ケイズデザインラボは「第29回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2018、2018年6月20〜22日、東京ビッグサイト)に出展。同社が販売する3Dスキャナーを中心としたリバースエンジニアリング製品を披露した。
愛知産業の技術セミナーでSLM方式積層造形装置の第一人者が登壇した。金属積層造形の動向やSLM技術の歴史などを語るとともに、同社が開発するSLM装置向け統合ソフトウェアについても紹介した。
AppleTreeは2018年6月4日、FLASHFORGEの家庭用3Dプリンタ「Adventurer3」を販売開始すると発表した。
サイバネットシステムは、金属3Dプリンタ用シミュレーションツール「ANSYS Additive Print」「ANSYS Additive Suite」の販売と技術サポートを開始した。金属3Dプリンタの造形時に発生する、熱処理によるパーツのゆがみなどを予測する。
Appleは、アルミニウムの製錬工程から温室効果ガスの直接排出をなくす特許技術を商業化するジョイントベンチャーに投資すると発表した。将来的に、この技術で製造したアルミニウムを自社製品に採用する。
PTCジャパンは2018年5月17日、3D CADシステムの最新版「Creo 5.0」に関する記者説明会を開催。今回はトポロジー最適化や熱流体解析、金属3Dプリンタ出力などに対応している。
シーメットは、従来比10倍の速度で造形する大型鋳造用砂型3Dプリンタ「SCM-1800」を発売した。造形後の後工程にかかる作業時間を2分の1に短縮し、従来製品と比較して約10倍の造形サイズに対応している。
日立金属は、自動車関連部材の軽量化ニーズに対応するため、異素材同士を接合させる「マルチマテリアル化」の研究を開始した。
かつて2次元信者だったママさん設計者は、一体何がきっかけで3Dに覚醒したのか? 3D CAD導入による環境の変化と得られたメリットを交えてお話しながら、「3D化推進」の在り方について一緒に考えてみましょう。今回は、後編です。
理化学研究所とリコーは、3Dプリンタを用いて、患者の骨の内部を含む欠損部位の形状を再現する手法を開発した。作製した3次元造形人工骨は、数分間水洗いすれば細胞が増殖できる状態になり、強度や骨置換性に優れていることが分かった。
電装部品大手のデンソーがカシオの2.5Dプリントシステム「Mofrel(モフレル) DA-1000TD」を導入。デンソーの要素技術開発および製品試作で活用していく。
DMM.comと日本HPは、3Dプリント出力代行サービスに「HP Jet Fusion 3D 4200」を導入した。販売店であるリコージャパンも協力の上、1件あたり1000〜5000個の出力に対応した「マスプロダクションサポート」で同プリンタを活用し、試作だけでなく最終製品の生産もサポートする。
企業の製品づくりに金属3Dプリンタを活用しようというプロジェクトが進められている。プロジェクトの期間は3年間で、製造するのは金型だ。プロジェクトでは3Dプリンタと造形粉末の特性を追求し、金属ガラスや超鋼合金など新規材料の造形にも成功している。
プロトラブズの日本法人が新たにCNC切削加工サービスで無酸素銅「C1020」に対応。CNCマシニング加工で標準納期は3営業日。
日立金属は、新たに開発した金属粉末を使い、ハイエントロピー合金「HiPEACE」の造形に成功した。今後も、金属3Dプリンティングに適した金属粉末を使った実証実験を進め、実用化を目指す。
ストラタシス・ジャパンは、PolyJet式3Dプリンタ「Stratasys J750」の機能を拡充する新素材「Vivid Color」シリーズを発売する。PolyJet 3Dプリンティング技術の再現性と質を高める。
かつて2次元信者だったママさん設計者は、一体何がきっかけで3Dに覚醒したのか? 3D CAD導入による環境の変化と得られたメリットを交えてお話しながら、「3D化推進」の在り方について一緒に考えてみましょう。今回は、前編です。
オートデスクは3D CAD「Autodesk Inventor」を核とする製造業向け総合パッケージの「Autodesk Product Design & Manufacturing Collection」を提供開始する。パッケージ契約することでCADやCAE、CAM、3D CGなどさまざまなソフトウェアが利用できる。「Autodesk Inventor 2019」は多数の機能追加や改善をすると共に、データ共有・連携機能を強化した。
XYZプリンティングジャパンは、オープンフィラメント式のプロ向け小型3Dプリンタ「ダヴィンチJr. 1.0 Pro」と、シリーズ最小軽量の3Dプリンタ「ダヴィンチnano ホワイト」を販売する。
ローランド ディー.ジー.の3D事業を担う子会社・DGSHAPEが半導体レーザー式箔転写機「LD-80」を発表。半導体レーザーの技術を利用することで、プラスチック製品でも箔押しを可能とした。
三菱ケミカルは、オランダの3Dプリンタ用フィラメントメーカーDutch Filamentsを買収した。成長が期待される3Dプリンタ用の素材を含め、機能性樹脂事業の強化を図る。
シーメンスPLMソフトウェアは3Dデータクラウドサービス「Solid Edge Portal」のβ版を無償提供する。さまざまな形式のCADファイルのアップロードや表示、共有、マークアップなどに対応する。
ストラタシス・ジャパンのPolyJet方式3Dプリンタ「Objet Eden 260VS」を、サントリーMONOZUKURIエキスパートが清涼飲料用のペットボトル容器開発に採用した。同プリンタにより、サントリーは試作期間を1カ月半から最短3日と大幅に短縮している。
米国の3DプリンタベンチャーのCarbonは「3D Printing 2018」に出展。引き上げ式の光硬化樹脂型の新方式3Dプリンティング技術「CLIP」を採用した「M2 Printer」の実機を披露し、日本で本格展開する姿勢を示した。【訂正あり】
IDC Japanは、世界3Dプリンティング関連市場の予測を発表した。2018年、全世界の3Dプリンティング関連の支出額は2017年と比べて19.9%増加し、約120億ドルになると予測。2021年には全世界の支出額が約200億ドルに達するとしている。
カシオ計算機は「CEATEC JAPAN 2017」で、紙上に微妙な凹凸を施した印刷ができる2.5Dプリントシステム「Mofrel(モフレル)」を展示する。現在はユーザー企業に機器を貸し出ししながら評価と改善を実施しており、2018年2月発売を目標に開発を進めている。
カシオ計算機は、「第28回 設計・製造ソリューション展(DMS2017)」において、独自の印刷技術によって凹凸を持ったシートを出力できる「デジタルシート」を展示した。前回のDMS2016で発表した「2.5Dプリントテクノロジー」と技術的には同じだが、出力物である凹凸を持ったシートを主役にした点が異なる。
プロトラブズは「第28回 設計・製造ソリューション展(DMS2017)」(2017年6月21〜23日、東京ビッグサイト)において、日本電色工業やシヤチハタ、セイコーエプソンなど国内の顧客事例を披露した。
試作・小ロット部品製作を専門とするプロトラブズの日本法人は鋼鉄材 SS400の切削加工の対応を開始した。標準納期は3営業日。
プロトラブズが新社屋を報道関係者向けに公開。試作・小ロット部品の射出成形/切削加工オンデマンド受託製造を行う同社の新拠点では、新たに2色成形やステンレス加工を開始、2017年末からは3Dプリンティングも計画している。
試作・小ロット部品製作を専門とするプロトラブズの日本法人は2016年8月に拡張移転を実施。今後は幾つかの新サービスを開始する。同社は経済不況の中にもかかわらず着々とビジネスを伸ばしてきた。
アイジェットは、従来のフルカラー石膏(せっこう)素材に比べ、色にじみが少なく、鮮やかな発色と微細な形状を再現できるフルカラー樹脂素材の3Dプリントサービスを開始した。試作品だけでなく、最終製品の小ロット生産手法としての利用も見込まれる。
ミマキエンジニアリングは、3Dプリンタ事業への参入を発表。事業第1弾として、子会社のグラフィッククリエーションが、ミマキエンジニアリング製のフルカラーUVインクジェットタイプ3Dプリンタを使用した、造形出力サービスを開始する。
リコーは製造現場向け3Dプリント関連の新サービス「RICOH Advanced Direct Manufacturing Services」を発表した。リコーの工場で培った積層造形のノウハウを生かし、コンサルティングや3Dデータの設計、3D造形までを一貫して提供する。
3D-GANは「3Dプリンタ用データのチェック・自動修正+暗号化システム」を発表した。データ不具合による手戻りの削減や、機密性が高い設計データを扱う際のセキュリティ確保などを利点として挙げる。
兼松エレクトロニクスは、DMM.comとの協業により3Dプリンティングサービスを開始。データは24時間受け付ける。樹脂や金属などさまざまな材料で造形可能だ。
メイカーズファクトリーは、手書きのイラストや図面などを基に、3D CADデータ化や3Dプリンタを利用した試作・量産を支援するサービス「トータル・3Dプロトタイピング」の提供開始を発表した。
Vero Softwareジャパングループは東京都内で「Veroグループフォーラムジャパン2014」を開催。その基調講演で、京都に本拠を置く試作メーカーであるクロスエフェクト社長の竹田正俊氏が登壇した。クロスエフェクトは、同社が開発した「心臓シミュレーター」が「第5回 ものづくり日本大賞」において内閣総理大臣賞を受賞するなど、近年注目を集めている。
富士通とNECが、それぞれ製造業支援サービスの幅を広げている。ICTだけでなく製造ノウハウ提供まで含めた総合サポートの体系化を進める一方、EMS(電子機器受託製造サービス)や部品提供などにも取り組む。
NECが開催する「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2013」の記者向け内覧会が開催。同展示会では、「ものづくり共創プログラム」をはじめとする、数々の製造業向けソリューションが披露される。
富士通は、同社が展開する製造業向けの支援サービス「もノづくりソリューション」を体系化。ビッグデータ分析や製造受託などの新サービスを加え、事業として強化していく方針を示した。
最近、新たな3Dプリンタの出力サービスが続々と登場している。3Dプリンタブームである今日のユーザーは一体、個人と法人、どちらが多いのか。また、これからはどうなるのか。
一般・個人向けの3次元出力サービス「3D print lab」は、金属の造形物も作れる。ほかにも楽しいモノづくり事例が。
ママさん設計者と一緒に、設計実務でよく用いられる機械材料の基本と、試作の際に押さえておきたい選定ポイントと注意点を学んでいきましょう。今回は「試作とは何か」から話を始めつつ、いろいろな機械材料があることを紹介していきます。
ママさん設計者と一緒に、設計実務でよく用いられる機械材料の基本と、試作の際に押さえておきたい選定ポイントと注意点を学んでいきましょう。今回は、鉄と炭素の量との関係や、材料記号でよくある「SUS」「SS」「S-C」の意味など、「鉄」に関するいろいろについて解説します。号泣必至の感動作(?)『MONOist 愛の劇場「鉄子の旅」』も、併せてお届けいたします。
ママさん設計者と一緒に、設計実務でよく用いられる機械材料の基本と、試作の際に押さえておきたい選定ポイントと注意点を学んでいきましょう。今回は、“鉄に非(あら)ざる”、「非鉄金属」の中から、アルミニウムと銅のいろいろについてです。アルマイトとめっきの違いについても説明します。
ママさん設計者と一緒に、設計実務でよく用いられる機械材料の基本と、試作の際に押さえておきたい選定ポイントと注意点を学んでいきましょう。今回は、非金属を語るにあたって外せない、機械材料の「強さの度合い」を表す指標について説明した後、プラスチックのあれこれについて紹介します。
ママさん設計者と一緒に、設計実務でよく用いられる機械材料の基本と、試作の際に押さえておきたい選定ポイントと注意点を学んでいきましょう。今回は、3Dプリンタの材料をいろいろ紹介します。
ママさん設計者と一緒に、設計実務でよく用いられる機械材料の基本と、試作の際に押さえておきたい選定ポイントと注意点を学んでいきましょう。最終回は、試作における材料選びの標準化について考えていきます。
APPLE TREEは、業務用大型3Dプリンタ「Jupiter(ジュピター)」を発表した。最大造形サイズが幅800×奥行き600×高さ1200mmと大きく、FFF(熱溶融積層)方式により、最小積層ピッチ100μmの高精細な造形ができる。
白銅、東京理科大学、キヤノンマーケティングジャパンは、共同で金属3Dプリンタの造形材料を研究し、JIS規格に準じたアルミダイキャスト材料「ADC12」の造形レシピ開発に成功した。
富士経済は金属3Dプリンタの市場動向の概要について発表。金属3Dプリンタの世界市場について、2017年は622億円で2016年比の124.9%の成長率となる。さらに、2022年には1595億円で、2016年比で3.2倍に成長する見通し。ただし日本においては導入事例が少なく、市場規模も小さく、かつ成長も鈍い。
玩具メーカーのエポックがストラタシスの3Dプリンタ「Stratasys J750」の活用事例紹介動画を公開。同社のドールハウスシリーズ「シルバニアファミリー」の試作製作におけるStratasys J750の活用事例を紹介した。
XYZprintingがフルカラー3Dプリンタ「da Vinci Color」を発表。1600万色が表現可能だという。アメリカの同社オンラインショップでは2999ドルで販売するという。
ミマキエンジニアリングが2017年11月にフルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」を販売開始する。販売価格は1780万円(税別)。同製品ではC、M、Y、K、ホワイト、クリアのUVインクを積層し、UV照射で硬化させて造形していく。表現可能な色数は1000万色以上。
IDC Japanは日本国内における2016年の3Dプリンテイング市場動向と2021年までの予測について発表。デスクトップ機種の売上と出荷台数は減少傾向であるが、プロフェッショナル機種については今後、少しずつ増加していくと見ている。受託製造や保守サービス、造形材料の市場については順調に成長している。
米国の3DプリンタベンチャーのCarbonは「第28回 設計・製造ソリューション展(DMS2017)」に出展。引き上げ式の光硬化樹脂型の新方式3Dプリンティング技術「CLIP」によるサンプルなどを紹介した。
従来の造形方式と比較して10倍速いという、米HPが独自開発した「HP Jet Fusion 3D」が日本でも販売される。ボクセル単位でのデータが扱えることによって、部品内部に細やかなカラー情報が仕込める他、センサーなども仕込めるようになるとしている。
プロトラブズが2017年中の立ち上げをめどとする3Dプリンティングサービスの準備を進めている。「これまで提供してきた射出成型/切削加工の受託製造で約2300社の顧客から支持されてきた品質を、3Dプリンティングサービスでも圧倒的な形で確保する」(プロトラブズ社長のトーマス・パン氏)という。
ミマキエンジニアリングがUV硬化インクジェット方式3Dプリンタ「3DUJ-P(仮)」を2017年内に発売する。広告や看板などに用いられる2Dの産業用プリンタで培った技術を基に、3Dプリンタでありながら1000万色以上のフルカラー造形を実現した。本体価格は1500万〜2000万円を想定している。
アルテックは、Massivit 3D Printing Technologiesの3Dプリンタ「Massivit 1800」の国内販売を開始した。専用材料「Massivit Dimengel」を使用すれば、大型の造形物を3Dプリントする際に、サポート構造が不要となる。
3Dプリンタ大手のストラタシスは、試作開発に特化したFDM方式3Dプリンタ「F123シリーズ」を発表した。「3Dプリンタで28年の歴史を積み重ねてきたストラタシスが、試作開発に再び変革を起こす」(同社)という。
ストラタシス・ジャパンは、3Dプリント樹脂型「デジタルモールド」を活用したステンレス製の器「MINAMO」を製品化した。金属金型にデジタルモールドを採用し、鏡面仕上げのステンレスに水面の滑らかなゆらめきを表現することに成功した。
ミリメーターは、3Dプリンタを活用した女性靴(パンプス)のフルオーダーメイドサービスを開始する。足を3D計測して解析し、特徴を3Dプリンタで木型に反映することで、靴に究極のフィット感を持たせることができる。
3Dプリンタ大手のストラタシスは、試作開発に特化したFDM方式3Dプリンタ「F123シリーズ」を発表した。「3Dプリンタで28年の歴史を積み重ねてきたストラタシスが、試作開発に再び変革を起こす」(同社)という。
ストラタシス・ジャパンは、3Dプリント樹脂型「デジタルモールド」を活用したステンレス製の器「MINAMO」を製品化した。金属金型にデジタルモールドを採用し、鏡面仕上げのステンレスに水面の滑らかなゆらめきを表現することに成功した。
ミリメーターは、3Dプリンタを活用した女性靴(パンプス)のフルオーダーメイドサービスを開始する。足を3D計測して解析し、特徴を3Dプリンタで木型に反映することで、靴に究極のフィット感を持たせることができる。
数年前までは「仕事で使う3Dプリンタ」といえば高価な業務用でした。でも最近、安価なデスクトップ3Dプリンタが業務でも“結構使える”感じなんです。読者の皆さんは業務でデスクトップ3Dプリンタを使っていますか? 私は使っていますよ。
2016年11月17〜22日に東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF2016」で注目される技術の1つが、積層と切削の両方の加工が行える複合型の金属加工機である。
“夢の製造装置”として期待を集める3Dプリンタ。しかし、描いた夢とは裏腹に、いまだに20年前から定着する試作品用装置の域を抜け出せずにいる。こうした中でいち早く金属3Dプリンタでの最終製品製造に取り組む工場がある。新潟県刈羽郡刈羽村のGEオイル&ガス 刈羽事業所だ。
米国の調査会社Gartnerが発表した「3Dプリンティング技術に関するハイプサイクル2015年版」のポイントをガートナー ジャパンの主席アナリストに聞いた。キーワードは「医療分野での利活用」。
作られるモノ(対象)のイメージを変えないまま、従来通り、試作機器や製造設備として使っているだけでは、3Dプリンタの可能性はこれ以上広がらない。特に“カタチ”のプリントだけでなく、ITとも連動する“機能”のプリントへ歩みを進めなければ先はない。3Dプリンタブームが落ち着きを見せ、一般消費者も過度な期待から冷静な目で今後の動向を見守っている。こうした現状の中、慶應義塾大学 環境情報学部 准教授の田中浩也氏は、3Dプリンタ/3Dデータの新たな利活用に向けた、次なる取り組みを着々と始めている。
「3Dプリンタ」とは何ですか? と人にたずねられたとき、あなたは正しく説明できますか。本稿では、今話題の3Dプリンタについて、誕生の歴史から、種類や方式、取り巻く環境、将来性などを分かりやすく解説します。
作成したiPhoneケースの3次元モデルをパーソナル3Dプリンタの「Replicator」で出力! さてちゃんとiPhone5にはまるかどうか……。今回、最終回! 筆者が作った3次元モデルもゲットできる。
iPhoneケースの3次元モデリング編のフィナーレ。カメラやフラッシュの逃げを入れたり、デザインを加えたりしていく。
前回、無償3次元CADで作ったiPhoneケースの基本形状から、詳細を作り込んでいこう。スケッチやモデリングのさまざまな機能を使ってみる。
iPhoneケースを設計してみよう。まずはアップルのWebサイトから図面をダウンロードして、ポンチ絵を描こう。今回は、無償3次元CADをダウンロードし、外形のモデリングまで進める。
今回は、Replicatorの開梱からテスト出力までの過程や注意点を紹介する。材料を出すノズルとステージのすき間設定を誤ると造形に失敗する。
今回は、3Dプリンタの個人輸入についての解説。「関税」や「輸入許可通知書」など、なじみのない手続きはどうしたらいいの? 意外と簡単なので、やってみよう。英語での住所入力の仕方から説明。
今回は、数あるパーソナル3次元プリンタの中から、どうして「Replicator」を選んだのか説明する。
ミリメーターは、3Dプリンタを活用した女性靴(パンプス)のフルオーダーメイドサービスを開始する。足を3D計測して解析し、特徴を3Dプリンタで木型に反映することで、靴に究極のフィット感を持たせることができる。
ストラタシス・ジャパンは、「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)」において、全日本製造業活性化計画(JMRP)とメカニックデザイナーの大河原邦男氏、タカラトミーなどと連携して開発したトミカ「イグザインBARID」を展示した。
大学で教鞭を取る准教授が日本のさまざまなモノづくり中小企業の事例を紹介する本連載。今回は愛知県常滑市のマエダモールドを訪問。同社の人工乳房事業が誕生した経緯を聞いた。
革新的な原価低減を推進していくための考え方や手法について解説する「磐石モノづくりの革新的原価低減手法」ですが、前回から3回にわたり「効果的な原価低減推進の考え方」についてお伝えしています。今回は「動作経済の原則」と「小ロット生産」の話を中心に説明します。
小物家電などを取り扱うツインバード工業は、独自の存在感を確立するためブランド強化の取り組みを推進している。
モノづくり特化型クラウドファンディングサイト「zenmono」から、モノづくりのヒントが満載のトピックスを紹介する「zenmono通信」。今回は、ミヨシ 代表取締役社長 杉山耕治さん、機楽 代表取締役 石渡昌太さんにお話を伺った。
1人きりのデザイン家電開発秘話の後編。パイプの形状、熱対策や評価、量産、営業……さまざまな過程でのエピソードを紹介する。
若手でマルチなエンジニアが、たった1人きりでデザイン家電開発に取り組み、世界的デザイン賞も受賞。今回はその開発の軌跡を紹介する。
IHIでは多目的トレードオフ設計手法などを活用して、設計工程において後戻りが起きない仕組みを構築している。このベースとなるのは、「設計変更のたびに最適解を求めるのではなく、既に求めた解から最適解を選ぶ」という考え方だ。この手法は後戻りをなくす他にも、さまざまな面でメリットをもたらした。
トヨタ自動車とヤンマーは、「ジャパンインターナショナルボートショー2016」で、2016年3月1日に両社が発表したマリン事業の提携について説明。共同開発した船体(ハル)を用いた小型艇を同年10月に商品化するが、「造船業界にとっては異例の短期開発計画だった」(ヤンマー専務取締役の苅田広氏)という。
2015年12月に開催されたMONOistセミナー「大手とベンチャーが語る『開発スピードが生み出すモノづくり力』」で、Cerevoが基調講演に登壇し、同社の開発スピードに対する考えやスピードアップのための手法について語った。
ストラタシス・ジャパンは、ハイアール・グループの子会社であるQiandao Haier Moldsにおける導入事例を発表。「Fortus 900mc」の活用により、製品開発サイクルを大幅に改善できたという。
メガハウスのキャラクター「爆獣合神ジグルハゼル」の玩具開発でも3Dプリンタが有効活用された。3Dプリンタを導入したことで、悩みの種だった試作コストが削減できた。
それは、生き残りをかけた究極のイノベーションであり、産業史にも残るものであろう。マツダが次の飛躍に向けて進める大胆な開発・生産プロセス改革の深層を追った。
デジタルメモツールの「ポメラ」を設計したのは、文房具メーカーのキングジム。機械設計者がいない同社の開発チームの力になったのは、中国・香港のメーカーだった!
ママさん設計者と一緒に、設計実務でよく用いられる機械材料の基本と、試作の際に押さえておきたい選定ポイントと注意点を学んでいきましょう。今回は「試作とは何か」から話を始めつつ、いろいろな機械材料があることを紹介していきます。
トヨタ自動車は、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)をプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」の新モデルに採用した。「大量生産でもCFRP部品の品質を確保するノウハウが蓄積できた。他の部位でCFRPを採用しても量産に対応できるだろう」(同社)といえるまでの苦労とは。
マツダと聞くと「SKYACTIV」の名で知られるディーゼルエンジンやガソリンエンジンの燃焼技術、シャーシ技術や魂動デザインがイメージされる。SKYACTIVテクノロジーを実現する上でも重要な材料の開発技術にも力を入れている。とりわけ樹脂に関しては、軽量化やエコロジーの観点からも重要だ。
ブリヂストンは、天然ゴムとほぼ同等の分子ミクロ構造を達成したポリイソプレンゴムの合成に成功した。天然ゴムと近い性質を実現したため、合成ゴムに置換することが可能になる。生産コストも「市況によるが、天然ゴムより少し高い程度」(ブリヂストン)に抑えたという。
クルマの車内に雨風やホコリ、騒音が浸入するのを防ぐウェザーストリップ。ドア枠や窓枠に装着されている。Cooper Standardは、ドアガラスラン向けに劣化や変色に強い新開発の樹脂の量産を開始した。従来の素材と比較して30%の軽量化を図れるとしている。日系自動車メーカーにも積極的に提案していく。
BASFとHyundai Motor(現代自動車)が連携を強化している。コンセプトモデルを共同開発した他、2017年に市場投入する量販モデルでもBASFが軽量化で協力する。
太平洋セメントは、3Dプリンタによる積層造形が可能で、高耐熱性を備えた鋳型向け無機材料を開発した。この無機材料と3Dプリンタを組み合わせることで、溶湯温度の高い金属鋳造用の鋳型や複雑な形状の鋳型などへの利用が可能になる。
あなたの会社の設計審査で、「安全率」の議論はどんな感じ? その「分母と分子」について、誰も質問しなかったら要注意。
自動車も家電化してきたいまの時代に必要なのは、“学校では教わらない”樹脂部品の設計力。今回は、その“習得の近道”について解説する。
銅や樹脂の強度は、「0.2%耐力」で示す。「ばね限界値」は、それとよく似ているけれど、何が違うのか。
今回は、前回の振り返りを兼ねて集中購買による低コスト化について前半で、“目利き力”ポイントの「材料の強度」について後半で解説する。
機械材料にも「定尺」がある。材料の「標準サイズ」を知らなくては、設計・製造はできない。
EVの部品点数の割合が家電品とほぼ同じに! EVが盛りあがってくる今後、どの材料から先に極めたらいいのか。
「ステンレスはさびない」と勘違いしていないだろうか。ステンレスの腐食が原因の破損や火災などのトラブルは、非常に多い!
今回は、線膨張係数とポアソン比について例題を解きながら解説。学問としての知識から実務へ役立てるにはどうしたらいい?
縦弾性係数と横弾性係数の使い分けを明確に! キーボードをたたいているだけのCAE技術者「キー坊」ではダメ。
材料選択でいつも頭を悩ましている方へ。甚さんが、設計で使える職人アイテム「材料特性データ」を公開!
金型設計の基本、いよいよ最終回。これまで学んだ内容をまとめて金型仕様書を作ろう。記事最後では、設計のお題「卵型ケース」の3次元モデルがダウンロードできる。
スライドコアでも処理できないアンダーカットを処理する方法にはいろいろある。その代表的処理が「傾斜コア」だ。処理せずに無理に抜いてしまう場合(無理抜き)もある。
普通の型構造では抜けないアンダーカットを抜くためにはさまざまな処理がある。今回はそのうちの1つ「スライドコア」について解説する。
今回は、入れ子を入れる理由に加えて、入れ子の設定と関連が深い金型冷却の機構について解説する。
今回は製品を金型から取り外す「突き出し(エジェクタ)機構」について解説する。金型から良品を取り出すためには、製品仕様に合わせて最適な突き出し方法を選択することが必須だ。
ロケートリングやスプルーブッシュの設定方法を確認してから、さまざまなランナーやゲート形状を見ていく。製品形状に合わせて、適切なランナー&ゲートを選定しよう。
タイ焼きの型と原理は同じだね! でも機構が全然分からない――そんなあなたのために、金型構造について一からやさしく解説。
2代目社長と一緒に樹脂製品を作ろう。今回は樹脂製品を量産するために確認しておきたい5つのポイントについて解説する。
角Rはどうして付けるのか? 公差とは何なのか? ――樹脂部品を設計する上での、製図お作法の「超基本」を解説する。
設計する製品には角度を付けなければ、金型からうまく抜けない。そんな角度の表現にもいろいろあるけれど、その違い、分かっていますか?
設計ビギナー注目! 製品を射出成形で量産するときに何を気を付けるべきか? 2代目社長が“一から”教えます!
脂流動解析を導入したばかりの企業と、導入して20年というベテランユーザー企業の事例を紹介する。
機械設計者が樹脂流動解析を活用するうえで重要なポイントについて、例を引きながら再確認する。
特に繊維配向は、設計者にとってもなかなか理解しにくい部分。今回はそれを分かりやすく解説する。
ウェルドラインは、設計の段階から対策ができるってご存じ? 樹脂の流れる角度を制御すればいいのだけど……。
今回は、金型の中で樹脂がスムーズに流れない理由についての解説。ゲートのそばなら、樹脂が流れやすいと思い込んでいない?
ファブレスメーカーのママさん設計者が、機械系モノづくりの“生”現場を渡り歩き、ありとあらゆる加工の世界を分かりやすく解説していく連載。今回は放電加工を得意とする金型製作所のノムラを紹介する。
ファブレスメーカーのママさん設計者が、機械系モノづくりの“生”現場を渡り歩き、ありとあらゆる加工の世界を分かりやすく解説していく連載。今回は、旋盤加工工場の安曇野ヤマダテクニカルを訪問する!
ファブレスメーカーのママさん設計者が、機械系モノづくりの“生”現場を渡り歩き、ありとあらゆる加工の世界を分かりやすく解説していく連載。今回は15年にわたりCAD/CAMを活用し続ける金属加工業の日本インテックを訪れた。
ファブレスメーカーのママさん設計者がCNCフライスの特長や魅力、使い方を分かりやすく解説する連載。第6回はいよいよ最終回! 必要な物をそろえて、いよいよ切削加工の本番へ。完成品はもちろんネコさまにチェックしていただく。
ファブレスメーカーのママさん設計者がCNCフライスの特長や魅力、使い方を分かりやすく解説する連載。第5回は前回作ったGコ−ドをCNCソフトに取り込んでみる。切削の「本番」に向けた「リハーサル」も実施!
ファブレスメーカーのママさん設計者がCNCフライスの特長や魅力、使い方を分かりやすく解説する連載。第4回はCADデータを基にGコードを作成する。
ファブレスメーカーのママさん設計者がCNCフライスの特長や魅力、使い方を分かりやすく解説する連載。第3回はペットのネームプレートをお題に、エンドミルの基礎知識を押さえつつ、設計の始め方やCADの扱い方について説明する。
ファブレスメーカーのママさん設計者がCNCフライスの特長や魅力、使い方を分かりやすく解説する連載。第2回はCNCフライスを動かすにために必要な物について説明する。
ファブレスメーカーのママさん設計者がCNCフライスの特長や魅力、使い方を分かりやすく解説する連載。第1回は3DプリンタとCNCフライスの違いについて説明する。
カクカクした形状しか作れないと思われがちな切削加工。でも実は、複雑な曲面の形状も製作可能だ。でも高くないの?
そのアンダーカットの形状、どうしても切削加工ではないとダメ? 5軸加工すればいいかもしれないけど……。
「ピンカド」「薄過ぎる」「硬過ぎる」――そんな形状を設計して、加工屋さんを泣かせると……、コストで泣く羽目になる。
設計者が通常、直接見る機会を得づらいだろう加工の現場を取材していく。自分の設計した部品が、いったいどのような方法で具現化されているのか、実感するためのヒント提供はもちろん、モノづくりの純粋な楽しさも伝えられれば幸いだ。(編集部)