コグネックス、3次元センサー「DS1000」シリーズのラインアップを拡充FAニュース

測定範囲と解像度が異なる「DS1050」「DS1101」「DS1300」の3モデルを新たに追加。多種多様な3次元アプリケーションに対応し、ソフトウェア開発環境としてCognex designerをプリインストールする。

» 2014年09月16日 10時00分 公開
[MONOist]

 コグネックスは2014年9月2日、3次元レーザー変位センサー「DS1000」のラインアップを拡充し、新たに工業用ビジョンコントローラと3次元画像処理ツールを追加したと発表した。

 DS1000シリーズは、レーザー三角測量でスキャンした部品から3次元情報を抽出し、3次元での検査・測定ができる3Dレーザープロファイラ。変位センサーを利用することで、コントラストや照明の状態に影響されない精密な部品検査ができる。

 さらに、コグネックスの2次元画像処理ツールに加え、3次元高さ・平面計測・平面間角度・体積・断面などの3次元ツールも搭載。これらの高性能画像処理ツールと組み合わせて使うことで、さまざまな3次元検査に対応できる。また、サブミクロン測定・エンボス文字のOCR・有無検査にも利用できる。

 今回、新たに追加されたのは、測定範囲と解像度が異なる「DS1050」「DS1101」「DS1300」の3モデル。いずれも多種多様な3次元アプリケーションに対応し、VC5ビジョンコントローラとセットで使用する。また、ソフトウェア開発環境としてCognex designerがプリインストールされ、3次元アプリケーションの開発と操作しやすいGUI作成ができる。

 同シリーズは校正済のため、現場での校正作業や単位変換処理は必要ない。

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