ヤマハ発動機はハノーバーメッセ2018に初めて出展し、統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」によるフルデジタル生産ラインの価値を訴えた。
ヤマハ発動機は、ハノーバーメッセ2018(2018年4月23~27日、ドイツ・ハノーバーメッセ)に初めて出展し、統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」によるフルデジタル生産ラインの価値を訴えた。
ヤマハ発動機の統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」は1台のコントローラーで、複数のロボット関連製品の統合制御を行える自動化システムである。従来の生産ラインでロボットを活用しようとすると、1台当たりに1つのロボットコントローラーが必要だが、「Advanced Robotics Automation Platform」ではこれらのロボットコントローラーを統合することが可能で、システムの簡略化やスペース効率改善などに効果を発揮する※)。
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ハノーバーメッセでは、この「Advanced Robotics Automation Platform」によるフルデジタル生産ラインのデモラインを披露し、ロボットシステムによる完全自動化の実現を訴えた。
さらに、小型スカラロボット「YK400XR」も紹介。「YK400XR」は、標準サイクルタイム0.45秒の高速・高性能を実現しながら、高いコストパフォーマンスであることが特徴の製品である。ハノーバーメッセでは動作デモを用意し、高速・高精度の動作性能などを紹介した。
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