CFRPなどの異素材を接合するマルチマテリアル化の研究を開始メカ設計と試作

日立金属は、自動車関連部材の軽量化ニーズに対応するため、異素材同士を接合させる「マルチマテリアル化」の研究を開始した。

» 2018年05月18日 13時00分 公開
[MONOist]

 日立金属は2018年5月9日、自動車関連部材の軽量化ニーズに対応するため、異素材同士を接合させる「マルチマテリアル化」の研究を開始し、試作品を開発したと発表した。

 マルチマテリアル化の研究は、同社の素材研究所で進める。CFRP(炭素繊維強化プラスチック)などの素材の長所を生かし、最適な配置で異素材同士を接合させることで、軽量化や高強度化を図る。

 製品化については、2025年以降になると見込んでいる。

photo 成形装置 出典:日立金属
photo CFRPを使った成形トライアル品 出典:日立金属

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