サッポロHD、Snowflakeなどで構築したデータ利活用基盤システムの本格運用開始製造IT導入事例

サッポロホールディングスは、社内外のデータを効率的に集約かつ可視化し、利活用するための基盤システム「SAPPORO DATA FACTORY」の本格的な運用を開始した。

» 2025年02月13日 11時30分 公開
[MONOist]

 サッポロホールディングスは2025年1月27日、社内外のデータを効率的に集約かつ可視化し、利活用するための基盤システム「SAPPORO DATA FACTORY」を、同月から本格運用開始したと発表した。

キャプション システムイメージ 出所:サッポロホールディングス

 同基盤システムは、統合プラットフォーム「Qlik Talend Cloud」、データプラットフォーム「Snowflake」、データ分析プラットフォーム「Microsoft Fabric(Power BI)」を活用して構築した。これらのクラウドサービスを採用したことで、投資負担の増加や運用の複雑化を解消し、基盤構築および情報へのアクセスが効率化する。

 今後は、同基盤システムを軸にして、出荷データや飲食店の動態データ、気象情報などへ、社員が容易かつ安全にアクセスできる仕組みを構築する。同時に、社会環境の変化に柔軟に対応するための環境も整備する。

⇒その他の「製造IT導入事例」の記事はこちら

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.