ファナックは、従来機種より可搬質量とリーチを拡大した4軸水平多関節ロボット「SR-20iA」を発表した。可搬質量は20kg、リーチは1100mm、Y方向の動作範囲は2200mmで、従来機種より重量物を広いエリアで取り扱える。
ファナックは2020年11月25日、従来機種より可搬質量とリーチを拡大した4軸水平多関節ロボット「SR-20iA」を発表した。同年12月から出荷を開始する。
可搬質量は20kgで、リーチは1100mm。Y方向の動作範囲は2200mm、Z軸のストロークは300mm(オプション指定時450mm)となっており、従来機種より重量物を広いエリアで取り扱える。機構部質量は64kgで、床置か壁掛けの設置に対応。ハンドリングや組み立ての用途を想定している。
制御装置は、同社の「R-30iB Compact Plus」に対応する。入力電源設備容量は2kVA。また、防水、防塵オプションや、耐薬品性に優れた塗装オプションを用意している。同社のスカラロボットのラインアップ拡充により、自動化ニーズに幅広く対応する。
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