ロレアルは製品ライフサイクル管理(PLM)ソフト「Teamcenter」を導入することで、パッケージング構成や製品開発に関するアイデアを技術部門間で共有し、仕様の標準化を進めていく。
米シーメンスPLMソフトウェアは2014年2月25日(現地時間)、同社の製品ライフサイクル管理(PLM)ソフト「Teamcenter」が化粧品メーカーの仏ロレアルによって製品データ管理システムとして採用されたと発表した。
ロレアルはTeamcenterをグローバルで導入。豊富なPLMポートフォリオ、ロレアルのプロセス/データモデル要件への適合、ユーザビリティに優れたインタフェース、シーメンスPLMソフトウェア社員の持つ知識が、採用の決め手になったとしている。
導入したTeamcenterを活用して、ロレアルはパッケージング構成や製品開発に関するアイデアを技術部門間で共有し、仕様の標準化を進めていくことで、設計・製造プロセスの最適化や、製品を市場に投入するまでの期間の短縮を図るとしている。さらにロレアルの持つノウハウを取り込みながら管理していくことで、将来のイノベーション創出につながる基盤を構築する考えだ。
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