ミマキエンジニアリングが2017年11月にフルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」を販売開始する。販売価格は1780万円(税別)。同製品ではC、M、Y、K、ホワイト、クリアのUVインクを積層し、UV照射で硬化させて造形していく。表現可能な色数は1000万色以上。
ミマキエンジニアリング(ミマキ)は2017年8月31日に開催した新製品発表プレスカンファレンスで、同社製のフルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」について詳細を明かした。3DUJ-553の販売価格は1780万円(税別)で、同年11月より販売開始する。販売目標は全世界かつ年間で100台。
インク(造形材料)やサポート材の価格については以下の図の通り。
3DUJ-553のUV(紫外線)硬化インクジェット方式の3Dプリンタ。プリントヘッドの仕様は電気機械変換方式(ピエゾ型)で、8ヘッドのインライン配列となっている。インクスロット数は8。同装置の外形寸法は2130×1335×1320mm、造形領域は508×508×305mm。対応フォーマットはSTL、OBJ、VRML、PLY、3MF。同装置には専用の3Dレイアウトソフトの「Mimaki 3D Link」が付属する。
同製品ではC、M、Y、K、ホワイト、クリアのUVインクを積層し、UV照射で硬化させて造形していく。
表現可能な色数は1000万色以上で、日本のオフセット枚葉印刷標準である「枚葉印刷用ジャパンカラー」(Japan Color)の89%の色域をカバーする。クリアインクとカラーインクを組み合わせられるため、半透明カラーも表現できる。
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