2019 国際ロボット展 特集

大型ワークを移載できる防爆仕様ハンドリングロボットFAニュース

安川電機は、可搬質量45kg、最大リーチ2850mmで防爆仕様のハンドリングロボット「MOTOMAN-MHP45L」を発売した。揮発性のある塗料を使用する塗装エリア内での使用に対応している。

» 2019年12月18日 07時00分 公開
[MONOist]

 安川電機は2019年11月27日、防爆仕様のハンドリングロボット「MOTOMAN-MHP45L」を発売した。揮発性のある塗料を使用する塗装エリア内での使用に対応している。価格はオープンだ。

 可搬質量は45kgで、大型ワークの移載ができる。最大リーチは2850mmと動作範囲が広く、ロボット周辺の有効動作範囲を拡大。ワークとの接近性が向上しており、設備の省スペース化に貢献する。また、塗装ブースサイズを縮小した設計が可能で、ブース空調によるCO2排出とランニングコストを低減する。

 ロボット設置方式は、床置き、棚置き、壁掛け、天つりに対応。給電ケーブル出口は、背面、右面、左面の3方向から選択できる。

 上腕部のケーシング側面には、ハンド用エアホースを4ポート(φ10×2、φ6×2)、LSケーブル6芯を配備する。周辺にはサービスタップを用意しており、艤装ケーブルによる干渉範囲を最小限に抑制しているため、有効動作範囲を大きくとれる。

photo ハンドリングロボット「MOTOMAN-MHP45L」 出典:安川電機
photo 設置方式 出典:安川電機
photo 給電ケーブル出口 出典:安川電機
photo ハンドリング用途装備を配備 出典:安川電機

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