高い動作性能を持つ水平多関節型スカラロボット、小型部品の組み立てや搬送用途でFAニュース

安川電機は、水平多関節型スカラロボット「MOTOMAN-SG400」「MOTOMAN-SG650」を発売した。高速なサイクルタイムが求められる小型部品の組み立てや搬送、仕分け、検査などに適している。

» 2020年01月22日 07時00分 公開
[MONOist]

 安川電機は2019年12月18日、水平多関節型スカラロボット「MOTOMAN-SG400」「MOTOMAN-SG650」を発売した。

 標準サイクルタイムは、SG400が0.32秒、SG650が0.29秒(水平300mm、垂直25mm、2kg負荷の往復動作をした場合)。高い動作性能により、高速なサイクルタイムが求められる小型部品の組み立てや搬送、仕分け、検査などに適している。可搬質量と最大リーチは、SG400が3kg、400mm、SG650が6kg、650mmだ。

 同社は、自動化や可視化を通じて生産現場の生産性を向上し、止まらないラインを目指すソリューションコンセプト「i3-Mechatronics」を提唱している。SG400およびSG650と、垂直多関節型の小型ロボット「GP」シリーズ、「MotoMINI」、人協働ロボット「HC」シリーズなどを組み合わせることで、一般産業分野での多様化するニーズに応えつつ、i3-Mechatronicsの提案力を強化していく。

photo 水平多関節型スカラロボット「MOTOMAN-SG400」「MOTOMAN-SG650」 出典:安川電機

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