TDKは「メンテナンス・レジリエンス2026」において、産業用予知保全ソリューション「edgeRX」を紹介した。
TDKは「メンテナンス・レジリエンス2026」(2026年7月15〜17日、東京ビッグサイト)の構成展の1つである「第52回プラントメンテナンスショー」において、産業用予知保全ソリューション「edgeRX」を紹介した。
edgeRXは、エッジAI(人工知能)が搭載された無線式の「LYNQセンサー」を設備に取り付け、微小な振動の変化を検知するソリューションとなっている。LYNQセンサーは、振動、温度、その他の性能指標などを収集可能だ。
まず取得した正常なデータをクラウドに送り、機械学習で学習モデルを作成する。作成した学習モデルは、専用のゲートウェイを介してセンサーに書き込まれる。正常動作の振動が複数ある場合も、AIが分類して解析する。
「実際の判定はエッジAI側で行うため、リアルタイム性に優れている。クラウドにデータを上げ続けることを、セキュリティ面で懸念されるユーザーも安心して利用できる」(TDKの説明員)
データはクラウド上のダッシュボードで確認できる。オンプレミスでの利用も可能だ。対象設備は産業用ファン/ブロワ、モーター、ポンプ/バルブ、圧縮機、ギアボックス/減速機などを想定している。
センサーは3つの取り付け方法がある。キャップの中がねじになっており、ねじ穴があればセンサーを直接固定することが可能だ。また、キャップの中の部品を市販のねじ穴付き磁石に付け替えることで、磁石によって装置に装着できる。磁石で装着できない装置には、接着剤も利用できる。
手軽に始められるスターターキットも用意されている。スターターキットには、センサーが10個、ゲートウェイが1台、edgeRXプラットフォームのユーザーライセンスキー(6カ月分)が含まれている。
会場では、高速欠陥検出システム「edgeRX Vision」も紹介した。edgeRX Visionは、外観検査に特化したソフトウェアとなっており、既存のIPカメラなどに導入することで、AIカメラとして機能させ、撮影した画像から傷などをチェックできる。
「ソフトウェアのみの提供であるため、検査のメインシステムとしてだけでなく、補助システムとしても活用できる。例えば、メインシステムは他社製でも、そこで不良品として弾かれてしまった際の再チェックなどとしてedgeRX Visionをお使いいただける」(TDKの説明員)
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