ロボットや産業用FA機器向けのマシンビジョン用インタフェースケーブルFAニュース

OKI電線は、ロボットや産業用FA機器向けのマシンビジョン用インタフェースケーブルとして「FAKRAコネクター付き同軸ケーブル」を開発した。約5Gbit/秒の高精細な映像データをリアルタイムで高速伝送できる。

» 2024年12月13日 13時00分 公開
[MONOist]

 OKI電線は2024年12月3日、ロボットや産業用FA機器向けのマシンビジョン用インタフェースケーブルとして「FAKRAコネクター付き同軸ケーブル」を開発したと発表した。2025年1月にサンプル提供を開始し、同年3月より量産出荷を予定している。

キャプション 「FAKRAコネクター付き同軸ケーブル」 出所:OKI電線

 同ケーブルは、約5Gbit/秒の高精細な映像データをリアルタイムで高速伝送できる。ケーブル外径は約3mmで、狭小箇所でも配線しやすい。伝送距離は最大15m。固定配線用ケーブルと可動配線用ケーブルの2種類があり、プラグとジャックの2タイプのコネクターで中継接続できる。コネクターは耐振動性に優れ、高信頼性接続が可能なFAKRAコネクターを採用した。

キャプション プラグ(左)とジャック(右) 出所:OKI電線

 摺動屈曲1000万回以上(R37mm)の可動耐久性があるが、可動により消耗しても可動配線用ケーブルだけを交換できるためメンテナンス性が高い。また、小型で発熱量が少ない車載用高速伝送LVDS規格に対応。IPX7の防水性能も備える。

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