製造設備の強化に伴い、新たなサービスを開始。第1弾として2016年10月24日から2色成形サービスを提供しており、2色または硬質材料とエラストマーなど軟質材料の入り混じった樹脂パーツを一体成形できるようになった。2色成形での納期も最短15日と、同社サービスの特長である短納期を実現している。
また同年12月5日からはステンレス加工の取り扱いを開始。ステンレス鋼はSUS304とSUS316に対応し、それ以外の鋼種も順次対応を拡大していく予定だという。
「現在、2200社以上の顧客から支持され、樹脂成形の実績は800種類以上にも及んでいる。日本市場でのさらなる成長のため、ISO9001、14001、27001の取得を目指している。顧客の多様な要望に応えるため、2017年の末を目標に3Dプリンティングビジネスにも参入する予定。既に米国や欧州では現地の3Dプリンティング企業を買収してビジネスを展開しているが、日本ではどのようなカタチでスタートするかは未定で、方式も粉末焼結(SLS)/光造形(SL)/ダイレクトメタル焼結(DMLS)のどれでいくかを現在検討中」(同社社長のトーマス・パン氏)。
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