プロトラブズが新社屋を報道関係者向けに公開。試作・小ロット部品の射出成形/切削加工オンデマンド受託製造を行う同社の新拠点では、新たに2色成形やステンレス加工を開始、2017年末からは3Dプリンティングも計画している。
試作・小ロット部品の射出成形/切削加工オンデマンド受託製造を行うプロトラブズは2016年12月21日、日本国内での事業拡大の拠点となる新本社および新工場を報道関係者向けに公開した。
同社は2016年8月に、それまでの拠点(神奈川県大和市、敷地面積3000m2)から神奈川県座間市に移転。マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク座間2」内に設置された本社内の工場は、敷地面積が従来の3倍となる9000m2へと拡大した。今回の拡張により製造キャパシティも大幅に強化され、射出成形が年産1500型以上、切削加工が年産4万5000点以上と、従来の1.5倍の生産能力を備えた。
製造設備も増強しており、CNCマシニングセンタが32台(従来比8台増)、CNC旋盤が3台(同1台増)、射出成型機11台(55〜350tまで)を備える。
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