ロックウェル・オートメーション ジャパンは、モータ始動機能を改良して安全性を高めた電子モータースターター「M100」の受注を開始する。55℃までディレーティングせず、放熱用スペースを空けずに隣接設置できる。
ロックウェル・オートメーションの日本法人ロックウェル・オートメーション ジャパンは2025年4月1日、モーター始動機能を改良して安全性を高めた電子モータースターター「M100」を発表した。同月から受注を開始する。
M100は、ポイントオンウエーブスイッチング技術を搭載。電圧波形の特定点でスイッチングすることで、電気負荷を正確に制御できる。
55℃までディレーティング(減定格)なく稼働し、放熱用のスペースを空けずに隣接して設置できる。端子台は取り外し可能で、ねじ込み式とプッシュイン式に対応。同一のフォームファクターで直入始動(DOL)、正逆運転、安全機能をサポートし、さまざまな運用方法に対応する。
安全性については、電子過負荷保護、欠相検出、位相の不均衡監視、溶着検出などの機能を組み込んだ。より高い安全基準に対応できるよう、SIL 3認証取得モデルもラインアップに加えた。
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