専用材料でサポート構造を不要にした、大型造形向け3Dプリンタを発売3Dプリンタニュース

アルテックは、Massivit 3D Printing Technologiesの3Dプリンタ「Massivit 1800」の国内販売を開始した。専用材料「Massivit Dimengel」を使用すれば、大型の造形物を3Dプリントする際に、サポート構造が不要となる。

» 2017年03月07日 10時00分 公開
[MONOist]

 アルテックは2017年2月8日、イスラエルのMassivit 3D Printing Technologiesが開発した3Dプリンタ「Massivit 1800」の国内販売を開始した。

 Massivit 1800は、Z軸方向に1時間当たり35cm(高さ)の造形が可能で、大型のディスプレイ広告やキャンペーン用立体広告などで利用実績がある。最大造形サイズは1170×1500×1800mm、最大造形重量は150kgだ。

 また、Massivit 1800の専用材料「Massivit Dimengel」を使用すれば、大型の造形物を3Dプリントする際に、サポート構造が不要となる。内部が空洞のままでも大型造形物を出力できるため、製作コストや輸送コストの削減につながる。

 オプションとして、プリントヘッドを2基搭載するデュアルプリント対応機種もラインアップしている。

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