航空・宇宙/防衛分野における組み込みシステム開発の現状とは? 取り巻く環境とは? NASAの火星探査機やボーイングの旅客機、アメリカの軍用機などで多くの採用実績があり、長年、同分野に携わってきたウインドリバーに話を聞いた。
「超小型衛星」の分野で活躍中の東北大学・吉田和哉教授に、宇宙ロボットの最新状況を聞いた。
東北大学・吉田和哉教授へのインタビュー【後編】。前回の「超小型衛星」に続き、今回は民間初となる月面無人探査コンテスト「Google Lunar X PRIZE」への挑戦、そして「月面ローバー」の開発について紹介する。
The MathWorks(マスワークス)は、「MATLAB/Simulink」がNASAの「SPHERES」プロジェクトの一環として、国際宇宙ステーション(ISS)に導入されたことを発表した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力の下、電通、東京大学 先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージ、トヨタ自動車が開発を進めてきたロボット宇宙飛行士「KIROBO(キロボ)」がついに完成。2013年8月4日午前4時48分ごろ、H-IIBロケット4号機に搭載される宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機に乗って、種子島宇宙センターより打ち上げられることが決定した。
NECは約76億円を投じ、府中事業場の敷地内に人工衛星の組み立て工場を新たに建設する。2013年3月に着工し、2014年6月の稼働を予定。既存工場と合わせて、最大8機の人工衛星の組み立てが可能になるという。
電通、東京大学 先端科学技術研究センター、ロボ・ガレージが宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力の下、共同研究しているヒト型コミュニケーションロボットの仕様が確定し、2013年夏に宇宙へと打ち上げられることが決定した。国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟での活動が、未来の生活にツナガル。
米Coverityは、火星着陸に成功した米航空宇宙局(NASA)のロボット探査機「キュリオシティ(Curiosity)」のフライトソフトウェアの信頼性確保に、同社の静的解析をコア技術としたデベロップメントテストソリューションが採用されたことを明らかにした。
アナログICベンダーのインターシルは、火星着陸に成功したロボット探査機「キュリオシティ(Curiosity)」に、同社の耐放射線性ICが搭載されていることを明かした。
火星に着陸した米航空宇宙局(NASA)のロボット探査機「キュリオシティ(Curiosity)」に、米ウインドリバーのリアルタイムOS「Wind River VxWorks」が採用されている。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、海洋・宇宙開発分野の進展を目指し、連携協力協定を締結した。これまで行ってきた連携協力をより一層強化する構えだ。
日本原子力研究開発機構(JAEA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小型無人航空機を利用した放射線モニタリングシステムの共同研究に合意。東京電力 福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質による汚染状況の的確な把握に貢献することが期待される。
第一期水循環変動観測衛星「しずく(GCOM-W1)」と「韓国多目的実用衛星3号機(KOMPSAT-3)」、小型副衛星2機を載せた「H-IIAロケット21号機(H-IIA・F21)」の打ち上げが成功。しずくに搭載された太陽電池パドルの展開、太陽追尾の開始が確認された。
国土地理院は、日本全国1240箇所にある「電子基準点」で観測されたGPSデータのリアルタイム解析を行い、海溝型巨大地震発生時に生じる地殻変動量を即時に求めるシステムの試験運用を開始した。
NECは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発する小惑星探査機「はやぶさ」の後継プロジェクトとなる「はやぶさ2プロジェクト」において、探査機システムの設計を担当する。
三菱電機は、次世代の光ファイバー通信速度となる800Gbps/1.6Tbpsに対応可能な受信用光デバイス「800Gbps/1.6Tbps 光ファイバー通信用200Gbps pin-PDチップ」を発表した。
アストロスケールホールディングスが事業の概況について説明。JAXAとの間で、商業デブリ除去実証(CRD2)フェーズIIに当たるミッション「ADRAS-J2」に関する契約を120億円で受注するとともに、ADRAS-J2を含めた2024年4月末の受注残高が前年同時期と比べて5.8倍となる285億円に達したことを明らかにした。
将来宇宙輸送システムは、再使用型ロケットの実用化に向けた小型離着陸実験機「ASCA Hopper」の開発プロジェクトについて説明した。
1979年創刊のオカルト専門誌『ムー』。旅行ガイドブック『地球の歩き方』とコラボした「異世界の歩き方」は14万部の大ヒットに。創刊45周年を迎え、広い世代に愛される理由を聞いた。
欧州サイバーレジリエンス法(CRA)が制定された背景と、今後のタイムライン、違反時の罰則、認証制度について説明する。
アクセルスペースが宇宙用コンポーネントの軌道上実証に特化したサービス「AxelLiner Laboratory(AL Lab)」を発表。2026年内を予定しているAL Labサービス適用第1号としては、2020年から同社とシナノケンシが共同開発を進めてきたリアクションホイールが対象となる。
重工業を中心にグローバル企業での導入実績が多いIFSが、日本市場での事業拡大に本腰を入れる。日本固有の商習慣への対応強化と販路拡大に向け、国内ベンダーとの協業も強化するという。
インターステラテクノロジズ(IST)が同社の新たな経営体制や新型ロケット「ZERO」の開発進捗状況、新たな取り組みとなる衛星開発事業などについて説明した。
関西大学、福井大学、名城大学、アークエッジ・スペースは、4者の共同研究グループで開発を進めてきた1Uサイズ(10×10×10cm)の超小型人工衛星「DENDEN-01」の特徴や開発の意義などについて説明した。
中国の無人月面探査機「嫦娥(じょうが)6号」が6月25日、北部の内モンゴル自治区の予定地域に着陸した。中国国営新華社通信は、世界で初めて月の裏側で土壌などの試料(サンプル)の採取と持ち帰りという任務に「成功した」と伝えた。
先週は「ニコニコ動画」が受けた大規模なサイバー攻撃が大きなトピックだった。その規模は想像を絶するもので、サイバー攻撃への防御を、ケーブルの抜線という物理で行わざるを得ない事態は極めて珍しく「実際に行われたのは初めて聞いた」「悪夢だ」などの声が出ている。
宇宙建築スタートアップのSpace Quartersは大林組と共同で、月面資源を利用した基地建設の実現を目指し、レゴリス(月の砂)材料の接合技術の研究に着手する。レゴリスから建材を作り、組み立てる技術の開発を進める。
インターステラテクノロジズが成層圏から撮影した地球の写真を、中国の宇宙開発企業が無断使用した可能性がある。稲川貴大代表が、自身のXアカウントで指摘した。
住友林業と京都大学は、2020年4月から取り組んできた「宇宙木材プロジェクト」で開発した木造人工衛星「LignoSat」が完成した。2024年秋に、ISSの日本実験棟より宇宙空間に放出する予定だ。
JAXA、JR西日本およびスカパーJSATは、鉄道の故障予測AI技術を人工衛星などの宇宙機に用いる事業共同実証活動を開始した。実運用への適用を目指す。
日本電信電話(NTT)は、同社の宇宙事業を新たなブランド名「NTT C89」の下で展開することや、その一環となるHAPS(高高度プラットフォーム)の商用化に向けてフランスのエアバス、同社傘下のAALTO HAPSと業務提携することについて発表した。
KDDIは宇宙関連事業に取り組むスタートアップと大企業による共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」を開始すると発表した。宇宙空間を再現した実証環境やスタートアップと大企業のマッチング機会などを提供する。
KDDIは5月30日、共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」を開始した。極限環境の宇宙を活用し、地球上の課題解決を目指すとしている。合わせて、月面におけるモバイル通信の構築などに関して発表した。
三菱電機は、JAXA(宇宙航空研究開発機構)から、月周回有人拠点「Gateway」向けの宇宙用リチウムイオンバッテリーを受注した。次世代無人補給船「HTV-X」開発時に培った技術と信頼性が評価された。
Xでポストした「Twitter.com」の文字列が自動的に「X.com」に変換されてしまう――。4月上旬、Xでそんな現象が発生し、詐欺に利用されかねないとしてユーザーが警戒を呼びかけた。間もなく問題は解消されたが、Xの混乱ぶりにあきれる声などが相次いでいる。
三菱ケミカルグループは、コンプライアントメカニズムを適用して設計した樹脂部材が月面探査車「YAOKI」に採用されたと発表した。
岸田文雄首相とバイデン米大統領が発表した日米首脳会談の共同声明ではAIなどの先端技術や宇宙開発で緊密に連携を図っていくことを確認した。背景にあるのは今後の社会や経済のあり方に影響する先端技術分野で、日米が中国などの権威主義国家に後れをとれないという強い意志だ。
EYSCは「マルチモーダルAI」を活用して新たな価値創出を支援する「マルチモーダルAIを活用した新規価値創出支援サービス」を2024年4月1日から開始すると発表した。
小型月着陸実証機「SLIM」は、世界で初めてピンポイント着陸に成功した機体だ。それが「将来の宇宙開発にどのように役立つかに目を向けてほしい」と、開発に携わった三菱電機がJAXAなどと共同で「“月”から見る月面着陸VR体験」イベントを開催する。
のべ23億円以上の企業版ふるさと納税を集めた「人口5000人の町」が北海道にある。理由を町長に聞いた。
北海道十勝地方にある人口5000人ほどの大樹町。なぜ、大樹町は宇宙産業の誘致を半世紀近くも続け、宇宙開発の拠点であり続けたのか。黒川豊町長に聞いた。
2024年もさまざまな話題がある宇宙開発。中でも「月面探査」はさまざまな取り組みが行われ、記念碑的な1年となりそうだ。この他、「ロケット関連」「深宇宙探査」の動向も紹介する。
NECは、宇宙航空研究開発機構が発表した、X線分光撮像衛星「XRISM」のファーストライトの成功に貢献した。XRISMのバス機器の製造や衛星システム試験、射場における打ち上げ準備、打ち上げ後の初期運用支援を担当した。
JAXAからアニメの制作進行に転向するという異色の経歴の人物がいる。成田和優氏だ。なぜ職を移ったのか。両者の違いと共通点は。シン・エヴァの制作を通じて感じた、アニメ業界のマネジメントとは。「プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン」の著者でもある成田氏に話を聞いた。
アクセルスペースが2024年第1四半期に打ち上げ予定の小型衛星「PYXIS」のフライトモデルを報道陣に公開。これまで受注から打ち上げまで2〜3年かかっていた衛星の開発期間を、最短で1年に短縮可能な小型衛星プラットフォーム「AxelLiner」の実証衛星となっている。
インターステラテクノロジズが、人工衛星打ち上げ用ロケット「ZERO」開発のためのサブスケール燃焼器燃焼試験を報道公開。本稿では、開発中のロケットエンジン「COSMOS」の詳細や、試験が行われた北海道大樹町の「北海道スペースポート」の状況などについて説明する。
ispaceが民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のミッション2で用いる新開発の小型月面探査車の最終デザインを公開。ミッション1で得た経験とデータを基にミッション2の月着陸船の開発プロセスを改善するとともに、再起の意味を込めてランダーを「RESILIENCE」と名付けた。
民間企業による宇宙ビジネスの裾野が拡大する「ニュースペース時代」が本格的に到来する。産業用ポンプで高い技術力をもつ荏原製作所は、宇宙事業に新規参入し、電動ポンプを開発中だ。液体メタンを使う新しいエンジンに狙いを定め、「ロケットエンジンの心臓部」に革新を起こす。低コストで安全に宇宙へ到達する技術を開発し、人類の宇宙活動を支える存在になることを目指す。
内閣府は、主催する表彰制度「宇宙開発利用大賞」のPRキャラクターにバーチャルYouTuber(VTuber)「宇推くりあ」さんが就任すると発表した。
アストロスケールは、宇宙ごみであるデブリ除去の技術実証に向けて開発した衛星「ADRAS-J」のミッションや搭載技術について説明。2023年11月に予定していた打ち上げは延期となったものの、2024年3月末をめどとするミッション完了に向け鋭意準備を進めている。
アストロスケールは、JAXAの商業デブリ除去実証プロジェクト「CRD2」のフェーズIに採用された衛星の実機「ADRAS-J」を報道陣に公開した。
「搭乗型ロボ『アーカックス』のコックピットに乗り込める“試乗会”を開催する予定はない」──ロボット開発に取り組むツバメインダストリは、アーカックスのメディア向け内覧会でそんな方針を明かした。そのワケは?
小型衛星スタートアップのアクセルスペースが15周年記念式典を開催し、同社の成長をけん引する2つの事業である衛星画像サービスの「AxelGlobe」と、小型衛星の開発から量産、運用までをカバーする「AxelLiner」の方向性について説明した。
トヨタ自動車と三菱重工は、有人与圧ローバや月極域探査計画向けLUPEXローバの開発状況を発表した。両社は業務提携し、2024年に打ち上げのLUPEXローバの開発成果を、2029年打ち上げ予定のルナクルーザーにも生かす。
東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。
宇宙体験を提供するamulapoは、八ヶ岳高原テラスと連携し、宇宙をコンセプトとした滞在型の体験施設を造成すると発表した。
アストロスケールホールディングスが2023年5月に移転した東京墨田区の新本社を報道陣に公開した。
アクセルスペースは、衛星のライフサイクル全体のサステナビリティに関するガイドライン「Green Spacecraft Standard 1.0」を定めた。衛星システムの企画や設計から製造、運用、廃棄までを対象とする。
脳の構造を模倣するニューロモーフィック技術を活用したAI半導体を手掛けるオーストラリアのBrainChipが、第2世代IPとして2023年9月のリリースを計画している「Akida 2.0」について説明した。
組み込み開発エンジニアにとって、Webアプリケーション開発で活用されているクラウドネイティブは畑違いとも言えるものだった。しかし、デジタル技術の進化とハードウェアの性能向上によって状況は変わりつつある。レッドハットとマクニカの担当者に、組み込み開発はどうすればクラウドネイティブを取り込めるのかについて語ってもらった。
日本科学未来館は、月での生活を疑似体験できる特別展「NEO 月でくらす展」を4月28日から開催する。監修した惑星地質学者の佐伯和人さんに、展示へのこだわりや宇宙開発の動向を聞いた。
失敗なくして宇宙開発の成功なし。次にどうつなげるかが重要です。
宇宙スタートアップのispaceが東京証券取引所グロース市場に上場したと発表した。国内の宇宙関連スタートアップ企業としては初の上場となる。