の展示会でも出展した「卓球ロボ」なども披露し、ロボットメーカーとしてのイメージ作りを行った。
オムロンは、2015年9月に買収を発表したオムロンアデプトテクノロジーズ社の産業用ロボットを2016年4月1日から販売する。3カテゴリー49モデルを世界39カ国150拠点で投入する。
ファナックとシスコシステムズは、産業用ロボットをネットワークに接続し、効率的な運用を推進できるように協業することを発表した。既に米国でパイロットプロジェクトを進行しており、期間中の産業用ロボットのダウンタイムをほぼゼロにすることに成功したという。
ファナックは「2015 国際ロボット展」で、Preferred Networks(PFN)と提携して開発している産業用ロボットへの機械学習の適用事例を披露した。機械学習により熟練技術者が数日間かかるティーチングの精度を、8時間で実現したという。
アズビルは、オートメーション技術の展示会「システムコントロールフェア(SCF)2015」(2015年12月2〜4日、東京ビッグサイト)において「計測と制御はネットワークで次のステージへ」をテーマに、自動組み立てロボットなど新たな生産現場を実現するアプリケーションを披露した。
安川電機は「2015 国際ロボット展」(2015年12月2〜5日、東京ビッグサイト)で、人との協調作業が行える産業用ロボット「MOTOMAN-HC10」や、ドイツのインダストリー4.0を見据えて開発した「MOTOMAN Cockpit」などの新製品を展示した。
KUKAロボティクスジャパンは、「2015 国際ロボット展」(2015年12月2〜5日、東京ビッグサイト)に出展し、人との協調作業が行えるロボット「LBR iiwa」をユニークなデモンストレーションでアピールした。
ファナックは「2015 国際ロボット展」で、人と協調作業が行える協調ロボットの新製品を展示した。可搬重量が4kg、7kgと小型なのが特徴だ。
インダストリー4.0など製造革新の動きが進む中、製造現場で人の存在は必要なくなるのか――。こうした動きの一方で今、注目を集めているのが「人と協調して働けるロボット」である。KUKAロボティクスジャパンでは、人との協調ロボットを基軸に日本市場での産業用ロボットの新たな活用を訴えている。
セイコーエプソンは折り畳み式新型アーム構造を採用した省スペースでの設置が可能な6軸の垂直多関節型産業用ロボットを開発。その第1弾製品を2016年5月に全世界で発売する。
「CEATEC JAPAN」で2年連続で登場し注目を集めるオムロンの「卓球ロボット」。スポーツロボットを販売するわけではないオムロンがなぜ卓球ロボットの進化を追求するのか。同社がFA領域で実現したい将来像について考察する。
オムロンはビジョンセンサー技術やロボット制御技術を強みとする米国の産業用ロボットメーカー「アデプト テクノロジー」を買収する。
ケンブリッジ大学の研究チームは、人手を介することになしに、自律的にロボットを生産して検査し、優れた動作性やデザインのものを評価して、次の生産に生かすという“母”ロボットを開発した。ロボットの“自己進化”実現への一歩となる。
ドイツの自動車メーカー フォルクスワーゲンの工場で、産業用ロボットによる事故が発生した。インダストリー4.0などで、工場やロボットの自律化への動きが注目されているが、製造現場ではこの事故をどう受け止めるべきだろうか。
人間協調型の産業用ロボットベンチャーであるデンマークのユニバーサルロボット(UNIVERSAL ROBOTS)が日本向けの事業説明会を開催。新たに注目を集める人間協調型ロボットだが、同社は安全性とともに簡易設定が重要であることなどを強調した。
国際ロボット連盟(IFR)は、全世界の産業用ロボット市場において2017年までに中国が、欧州と北米での稼働数を上回るという見通しを明らかにした。
日本政府が主催する「ロボット革命実現会議」は、ロボット活用の技術的および規制面でのロードマップを示した「ロボット新戦略」を発表した。本稿では、この新戦略の中で示されている「モノづくり」分野への取り組みにフォーカスし、その内容を紹介する。
高齢化社会を“軽労”で切り開く――。パワードスーツを展開するベンチャー企業アクティブリンクは、記者向けの事業説明会を開催。今後の事業計画とともに、2015年度に量産を開始するパワーアシストスーツの紹介を行った。