ロックウェル オートメーション ジャパンは、「FactoryTalk DataMosaix」アプリケーションビルダーを発表した。さまざまな可視化ツールをドラッグ&ドロップで操作して、簡単かつ迅速にダッシュボードを構成できる。
ロックウェル オートメーション ジャパンは2024年11月26日、開発ツール「FactoryTalk DataMosaix(ファクトリートーク データモザイクス)アプリケーションビルダー」の提供を開始した。
同製品は、RockwellAutomationの産業用データ管理プラットフォーム「FactoryTalk DataMosaix」と緊密に統合された、ローコード、ノーコードのアプリケーション開発ツールだ。
ユーザーは、事前定義されたさまざまな可視化ツールをドラッグ&ドロップで操作して、新たなダッシュボードを素早く構成できる。作成したダッシュボードは、デスクトップやモバイルデバイスで閲覧可能で、FactoryTalk DataMosaixから必要なデータを選択して表示できる。
例えば、あらかじめ定義しておいた頻度でPDFレポートを自動作成し、そのレポートを関係者間で共有するための電子メール配布リストを設定できるようになる。また、データは素早くグラフ表示でき、既存のダッシュボードや可視化ツールの新規作成、変更は不要だ。
FactoryTalk DataMosaixは、産業用DataOpsソリューションとして、ほとんどのビジネス要件に適用可能な柔軟なオプションを提供する。また、ユーザーのデータやアプリケーションをMicrosoft Azure、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)などのクラウドプラットフォームやオンプレミスのデータセンターで管理できる。
同開発ツールは、簡単かつ迅速にデータを可視化できるため、効率的なデータの活用を目指す産業用DataOpsの推進に貢献する。
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