AI(人工知能)の活用が広がりを見せている。こうした中で、新たな動きとして定着が進んでいるのが、工作機械や射出成形機など、製造機械へのAI機能の組み込みである。2022年はこうした動きがさらに加速し、AIの学習までを機械メーカーが担って出荷する動きが進む見込みだ。
パナソニックは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(リアル展、東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し「工場や作業現場」「生活圏」「住宅やオフィス空間」などそれぞれの環境でのロボット活用について訴えた。また、独自のロボットハンド技術や、農業用ロボットなどについても出展した。
安川電機のAI(人工知能)関連子会社であるエイアイキューブは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(リアル展、東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)の安川電機ブース内に出展。AIの学習を簡略化するシミュレーション技術「Alliom」と画像認識技術を組み合わせた「Alliom Vision」により、唐揚げやポテトサラダの色味や配置などを判断し“おいしそうに見える”ように配膳するデモを披露した。
Edgecrossコンソーシアムは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、会場内の他社ブースに出展されたロボットと接続しリアルタイムで遠隔監視を行った。また、Edgecrossを活用して遠隔地でエンジニアリングを行った連携ラインのデモを披露した。
アセントロボティクスは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」において、3D CADデータのない製品の詳細な3Dモデルを生成できる独自のデジタルツイン技術を発表した。
ヌヴォトン テクノロジージャパンは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」において、単眼カメラにより距離情報、近赤外画像、白黒可視画像を視差や時差なく同時に取得できる3Dセンシングカメラ技術「Imaging LiDAR」を展示した。
川崎重工とソニーグループが設立した遠隔操作ロボットサービスのリモートロボティクスは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)の川崎重工ブース内に出展し、同社の持つ技術力や遠隔ロボットサービスの内容を紹介した。
ダイヘンは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」において、アーク溶接などに最適な協働ロボットを参考出展した。
芝浦機械は、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)において、台車をそのまま運び、扉の開け閉めやワークの積み下ろしを行える移動式ロボット2機種を参考出展し、デモンストレーションを行った。
ヤンマーは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」のNEDOブースにおいて、開発中の大玉トマト収穫ロボットの試作機を披露した。
安川電機は、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)で、「YRM-Xコントローラ」や「YASKAWA Cockpit」を活用したマスカスタマイゼーションを実現する自律型スマート工場のデモを実施。さらにこれらを構成するロボットの進化を示した新型自律ロボットの参考出品を行った。
セイコーエプソンは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、独自の分光ビジョンシステムによるインラインでの色検査ソリューションを紹介した。
オムロンは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)においてロボットを活用し「人と機械の高度協調」や「人を超える自働化」を実現する新たなオートメーションの姿を紹介した。
人機一体は、「2022国際ロボット展(iREX2022)」において、高所作業車のクレーンの先端に取り付けたロボットを遠隔操縦して高所重作業を行う「零式人機ver.2.0」を公開した。JR西日本、日本信号との共同で進めている開発プロジェクトで、2021年3月公開の試作機である「零式人機ver.1.0」から約1年で、実証機となるver.2.0の開発にこぎつけた。
ニコンは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、独自のダブルエンコーダー構造を採用したインテリジェントアクチュエーターユニットと、認識用のスマートカメラ、治具としてピンセットを用いるハンドなどを組み合わせた独自のロボットシステムを紹介した。既にニコン内の工場では実用化しており、今後システム販売およびデバイスとしての販売の両面で検討を進めていくとしている。
三菱電機は、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、同社が描くロボットによる工場の理想像を示すマスカスタマイゼーションを実現した自動化ラインのデモ展示を行った。
オカムラは、「2022国際ロボット展(iREX2022)」(東京ビッグサイト、2022年3月9〜12日)に出展し、AIを搭載したロボットと遠隔操作技術を組み合わせてピッキング作業の遠隔操作を実現する「PROGRESS ONE」を紹介した。
デンソーウェーブは2022年3月に協働ロボットの新製品「COBOTTA PRO」シリーズを発表。新製品の紹介を含めて商品説明会「DENSO Robotics Expo 2022」を東京、大阪、愛知の3会場で展開した。高速動作が可能で簡単に使えることが特徴の協働ロボットの開発のポイントについて、デンソーウェーブ ソリューション事業部 FAシステムエンジニアリング部 部長の澤田洋祐氏に話を聞いた。
デンソーウェーブは2022年3月1日、同年4月に発売予定の、高速動作と“使える”簡単さを実現した協働ロボット「COBOTTA PRO」シリーズの詳細について説明会を開催した。
日本精工は2022年2月24日、ロボット領域における新たな価値創出につながる技術として滑らかな全方向移動を実現する「アクティブキャスタ」と高精度な衝突検出を可能とする「協働ロボット用アクチュエータ」を開発したと発表した。両技術ともに、2022年3月9〜12日に東京ビッグサイトで開催される「2022 国際ロボット展(iREX2022)」での出展を皮切りにユーザーニーズを探り、製品化への検討を進める方針だ。
オムロンとキヤノンは2021年12月21日、オムロンの協働ロボットとキヤノンのネットワークカメラを組み合わせて使用しやすくするように連携を強化することを発表した。オムロンの協働ロボット向け周辺機器群「Plug & Play」にキヤノンのネットワークカメラ向け画像処理ソフトウェア「Vision Edition-T」を2022年1月上旬から加え、標準で連携できるようにする。
ソニーグループは2021年12月7日、同社が開発中の技術を紹介する「Sony Technology Day」をオンラインで開催。その中で、ロボットが未知のモノでも優しくつかむことができるようになるマニピュレーター技術を紹介した。
技術商社のリンクスは2021年11月16日、国内製造業のFA化を推進する3製品を同月25日より新たに提供開始すると発表した。本稿では、従来より小型で消費電力を抑えられる協働ロボット向け一体型モーションドライブユニット「SOMANET Circulo」を紹介する。
オムロンは2021年10月26日、ロボット事業の強化に向け台湾の協働ロボットメーカーであるTechman Robot(以下、テックマン)に出資することを発表した。出資額はテックマンの全株式の約10%で、これによりオムロンの制御機器と一元的な制御が可能な新たな協働ロボットの共同開発を進め、2023年に発売する計画だ。
スイスのABBは、自律移動型ロボット(AMR)を展開するASTI Mobile Robotics Group(以下、ASTI)を買収することを発表した。ASTI買収により、ABBの持つロボティクスや自動化関連ソリューションのポートフォリオにAMRを加え、次世代のフレキシブルオートメーション実現を目指す。
工場の自動化ニーズが高まる中、「残された人手作業の自動化」は大きなテーマとなっている。その中で、アーム型協働ロボットとAGV(無人搬送車)を組み合わせた、「モバイルマニピュレーター(MoMa)」を提案するロボットシステムインテグレーターのciRoboticsの取り組みを紹介する。
ABBは2021年2月24日、グローバルプレスイベントを開催し、協働ロボットの新製品2機種を発表した。新たな協働ロボットは5kg可搬の6軸アーム型の「GoFa」と4kg可搬の6軸アーム型の「SWIFTI」で、製造業の新たな使用領域を拡大するとともに、物流や小売りなどの新たな領域での使用を提案していく。
豆蔵は、「第5回 ロボデックス」において、三井化学、日本電産シンポと共同開発した、「軽さ」と「柔らかさ」を設計コンセプトとする協働ロボット「Beanus2」の試作機を披露した。
ヤマハ発動機は、開発中の協働ロボットの試作機を公開した。同社は早稲田大学発のロボット開発スタートアップである東京ロボティクスと協業しており、2021年内の一部ユーザーへの導入、2022年内の本格発売に向けて、両社の技術を融合した協働ロボットの開発を進めている。
オムロンは2020年11月9日、協働ロボット「TMシリーズ」用周辺機器群「Plug&Play」に新たに、空気圧制御機器大手のSMCとCKDが参加し、空気圧駆動のグリッパーをラインアップとして追加したことを発表した。
三菱電機は新たに同社初となる協働ロボット「MELFA ASSISTA(メルファアシスタ)」の発売を発表した。協働ロボットとしては後発となる三菱電機だが、その強みや勝算をどう描くのだろうか。大塚氏と三菱電機 名古屋製作所 ロボットテクニカルセンター長の荒井高志氏に話を聞いた。
OnRobotは、コンパクトなロングストローク3指グリッパー「3FG15」を発表した。最長ストローク150mm、最大可搬重量15kgの3指設計により、強力で安定したグリップができる。
OnRobotは、「Geckoグリッパー」シリーズの新製品「Gecko Single-Pad(SP)グリッパー」を発売した。コンパクトで小型対象物のピックアップに適しており、さまざまな表面素材の部品を吸着痕を残さず持ち上げる。
住友重機械は「第4回ロボデックス」で、協働ロボット「Sawyer(ソーヤー)」を展示中だ。関節部分のスプリングで柔軟性を高めることにより、作業時の安全性を向上させた。
ユニバーサルロボットは「第4回ロボデックス」で、協働ロボット「UR3e」による塗布作業や、AGVに搭載可能な協働ロボット「OEM DC Model UR5e」のデモ展示を披露する。
ヤマハ発動機は都内で記者会見を開き、東京ロボティクスへの出資および協働ロボット分野での技術供与に関する契約を締結したと発表した。
カナダのGenesis Robotics & Motion Technologiesは「2019国際ロボット展(iREX2019)」(2019年12月18〜21日、東京ビッグサイト)において、協働ロボットをターゲットとした、独自のダイレクトドライブモーター技術やプラスチックのギアボックス技術などを紹介。協働ロボットを軽量化することで、人と働く安全性を確保しながら、高速動作による生産性を確保する価値を訴えた。
ユニバーサルロボットは「2019国際ロボット展(iREX2019)」(2019年12月18〜21日、東京ビッグサイト)において、同社が展開する協働ロボットを活用した製造、物流現場でのソリューション提案を推進。新たに日本におけるパートナーとしてSMCとCKDとユニバーサルロボット向けのロボットハンドを披露した。
NEDOは、可変剛性機構付き3本指ロボットハンド「New D-hand」を開発した。さまざまな形状の物をつかむ把持多様性を備え、動作に応じてハンドの姿勢を固定できる。
東芝機械は「2019国際ロボット展(iREX2019)」(2019年12月18〜21日、東京ビッグサイト)において、独自の双腕ロボット「RIDRS」シリーズ2機種を参考出品した。発売時期は未定。
協働ロボット向けロボットハンドなどを展開するOnRobot(オンロボット)が「2019国際ロボット展(iREX2019)」の会場内で会見を開き、来日した同社 CEOのエンリコ・クログ・アイベルセン氏が事業戦略を説明した。
三菱電機は、「2019国際ロボット展(iREX2019)」において、開発中の協働ロボット「MELFA ASSISTA(メルファ・アシスタ)」を披露した。2020年前半の発売を予定している。
デンマークのUniversal Robots(ユニバーサルロボット、以下UR)は2019年12月17日、事業戦略の説明を行い、プロダクトおよびテクノロジーベースでの提案から、ソリューションおよびアプリケーションベースでの提案に大きくかじを切る方針を示した。本稿では会見の内容と、UR社長のユルゲン・フォン・ホーレン氏へのインタビューの内容を紹介する。
キヤノンとデンマークのユニバーサルロボットは2019年8月27日、生産現場の自動化支援で協業することを発表した。ユニバーサルロボットが展開する協働ロボットと組み合わせてプラグ&プレイで使用できるプログラム「Universal Robot +(以下、UR+)」にキヤノンが日本企業で初めて参加し、製品を展開する。
デンソーウェーブの人協働ロボット「COBOTTA」が、国際規格「EN ISO 10218-1:2011」「EN 60204-1:2006+A1」「ISO/TS 15066:2016」「EN ISO 13849-1:2015」の4つの安全認証を取得した。
オムロンは、「FOOMA JAPAN 2019(国際食品工業展)」において、食品製造における協働ロボットの活用をイメージしたデモンストレーションを披露した。
ユニバーサルロボット(以下、UR)は2019年6月18日、同社製協働ロボットの利用イメージをブラウザ上で確認できる無償ツール「アプリケーションビルダー」の日本語版を提供すると発表した。
東芝機械は2019年5月23〜25日、「東芝機械グループ ソリューションフェア」(同社沼津工場および御殿場工場)を開催。新たに参考出展した2種類の双腕協働ロボットが大きな注目を集めた。
安川電機は、ハノーバーメッセ2019において、産業用ロボット製品およびロボットを活用したソリューション提案を行った。また、現在展開中の協働ロボットよりも大きいサイズの協働ロボットも参考出品した。
牧野フライス製作所は「INTERMOLD 2019(第30回金型加工技術展)/金型展2019」で、自社開発のAGVにファナック製ロボットアームを搭載したモバイルロボット「iAssist」を用い、工具の搬送とワークの搬送の2系統を自動化するシステムのデモンストレーションを披露した。
デンソーウェーブは、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、軽量コンパクトで簡単に使える協働ロボット「COBOTTA(コボッタ)」のさまざまな使い方をアピールした。
ドイツのFestoは、ハノーバーメッセ2019(2019年4月1〜5日、ドイツ・ハノーバーメッセ)において、生体の動作を模倣して新たなロボットの将来像を描く教育プロジェクト「The Bionic Learning Network」の成果を披露。“人の手”や“タコの腕”、“イカの泳ぎ”を再現した技術群を紹介した。
ユニバーサルロボットが、新たに開設した日本オフィス(東京都港区)で記者会見を開催。来日したユニバーサルロボット 社長のユルゲン・フォン・ホーレン氏が同社の事業戦略について説明し、併せて報道陣向けに新オフィスのトレーニング室とアプリケーション室を公開した。
ロボット開発や活用についての展示会「ロボデックス」で「三品産業で活躍する協働ロボット」をテーマとしたセミナーが開催。その中で資生堂 生産部 生産基盤強化グループ 那須工場設立準備室 製造部準備グループ グループマネジャーの小林毅久氏が「資生堂における協働型ロボットの導入と背景」と題して講演し、ロボット導入の背景からシステム構築のポイントなどを紹介した。
「第3回ロボデックス」で、カワダロボティクス 取締役 技術統括 五十棲隆勝氏が講演。「人と共存するヒト型ロボット『NEXTAGE』の開発」と題して、同社の双腕協働ロボット「NEXTAGE」への取り組みについて語った。
NECは、玉川事業所(川崎市中原区)内にある「NEC DX Factory共創スペース」で会見を開き、次世代のモノづくりを具現化するコンセプト「NEC DX Factory」の展開を説明。併せて、生産ラインのスループット向上を支援する「ロボット導入トータルサポートパッケージ」の販売を開始すると発表した。
アズビルは、「第3回ロボデックス」において、独自開発のトルクセンサーにより柔らかいものを直接教示でつかめる次世代スマートロボットを展示した。
豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは、「第3回スマート工場EXPO」において、誘導マーカーなどが不要で自律的な搬送が可能な無人搬送車(AGV)「AiRシリーズ」を参考出品した。
住友重機械工業は、「第3回ロボデックス」に出展し、同社が取り扱うRethink Roboticsの協働ロボット「Sawyer(ソーヤー)」をアピールした。
デンソーウェーブは、「第3回ロボデックス」において、35台の協働ロボット「COBOTTA」を用いたデモンストレーションを披露。「バタフライボード」の生産ラインへの適用事例では、展示会場内で実際に製品の量産まで行った。
パナソニックは100周年を記念して行う同社初の全社ユーザーイベント「CROSS-VALUE INNOVATION FORUM 2018」(2018年10月30日〜11月3日)を開催。その技術セミナーとしてパナソニック コネクティッドソリューションズ社 プロセスオートメーション事業部 ソリューション事業開発センター ロボティクス開発部部長の松川善彦氏が「現場プロセスイノベーションを実現する自動搬送ロボットソリューションの開発」をテーマに、物流におけるロボティクスの取り組み、自動搬送ソリューションの開発状況などを紹介した
食の安全安心を実現する製品や技術、サービスの専門展「フードセーフティジャパン・フードファクトリー」(2018年9月26〜28日、東京ビッグサイト)において、川崎重工業精密機械・ロボットカンパニー ロボットビジネスセンター 営業企画部 部長の真田知典氏が講演した。
「CEATEC JAPAN 2018」(2018年10月16〜19日、千葉県・幕張メッセ)の基調講演にPreferred Networks(以下PFN)代表取締役社長兼最高経営責任者の西川徹氏が登壇。「全ての人にロボットを〜Robots for Everyone」をテーマに講演した。
オムロンは、ロボットの国際大会「World Robot Summit 2018」(2018年10月17〜19日、東京ビッグサイト)において、AGVと協働ロボットを組み合わせて円滑に部材などをピックアップする物流施設をイメージしたデモを披露した。
三菱電機は、ロボットの国際大会「World Robot Summit 2018」(2018年10月17〜19日、東京ビッグサイト)において、協働ロボットの参考出展を行った。
デンソーとデンソーウェーブは、ロボットの国際大会「World Robot Summit 2018」において、持ち運びが可能な軽量の協働ロボット「COBOTTA」の制御プログラムにAIを適用したデモを披露。愛知県ブースでは「抹茶ロボット」を展示した。
ユニバーサルロボットが同社の協働ロボットに対応するオプションのエコシステム「UR+」の国内デペロッパーを対象とするワークショップを開催。これまで欧州で2回、米国で1回開催されているが、アジアでは初となる。現時点で、国内デペロッパーが開発したUR+関連製品は販売されていないが、早ければ2019年初の市場投入が予定されている。
安川電機の人協働ロボット「MOTOMAN-HC10」は市場投入後1年を経過した。その手応えを開発担当者に聞いた。
QBIT Roboticsは、協働型ロボット「Sawyer」などを手掛けるRethink Robotics、同社の日本総代理店の住友重機械工業の2社と、サービス業界向けロボット市場開拓において連携していくことを発表した。
ユニバーサルロボットが協働ロボットの新製品「eシリーズ」について説明。10年ぶりの全面改良となるeシリーズは、同社の協働ロボットが評価されてきた「迅速なセットアップ」「柔軟な配置」「簡単なプログラミング」「安全性」の4項目をさらに強化したものとなる。
ユニバーサルロボットは、「第22回 機械要素技術展(M-Tech2018)」において、同社の協働ロボットに対応するオプションのエコシステム「UR+」に対応する製品群を披露した。
THKインテックスは「第22回 機械要素技術展」(以下、M-Tech2018、2018年6月20〜22日、東京ビッグサイト)において、カワダロボティクスの双腕ロボット「NEXTAGE」新モデルを一般展示会で初めて出展し、稼働デモを披露した。
ユニバーサルロボット(UR)は、URの協働ロボットの基礎から、少し複雑な作業フローのティーチングまでを学べる無料オンライントレーニング「Eラーニング」の一般ユーザー向け提供を始めると発表した。併せて、協働ロボットのインテグレーターを育成するための「UR SIer育成プログラム」を同年6月に開始することも発表した。
日立製作所は2018年5月28日、複数のAI(人工知能)技術を協調させることで、自律的に走行する無人搬送車(AGV)が運ぶ部品を、AGVを止めることなくピックアップする技術を発表した。
オムロンは2018年5月14日、台湾のロボットメーカーTechman Robot(以下テックマン)と提携し、人と共に働く協働ロボット市場に本格参入することを発表した。
ドイツのFestoは、ハノーバーメッセ2018において、人の動態情報を伝えることでロボットと円滑に協調できるコンセプト展示「BionicWorkplace」を披露した。
ファナックは、“肘のない”協働ロボットを展開するライフロボティクスの発行済み株式を全て取得し、完全子会社化した。協働ロボットの多様化などでライフロボティクスの技術などを活用する方針。
協働ロボットを現場で活用するのにどのような工夫が必要か――。ロボット技術の総合展示会「2017国際ロボット展」では、ロボットメーカーおよびユーザー企業によるパネルディスカッション「ロボットフォーラム2017」が実施され、協働ロボットの意義について語った。
デンマークのユニバーサルロボットは、東京都内で会見を開き、同社の事業戦略に付いて説明。協働ロボットの金額シェアで58%と圧倒的トップの地位を築く同社だが、中小企業への提案活動を強化していく方針を示した。
ドイツ SCHUNKのスマート把持システム「JL1 co-act gripper」が、ハノーバーメッセ2017の「HERMES AWARD 2017」を受賞した。
ライフロボティクスは、牛丼を主力とする外食チェーンの吉野家に同社が展開する“肘”のない協働ロボット「CORO」を導入。店舗における食器洗浄工程で約78%の工数削減に成功したことを明らかにした。
規制緩和により人と共に働く協働ロボット(協調ロボット)が注目度を増している。生産ラインの柔軟性を大きく高められる可能性があるからだ。人間協調型の産業用ロボットベンチャーである、ユニバーサルロボットは日本向けの技術発表会を開催。普及を後押しする3つのポイントについて紹介した。
ライフロボティクスが協調ロボット「CORO」の導入先を公開した。導入先はトヨタ自動車、オムロン、吉野家、ロイヤルなどで、自動車から電子機器、外食・食品と多岐にわたっている。
人間協調型の産業用ロボットベンチャーであるデンマークのユニバーサルロボットは日本市場への取り組みを強化する。新たに代理店の拡大を図る他、日本支社を設立。協調型ロボットの市場開拓を進めていく。
川崎重工は、ハノーバーメッセ2016において、2015年6月に発売した人間協調型の双腕スカラロボ「duaro(デュアロ)」をアピール。競合他社が6軸双腕を中心とする中、4軸である高コストパフォーマンスとプログラム負荷の低減を強みとする。
オリックス・レンテックが法人を対象としたロボットレンタルを開始する。第1弾としてスイスABB製の産業用双腕ロボット「YuMi」を周辺機器とセットで貸し出す。
ファナックは「2015 国際ロボット展」で、人と協調作業が行える協調ロボットの新製品を展示した。可搬重量が4kg、7kgと小型なのが特徴だ。
KUKAロボティクスジャパンは、「2015 国際ロボット展」(2015年12月2〜5日、東京ビッグサイト)に出展し、人との協調作業が行えるロボット「LBR iiwa」をユニークなデモンストレーションでアピールした。
インダストリー4.0など製造革新の動きが進む中、製造現場で人の存在は必要なくなるのか――。こうした動きの一方で今、注目を集めているのが「人と協調して働けるロボット」である。KUKAロボティクスジャパンでは、人との協調ロボットを基軸に日本市場での産業用ロボットの新たな活用を訴えている。
人間協調型の産業用ロボットベンチャーであるデンマークのユニバーサルロボット(UNIVERSAL ROBOTS)が日本向けの事業説明会を開催。新たに注目を集める人間協調型ロボットだが、同社は安全性とともに簡易設定が重要であることなどを強調した。
スイスのABBは、ハノーバーメッセ2015において、人間と協力して働く双腕ロボット「YuMi」を出展した。人によるセル生産の効率化を目指しているという。
ファナックは、ハノーバーメッセ2015の中心製品として安全機能を組み込み人間と協調して作業を行える人間協調ロボット「CR-35iA」を出展した。
ファナックは「第27回日本国際工作機械見本市(JIMTOF 2014)」において、最新のCNCシステム(CNCシリーズ、サーボモータ)、ロボット、ロボットマシン(小型マシニングセンター、超精密ナノ加工機)などを披露した。
日本は「ロボット大国」とも呼ばれていますが、その根幹を支えているのが「産業用ロボット」です。それは世界の産業用ロボット市場で圧倒的に日本企業がシェアを握っているからです。では、この産業用ロボットについてあなたはどれくらい知っていますか? 今やあらゆるモノの製造に欠かせない産業用ロボットの本質と基礎を解説します。
日本が「ロボット大国」とも呼ばれる中、中心を担う産業用ロボットの概要と将来像について紹介する本企画。〔後編〕では、産業用ロボットと最新技術と将来像について、紹介したいと思います。
製造現場のプロセス自動化や品質向上に役立つマシンビジョンの基礎知識をお伝えする本連載。第3回はマシンビジョンシステムの種類やプラットフォームの違いについて紹介する。
製造現場のプロセス自動化や品質向上に役立つマシンビジョンの基礎知識をお伝えする本連載。第2回はマシンビジョンのアプリとコンポーネントについて紹介する。
製造現場のプロセス自動化や品質向上に役立つマシンビジョンの基礎知識をお伝えする本連載。第1回は、マシンビジョンとは何かを解説するとともに利点について紹介する。
ステーキレストランチェーンのブロンコビリーは、店舗内でのバッシング(食器の片付け)やサラダバーの補充といった業務の支援を目的にロボットを導入した。同社はなぜロボットを導入したのか、担当者に聞いた。
ベンチャー企業のPreferred Networks(PFN)は、「CEATEC JAPAN 2018」において、散らかった部屋の中のさまざまなモノを片付ける「全自動お片付けロボットシステム」を披露した。現在同社で開発を進めているパーソナルロボットシステムの技術デモとなる。
産業用ロボットでトップレベルのシェアを握る安川電機。労働人口減少による人手不足や政府の掲げる「ロボット新戦略」などロボットの活躍の場がさらに増えると見られている中、何を考え、どのような技術開発を進めているのだろうか。ロボット事業部 事業企画部 部長の富田也寸史氏に話を聞いた。
MUJINは「第29回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2018、2018年6月20〜22日、東京ビッグサイト)に出展し、「MUJINコントローラー」により産業用ロボットの知能自動化を実現するソリューションを紹介した。
ヤマハ発動機はハノーバーメッセ2018に初めて出展し、統合制御型ロボットシステム「Advanced Robotics Automation Platform」によるフルデジタル生産ラインの価値を訴えた。
NEDOとダブル技研、都立産業技術高専は人間の手の構造を模倣することで、簡単な制御でさまざまなモノを安定的につかめるロボットハンド機構を開発した。
セイコーエプソンは「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、生産現場の自動化を促進する自律型双腕ロボット「WorkSense W-01」を披露した。
安川電機は、「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、開発中のAIピッキング機能のデモンストレーションを行った。
シャープは、「2017 国際ロボット展(iREX2017)」において、人と産業用ロボットが協調して働く協働ロボット向けに「ロボホン」や「ヘルシオ」などに展開している音声対話技術の可能性を提案した。
三菱電機は、同社のAI技術「Maisart(マイサート)」を産業用ロボットのアーム力覚制御に適用し、動作時間の大幅短縮を実現する「AIを活用したロボットの力覚制御の高速化技術」を開発した。
人工知能やロボット技術の進化で、「人間 対 機械」のさまざまな対決に関心が集まっているが、2011年からプロ棋士とコンピュータが将棋の対局を行ってきたのが「電王戦」である。「電王戦」では2014年から指し手としてデンソーウェーブの産業用ロボットを採用している。この「人間 対 機械」の最前線に立つ「指し手ロボ」の開発担当者は、産業用ロボットの未来に何を見たのか。
ドイツのFestoは、ハノーバーメッセ2016において、空飛ぶ球体にカメレオンの舌を持たせた不思議な「空中ハンド」を紹介した。
オムロンは、オートメーション技術の展示会「システムコントロールフェア(SCF)2015」(2015年12月2〜4日、東京ビッグサイト)において、買収を発表したデルタ タウ データ システムズやアデプト テクノロジーの製品群を披露。オムロン製品との複合提案を進めていく方針を明らかにした。また産業用PCなども新たに投入する方針を示した。
ファナックは「2015 国際ロボット展」で、Preferred Networks(PFN)と提携して開発している産業用ロボットへの機械学習の適用事例を披露した。機械学習により熟練技術者が数日間かかるティーチングの精度を、8時間で実現したという。
安川電機は「2015 国際ロボット展」(2015年12月2〜5日、東京ビッグサイト)で、人との協調作業が行える産業用ロボット「MOTOMAN-HC10」や、ドイツのインダストリー4.0を見据えて開発した「MOTOMAN Cockpit」などの新製品を展示した。
KUKAロボティクスジャパンは、「2015 国際ロボット展」(2015年12月2〜5日、東京ビッグサイト)に出展し、人との協調作業が行えるロボット「LBR iiwa」をユニークなデモンストレーションでアピールした。
ファナックは「2015 国際ロボット展」で、人と協調作業が行える協調ロボットの新製品を展示した。可搬重量が4kg、7kgと小型なのが特徴だ。
インダストリー4.0など製造革新の動きが進む中、製造現場で人の存在は必要なくなるのか――。こうした動きの一方で今、注目を集めているのが「人と協調して働けるロボット」である。KUKAロボティクスジャパンでは、人との協調ロボットを基軸に日本市場での産業用ロボットの新たな活用を訴えている。
NEDOは、ロボットの活用・普及の促進に向けて、ユーザーニーズと市場化出口を明確にしたロボット活用技術の開発を行う。ロボット新戦略で掲げた「製造現場での産業用ロボットの導入2倍」とした目標に向け用途を明確化した支援を進めていく。
ドイツの自動車メーカー フォルクスワーゲンの工場で、産業用ロボットによる事故が発生した。インダストリー4.0などで、工場やロボットの自律化への動きが注目されているが、製造現場ではこの事故をどう受け止めるべきだろうか。
ハノーバーメッセ2015のメインテーマとなった「インダストリー4.0」。本連載では、現地での取材を通じて、インダストリー4.0に関する各社の動きを3回にわたってお伝えしている。中編の今回は「ロボットと人間との協調」への取り組みの紹介と、人間の果たすべき役割の変化について考察する。
ロボットが多能熟練工になる!? ――。装置型産業における生産の自動化が進む一方、人手による作業が多かった組み立て生産領域の自動化が急速に進もうとしている。そのキーワードとなっているのが「ロボットセル」だ。ロボットがセル生産を行う「ロボットセル」はどのような価値をもたらし、どのような課題を残しているのか。日本ロボット学会会長の小平紀生氏が解説する。
SCF2013で開催されたラウンドテーブルセッションでは「日本のものづくりの未来が見える」をテーマに各界の識者が登壇し、日本のモノづくりの現状の課題と将来像を語った。
コグネックスは2022年4月4日、AI(人工知能)機能搭載の画像センサー「In-Sight 2800」の販売を開始したと発表した。コンパクトボディーでディープラーニングに対応し、簡単な外観検査を画像センサーのみで行うことができる。
豊田ハイシステムは、「第30回 設計・製造ソリューション展(DMS2019)」において、2018年春から事業化している「AI画像認識サービス」を展示した。
富士通は、「第3回スマート工場EXPO」において、独自の画像AIソフトウェアを活用した外観検査装置を参考出品した。
平成最後となる2018年のETロボコンでは、デベロッパー部門のアドバンストクラスに、コースに描かれた数字を読み取る「AIアンサー」が新たに導入された。「ブロック並べ」にも変更が加えられさらに難易度が上がったが、今回のレース結果はいかに。2回目となるガレッジニア部門と併せて、各チームの奮戦を動画とともに紹介する。
エクスビジョンは、高速画像処理プラットフォームのソフトウェア開発キット「HSV SDK」に、イーソルのマルチコアプロセッサ対応リアルタイムOS「eT-Kernel Multi-Core Edition」を採用。「第20回 組込みシステム開発技術展(ESEC2017)」でデモも披露した。
ヤマハ発動機は画像処理機能一体型の産業用カメラを発売する。従来ヤマハ発動機は自社のロボット用の画像処理製品を提供してきたが、新製品は自社製品以外にも対応し、カメラ単体でのビジネス拡大にも取り組む方針である。
富士通は、「富士通フォーラム2016 東京」において、産業用ロボットなどの画像認識アルゴリズムを自動生成する技術を製品化し販売を開始したことを明らかにした。
キヤノンは「Canon EXPO 2015 Tokyo」において、2014年に新規参入したマシンビジョンの新たな技術展示などを行った。
新エネルギー・産業技術総合開発機構は、3次元メディアが産業ロボット用3次元ビジョンセンサーを開発し、これまでロボットで自動化できなかったばら積み部品のピッキング作業の自動化を可能にしたと発表した。
キヤノンは、3Dマシンビジョンシステムの新製品として、小型部品の3次元認識が可能な2機種を発売した。
コグネックスは好調を続けるバーコードリーダ製品に加え、産業用ロボットの導入拡大に合わせマシンビジョンの成長に取り組む方針だ。画像処理技術の導入を加速させることでFA市場における自動化領域の拡大を促進する。
リコーは、新たにマシンビジョン市場に参入する。以前からマシンビジョン用のレンズは提供していたが、マシンビジョンそのものの投入は初めて。年間300台の販売を目指すという。
キヤノンは2014年4月に参入した3Dマシンビジョンシステムの動向について記者説明会を開催した。2017年までに年間300台の販売台数を目指す。
超高性能FA/マシンビジョン用単焦点レンズシリーズに、焦点距離6mmの「Model M118FM06」と12mmの「Model M118FM12」を追加。至近距離撮影での画質性能を改善したほか、操作性・耐振動性も向上した。
測定範囲と解像度が異なる「DS1050」「DS1101」「DS1300」の3モデルを新たに追加。多種多様な3次元アプリケーションに対応し、ソフトウェア開発環境としてCognex designerをプリインストールする。
キヤノンは、高速・高精度な3次元認識を実現する3Dマシンビジョンシステムを発売し、マシンビジョン市場へ新規参入することを発表した。同社は産業用カメラ市場への参入も発表したばかりで、デジタルイメージング分野の技術応用を加速させている。
傷検査ツールとシーン補正フィルタを追加。表面欠陥検出アプリケーションが容易に構築可能に。
3Dロボットビジョン市場は、2017年には2012年比7.0倍の80億円規模に。FAカメラ市場は同34.0%増の355億円になると予測されている。
コグネックスは、三菱電機製シーケンサに対応した工業用カメラおよび画像認識ソフトウェアの新製品を発表した。海外も視野に、三菱電機と共同でFAソリューション販売を展開する。
ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)は2018年6月14日、都内で3つのワーキンググループ(WG)の活動報告会を開催。「全体最適」を実現するシステム思考の重要性や、海外との連携、工場外の最適化への取り組みなどを重点領域に挙げた。
ロボデックス開催に合わせて実施されたロボデックスカンファレンス「世界に革命を起こす!日本のロボット新戦略とは」では、開催記念講演としてロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)事務局長の久保智彰氏が登壇。「ロボット革命とIoTによる製造ビジネス変革に向けて」をテーマに同協議会のIoTおよびロボット利活用推進を目指した取り組みを紹介した。
ロボデックス開催に合わせて実施されたロボデックスカンファレンス「世界に革命を起こす!日本のロボット新戦略とは」では、開催記念講演として経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室室長の安田篤氏が登壇。「ロボット革命の実現に向けて」をテーマにロボット市場の現状と、さらなる普及拡大に向けて政府の取り組みを紹介した。
第4次産業革命とした大きな変革の波が訪れる中、日本企業にはどういう取り組みが求められるだろうか。ロボット革命イニシアティブ協議会では国際シンポジウムを開催。その中で「第4次産業革命」をテーマとした、日本の経済産業省 製造産業局長の糟谷敏秀氏と、ドイツの経済エネルギー省の総合産業政策部門のディレクターであるヴォルフガング・シェレメ氏の講演の内容をお伝えする。
第4次産業革命にどう立ち向かうべきか。安倍政権における「ロボット新戦略」の核として取り組みを進める「ロボット革命イニシアティブ協議会」で、製造業のビジネス革新をテーマに取り組む「IoTによる製造ビジネス変革WG」が中間とりまとめを公表。日本の製造業の強みである「人」や「現場力」を生かしつつIoTなどを取り込む上での論点をまとめた。
NEDOは、ロボットの活用・普及の促進に向けて、ユーザーニーズと市場化出口を明確にしたロボット活用技術の開発を行う。ロボット新戦略で掲げた「製造現場での産業用ロボットの導入2倍」とした目標に向け用途を明確化した支援を進めていく。
ドイツの「インダストリー4.0」や米国の「インダストリアルインターネットコンソーシアム」など、製造業のデジタル化が加速している。製造業の新たな取り組みに対し、政府が積極的に関与する動きが広がる中、日本政府はこれらの動きをどのように考えているのだろうか。経済産業省 ものづくり政策審議室長の西垣淳子氏に聞いた。
政府主導で2015年5月に始動した「ロボット革命イニシアティブ協議会」において、IoTによる製造業革新の動きについて、企業間連携や国家間連携の基盤となる「IoTによる製造ビジネス変革WG」が始動した。事実上、ドイツ政府が進める「インダストリー4.0」などに対する日本側の受け皿となる。
日本再興戦略の一環として策定された「ロボット新戦略」は、2015年5月15日に新設される「ロボット革命イニシアティブ協議会」により、実現に向けた活動に入ることになる。本稿ではロボット新戦略が生産現場に何をもたらし、どういう方向性になるのかを解説する。
日本政府が主催する「ロボット革命実現会議」は、ロボット活用の技術的および規制面でのロードマップを示した「ロボット新戦略」を発表した。本稿では、この新戦略の中で示されている「モノづくり」分野への取り組みにフォーカスし、その内容を紹介する。
「日本のロボット技術は世界一」……。しかし東日本大震災による原発事故で最初に投入されたのは米国製ロボットだった。日本は本当に「ロボット大国」なのだろうか?
ロボット社会はすぐそこまで来ている――あらゆる技術の集大成といわれるロボットだが、実はその定義はいまだ錯綜している。
ロボット業界の現状と課題を説明するとともに、「Robotics Studio 1.0」の概念と各種ツールについて紹介する。
Robotics Studio企画第2弾。今回は、ロボットを動かすための「サービス」開発に必要な環境構築と開発の流れを紹介。