キユーピーは、多品種の容器に対応可能な「総菜用ふた閉めロボット」を安川電機と共同開発した。60品種以上のふた容器に対応し、熟練作業者と同等の毎時1300パックの作業スピード、動作の正確性と確実性を再現する。
キユーピーは2023年12月5日、多品種の容器に対応可能な「総菜用ふた閉めロボット」を安川電機と共同開発したと発表した。グループ会社のデリア食品の生産ラインに導入し、同年11月末より実運用を開始している。
両社は、多品種の容器に対応した総菜盛付工程の自働化を目指し、2022年12月より共同開発を進めてきた。第1弾として発表した総菜用ふた閉めロボットは、新容器に変更する際の設定に時間と人手を取られていた、従来のふた閉め装置の課題を解決する。
新開発のロボットは、60品種以上のふた容器に対応。熟練作業者と同等の毎時1300パックの作業スピード、動作の正確性と確実性を再現する。
今後は、原料のひょう量や総菜の盛り付け、商品の積み付け、生産計画の策定などの工程でも自働化を推進し、食品工場全体の生産性の向上と人手不足への対応を進めていく。
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