NTNがローコードプラットフォーム導入 業務システムの集約化目指す製造IT導入事例

NTNは、NTTデータ イントラマートのエンタープライズローコードプラットフォーム「intra-mart」を導入した。承認処理での業務効率向上など、効果が上がっている。

» 2024年12月03日 10時00分 公開
[MONOist]

 NTTデータ イントラマートは2024年10月30日、同社のエンタープライズローコードプラットフォーム「intra-mart」を、NTNが導入したと発表した。

 NTNでは、基幹システムの刷新と並行してERPフロントシステムの整備が急務となっていた。同社は、業務やシステムの標準化方針に対応しながら、証跡管理や監査対応の効率化を行うワークフロー基盤として、同プラットフォームを採用した。

 採用に当たり、代表的なERP製品や外部システムとの連携が容易で、類似のプロジェクトで多くの導入実績があることを評価。また、ユーザー数を限定せず全社規模で使えること、散在した業務システムを1つに集約できる共通基盤であること、柔軟で複雑なフローに対応できることなどから同ソリューションを採択した。

 同ソリューション導入により、承認処理の電子化による業務効率の向上や申請承認から完了までの時間短縮、ガバナンスの強化といった効果が上がっている。

キャプション 本システムの概要図 出所:NTTデータ イントラマート

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