ロックウェル オートメーション ジャパンは、同社の予知保全ソフトウェア「Fiix Asset Risk Predictor」に、生成AIを活用して詳細な作業指示を作成できる機能を追加する。
ロックウェル オートメーション ジャパンは2024年5月16日、同社の予知保全ソフトウェア「Fiix Asset Risk Predictor」に、生成AI(人工知能)を活用した作業指示作成機能「Fiix Prescriptive Maintenance」を追加すると発表した。
Fiix Prescriptive Maintenanceは、生成AIを活用して、故障予知の情報を詳細かつ実行可能な作業指示に変換し、メンテナンスチームに提供する機能だ。
作業指示は、資産データや完了済みの作業指示データ、信頼性の高い保全関連の情報源を基に生成される。担当者は生成された作業指示に対してレビューや編集をした上で、設備保全管理システムやエンタープライズ資産管理ツールに送信する。
同機能を活用することで、予期しないダウンタイムの削減や設備効率の向上が見込まれるほか、リソースをより有効活用するために必要な予測、作業指示を生成できるようになる。また、担当者の経験を問わず、誰でも詳細な資産情報や作業指示情報にアクセス可能になるため、知識の標準化にも寄与する。
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