「甚さん」シリーズ

大学院卒だけど実務はからっきしなメーカーの若手設計者「良君」が、町工場の猛々しいおやっさん「甚さん」にしごかれ泣かされ、「設計の神髄」を習得していくシリーズ。

TopStory

甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(12):

いよいよ最終回。共締め、つまりエリカちゃんの言っていた「ハンバーガー」状態がダメな理由とは?

(2015年4月24日)

甚さんの設計分析大特訓

甚さんの設計分析大特訓(1):

最近、設計思想がない設計者が多過ぎだ。それはリコール問題発生の原因にすらなる。今回は甚さんと一緒に設計書の基本を確認しよう

(2008年4月23日)
甚さんの設計分析大特訓(2):

世の中には、設計審査を行わない企業がある。技術説明会では、出来るわけないスケジュールをでっち上げる。これは、企業として致命傷だ。

(2008年5月16日)
甚さんの設計分析大特訓(3):

無理難題てんこ盛りな零戦を設計するため、三菱重工 堀越二郎がまず一番に注目したのは要求仕様の優先順位だった。

(2008年6月26日)
甚さんの設計分析大特訓(4):

仰向けで寝ていても風呂に入っていても、スラスラ書けるボールペンの設計分析をしよう。シンプルに見えるペンにも素晴らしい仕掛けがひそむ。

(2008年7月14日)
甚さんの設計分析大特訓(5):

今回の良君は、中だるみもモードか!? プラレール電車で、「設計思想とその優先順位」とは何なのか、それをもう一度考えてみよう。

(2008年8月8日)
甚さんの設計分析大特訓(6):

日本企業の技術者は競合機分析をやらないって本当? 以前登場した灯油ポンプを例にして、競合機分析の基本を甚さんが伝授する

(2008年9月4日)
甚さんの設計分析大特訓(7):

前回行った競合分析をもう1度やってみよう。普段何気なく使っているボールペンにも、さまざまな戦略が隠されているのだ。

(2009年1月9日)
甚さんの設計分析大特訓(8):

コンクリートの枕木にヒビが入らないのはなぜだろう。良君はその理由に秘められた設計の神髄に気が付くことができるのだろうか。

(2009年2月26日)
甚さんの設計分析大特訓(8):

コンクリートの枕木にヒビが入らないのはなぜだろう。良君はその理由に秘められた設計の神髄に気が付くことができるのだろうか。

(2009年2月26日)
甚さんの設計分析大特訓(10):

最終回は甚さんが世の中のハイブリッド車の設計に喝(カツ)!! 「そっくりなカタログ作ってんじゃねぇよ」と怒る。

(2009年7月21日)

甚さんの設計サバイバル大特訓

甚さんの設計サバイバル大特訓(1):

先輩たちには内緒だぞ! 甚さんがデキる設計者として生き残るためのテクニックを伝授する。まずは断面急変の探索から!

(2009年10月8日)
甚さんの設計サバイバル大特訓(2):

樹脂部品の設計ができれば設計者として一人前といえる。一人前の設計者になるためには、やっぱり「断面急変」

(2009年12月10日)
甚さんの設計サバイバル大特訓(3):

変身度が非常に大きい樹脂部品は、設計も加工も非常に難しい。その理由が、ケミカルクラックとウェルドラインだ。

(2010年2月17日)
甚さんの設計サバイバル大特訓(4):

今回は樹脂部品の設計サバイバル術用“小道具”を紹介。基板取り付け穴の設計に便利なテクニックを活用してみよう。

(2010年4月14日)
甚さんの設計サバイバル大特訓(5):

設計者は樹脂成形のすべてを把握しなくてもOK。その代わり、加工側とルールの取り決めを行おう。

(2010年6月2日)
甚さんの設計サバイバル大特訓(6):

樹脂材料のばね特性を生かした「スナップフィット」で、ねじを不要とする部品の締結法を学ぶ。これが“粋な設計”だぜぃ!

(2010年8月11日)
甚さんの設計サバイバル大特訓(7):

今回は「熱カシメ」についての解説。VTRデッキやホッチキス、ゲーム機器を分解しながら、実際に熱カシメの例を見ていこう。

(2010年10月8日)
甚さんの設計サバイバル大特訓(8):

テレビゲーム機 PS2の外装ケースに秘められた「あっぱれ!」な設計サバイバル術は、板金と樹脂のコラボがポイント!

(2010年12月10日)
甚さんの設計サバイバル大特訓(9):

最終回では、いままで学んだ設計サバイバル術が身についているか、テストで確認。身についていないと甚さんのゲンコツが……。

(2011年2月10日)

甚さんの「想定内だぜぃ!トラブルは」

甚さんの「想定内だぜぃ!トラブルは」(1):

今回の事件をきっかけに、設計品質についてあらためて考える。メディアでは、「想定外」という言葉がよく使われたが……。

(2011年4月11日)
甚さんの「想定内だぜぃ!トラブルは」(2):

福島原発のトラブルにも、あの三兄弟が隠れていた……。開発のトラブルを減少させ開発効率を向上させる対策法も解説する。

(2011年4月18日)
甚さんの「想定内だぜぃ!トラブルは」(3):

今回はちょっと難しい匠のワザを伝授。トラブル三兄弟だけでは潜在トラブルを引き出せない場合に活躍するのがインタラクションギャップだ。

(2011年5月13日)

甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」

甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(1):

材料選択でいつも頭を悩ましている方へ。甚さんが、設計で使える職人アイテム「材料特性データ」を公開!

(2011年5月26日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(2):

縦弾性係数と横弾性係数の使い分けを明確に! キーボードをたたいているだけのCAE技術者「キー坊」ではダメ。

(2011年6月30日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(3):

今回は、線膨張係数とポアソン比について例題を解きながら解説。学問としての知識から実務へ役立てるにはどうしたらいい?

(2011年8月5日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(4):

「ステンレスはさびない」と勘違いしていないだろうか。ステンレスの腐食が原因の破損や火災などのトラブルは、非常に多い!

(2011年9月7日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(5):

EVの部品点数の割合が家電品とほぼ同じに! EVが盛りあがってくる今後、どの材料から先に極めたらいいのか。

(2011年10月17日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(6):

金型設計者に樹脂流動解析は有効だけど、それ以外の部品・商品設計者に有効なのは熱伝導や電波障害の解析だ。

(2011年11月16日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(7):

機械材料にも「定尺」がある。材料の「標準サイズ」を知らなくては、設計・製造はできない。

(2011年12月16日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(8):

今回は、前回の振り返りを兼ねて集中購買による低コスト化について前半で、“目利き力”ポイントの「材料の強度」について後半で解説する。

(2012年1月16日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(9):

銅や樹脂の強度は、「0.2%耐力」で示す。「ばね限界値」は、それとよく似ているけれど、何が違うのか。

(2012年2月17日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(10):

自動車も家電化してきたいまの時代に必要なのは、“学校では教わらない”樹脂部品の設計力。今回は、その“習得の近道”について解説する。

(2012年3月7日)
甚さんの「技術者は材料選択から勝負に出ろ!」(11):

あなたの会社の設計審査で、「安全率」の議論はどんな感じ? その「分母と分子」について、誰も質問しなかったら要注意。

(2012年4月20日)

甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」

甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(1):

これまでの「甚さんシリーズ」の解説を少し振り返った後、この連載で使うツール「板金設計の50%がマスターできる絵辞書」を紹介する。

(2012年6月8日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(2):

最適な板金材料を選択する方法について学んだ後で、今すぐ活用できるL字板金のクラック対策テクニックを紹介する。

(2012年7月6日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(3):

今回は、板金部品の安定性や剛性を確保しつつ低コスト化する、オイシイ設計テクニック「三角リブ」が登場する。

(2012年8月10日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(4):

今回は、甚さんと一緒に板金部品の設計見積もりをしてみよう! 材料費、加工費、ロット倍率、プレスの型費など1つ1つ計算する。一見難しそうだが、やってみると結構簡単。

(2012年9月12日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(5):

今回は、コスト見積もりを復習してから、断面探索スキャンと絵辞書を駆使した板金設計をしよう。

(2012年10月12日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(6):

過去記事と今回の記事を読めば、ベテランの板金設計力の80%がカバーできる! それでは、100%カバーするためには、どんな知識が必要なの?

(2012年11月16日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(7):

板金のボックス形状設計のコツを押さえて、脱・素人! 材料選定や箱の四隅のすき間をなくす理由について、あなたは明確に答えられる?

(2012年12月7日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(8):

今回は、絞り加工と溶接加工を合わせた板金ボックス変形技の紹介。記事後半に、國井流「良い会社・悪い会社」の判別法付き!

(2013年1月18日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(9):

実は、「切り起こし」だけで、プロの板金設計ができてしまう。だからといって、それだけ覚えるのはダメ。これまで学習したことの積み重ねがなければ意味がないのだ。記事の最後の「溶接の話」と「あの人」にもご注目。

(2013年2月15日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(10):

金属製の灰皿やお菓子の缶など、身近な板金製品にプロテクニック「巻き締め」が使われている!

(2013年3月21日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(11):

プロの板金設計には、接地(GND)の知識は必須! 併せて、アルマイト処理に関しても解説する。

(2013年4月30日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(13):

あれ? どこかで見たことがある箱だけど? ――いやいや、新しいお題です。レゴブロック箱から板金箱にできるかな? 今まで紹介した設計ワザを組み合わせて考えてみよう。

(2013年6月26日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(14):

“VTRの心臓部”ともいえるヘッドシリンダベースはとても複雑。今回は、この板金部品の“いまいちな設計”を見付けてみよう。

(2013年7月29日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(15):

今回は、半抜きを使った板金設計テクニックを紹介する。過去に学んだことも活用して“スマートな”設計をしよう!

(2013年8月29日)
甚さんの「バンバン板金設計でキャリアアップ」(16):

最終回は、板金と樹脂を使った部品組み立てのテクニックを紹介する。はめ殺しやスナップフィットはどうやって設計すればいいの?

(2013年9月6日)

甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓

甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(1):

営業職ではなくても、コミュニケーションとプレゼンテーションのスキルが大事! そのスキルを磨くことは、設計者にとっての“修行”ともいえる。

(2013年10月9日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(2):

いきなり説得から入らずに、まずは気持ちや状況の共有(ラポール)から。それが、コミュニケーションをギスギスさせないポイントだ。

(2013年11月7日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(3):

小学校の作文の授業で習った覚えがある「5W1H」。これを満たせばすっきりと正確に説明できること請け合い。でも、設計業務においては、それだけでは足りなくて……。

(2013年12月20日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(4):

今回はキッチンマットを分析だ! キッチンをよく使う女性ならどういうマットが欲しいか、エリカちゃんと一緒に6W2Hで考えよう。

(2014年1月17日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(5):

誰かに専門的なことを説明するときは、なるべく簡単なことに置き換えて説明しよう。カレーライスのように身近で親しみやすい例がよい! 自分自身の理解度が甘ければ、比喩もうまくできないかも。

(2014年2月19日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(6):

かつて学生運動の解決などで使われた「PDPC」は、いろいろなシーンで役に立つ! 演説も合コンもトラブル報告会も、PDPCを使ってさまざまなリスクを想定しておけば、成功間違いなし!

(2014年3月14日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(7):

ちくちく責められてばかりの「いじめ」、みんなだんまりの「お通夜」。そんな設計審査を回避する手掛かりは、「3秒ルール」にあった。

(2014年4月18日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(8):

手っ取り早く結論や答えを求めるのではなく、議論でお互いの理解を深める! 日本人技術者が苦手なコンセンサスを押さえよう。

(2014年5月16日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(9):

「盛りだくさんのパワポをものすごい勢いでめくる」「1枚に文字がギッシリ書かれ、要点が絞れていない」……そんなプレゼンを返上する、プレゼン“設計”の基本を伝授する。

(2014年6月12日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(10):

技術者のプレゼン資料や技術論文の「コツ」は、ふさわしい図表を挿入し、図表を主役にして説明していくこと。プレゼンのメリハリが悪い原因は「主役不在」と「文字の設計不良」だ。

(2014年7月11日)
甚さんの「コミュニケプレゼン」大特訓(11):

「矢印」を多用したプレゼン資料は本当に見やすいのか? 外国人技術者にとって“日本人が多用する矢印”は、その資料を読み解く際の妨げになるケースもあるとか。本稿を参考に、正しい矢印の使い方をマスターしよう!

(2014年8月8日)

甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」

甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(1):

通勤通学中にも取り組める、各企業における設計審査の定型質問に基づいた問題集。今回は、まず設計審査の「出る順」を押さえてから、耐震補強材の「股裂き」対策を考えてみましょう。

(2014年11月7日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(2):

通勤通学中にも取り組める、各企業における設計審査の定型質問に基づいた問題集。今回も耐震補強材の「股裂き」対策ですが、ちょっぴりやっかいな問題です。

(2014年11月21日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(3):

通勤通学中にも取り組める、各企業における設計審査の定型質問に基づいた問題集。今回は、問題3を解説しながら、設計審査で使える資料を紹介します。

(2014年12月5日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(4):

通勤通学中にも取り組める、各企業における設計審査の定型質問に基づいた問題集。今回は、治工具のヒンジシャフトの設計変更についてです。

(2014年12月19日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(5):

「シャフトが折れたので、強くしておきました」について説明するために、せん断応力を計算したけれど……。今回は、学問好きな良君が活躍します。

(2015年1月9日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(6):

あなたは「安全率」について自信を持って説明できますか? 今回は安全率や許容応力について1つ1つ丁寧に説明していきます。

(2015年1月23日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(7):

サクッといかなくてスミマセン……。でも安全率の計算について、きちんと理解してほしいんです。

(2015年2月5日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(8):

設計前の「仕込み」に当たるのは、どんな作業でしょうか? ポンチ絵じゃなければ、一体何を描けばいいのでしょうか?

(2015年3月4日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(9):

あなたの現場の製品設計はどのように進めていますか? 宅配弁当の商品開発より手間は掛かっていますか? そこに“あるべきもの”は、ありますか?

(2015年3月16日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(10):

「ステンレス鋼であるSUS430、304、316の違いは?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?

(2015年3月27日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(11):

今、さまざまな物に使われているステンレスですが、注意しなければならないポイントがあります。それは何か、あなたはご存じですか?

(2015年4月10日)
甚さんの「サクッと! 設計審査ドリル」(12):

いよいよ最終回。共締め、つまりエリカちゃんの言っていた「ハンバーガー」状態がダメな理由とは?

(2015年4月24日)