フエニックス・コンタクトは、産業設備の無線通信を高速化する「FL WLAN」シリーズにおいて、Wi-Fi 6に対応したアクセスポイント専用機2製品を発売した。Wi-Fi 6E対応無線LANアダプターの発売も予定している。
フエニックス・コンタクトは2026年7月1日、産業設備の無線通信を高速化する「FL WLAN」シリーズにおいて、Wi-Fi 6に対応したアクセスポイント専用機2製品を同月6日に発売すると発表した。さらに同年8月中旬には、Wi-Fi 6Eに対応した無線LANアダプター1製品を発売する。
アクセスポイント専用機2製品は、アンテナ内蔵型の「FL WLAN 2330」と外部アンテナ接続型の「FL WLAN 2340」で、最大100台のクライアント端末を接続できる。一方、8月に発売予定の無線LANアダプター「FL WLAN 1122」は、6GHz帯での通信が可能なクライアントおよびアクセスポイント共用のアンテナ内蔵型アダプターだ。
(左から)Wi-Fi 6対応アクセスポイント専用機「FL WLAN 2340」「FL WLAN 2330」、Wi-Fi 6E対応無線LANアダプター「FL WLAN 1122」[クリックで拡大] 出所:フエニックス・コンタクト新製品はMIMOアンテナを採用し、無線区間を含む有線機器間で600Mbit/秒に及ぶデータスループットを達成した。セキュリティ面では最新のWPA3を搭載し、ユーザー認証やポートベースセキュリティに対応する。その他、欧州RED(無線機器指令)の要件を満たし、今後IEC 62443-4-2や欧州CRAにも適合予定だ。
また、拡張性に優れたシステムを構築できるREST APIに対応し、VXLANによるネットワーク構築機能も備える。クライアント、NATクライアント、ソフトアクセスポイントとそれらを組み合わせた接続が可能なほか、日本、欧州、北米(北米専用機種)など33カ国以上で利用できる。FL WLAN 2330および2340はPoE給電に対応する。
さらに、耐環境性能の高い筐体を採用しており、FL WLAN 2330および2340はIP65の防塵(じん)防水性能と−20〜+60℃の動作温度範囲に対応する。FL WLAN 1122はIP65からIP68までの防塵防水性能に加え、耐衝撃等級IK08の頑強なハウジングを採用し、−30〜+60℃の広い温度範囲で動作する。
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