安川電機は、2026〜2035年度の長期経営計画「2035年ビジョン」と、その最初の4年間に当たる2026〜2029年度の中期経営計画「Dash 35」を策定した。
安川電機は2026年5月22日、2026〜2035年度の長期経営計画「2035年ビジョン」と、その最初の4年間に当たる2026〜2029年度の中期経営計画「Dash 35」を策定したことを発表した。
2035年ビジョンでは、安川電機のソリューションコンセプトであるi3-Mechatronics(アイキューブメカトロニクス)を軸に、自動化ソリューションの価値をより高めながら、AI(人工知能)やデータを活用したフィジカルAIの社会実装を進めることで、コア領域の競争力強化に取り組む。また新メカトロニクスの応用領域拡大とフィジカルAIにおける市場開拓と需要獲得を図る。
Dash 35では売上高、営業利益および営業利益率を主要な経営指標とし、過去最高となる1000億円の営業利益を目指す。
Dash 35の基本方針は5つ。1つ目には、フィジカルAI市場の開拓を掲げる。具体的には、AI活用による自律型AIロボット「MOTOMAN NEXT」の適用領域拡大を進めるとともに、進化型アクチュエータをはじめとする基幹部品を通じて、ヒューマノイドロボットを含む多様なフィジカルAI市場の開拓に取り組む。
2つ目は、i3-Mechatronicsの実践拡大だ。これまで蓄積してきたソリューション活用とスケールメリットを通じてユーザーの競争力向上に貢献するとともに、地域別に特長を生かした展開を加速させる。
3つ目は、世界一にこだわる新製品開発。コア技術、現場データとAI活用のシナジーを通じて世界一の技術創出を目指す。
4つ目は農業や医療を含めた、新メカトロニクス応用領域の事業拡大、5つ目はYDX(YASKAWA Digital Transformation)の進化とi3-Singularityを掲げる。
アイキューブメカトロニクスで“課題解決型”提案を加速、安川電機の2024年
きゅうりの収穫を自動化、安川電機が作業ロボットを農業現場へ導入
なぜフィジカルAIの象徴がヒューマノイドなのか@2025国際ロボット展
安川電機が新たに自律双腕ロボット、人の動作を模倣“丁寧に確かに”箱詰め
安川電機とソフトバンクがフィジカルAIで協業、オフィス向けロボット披露へ
安川電機がオーバルリニア披露、伝統“シャー芯回しデモ”で高い同期性訴求Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク