ちなみに、Fusion360ではどうなんでしょうか? 同じようなデータを作って試してみます。
メニューから新規図面を作成します。デザインからとやれば、このパーツの図面が作成されます。
実のところFusion360でもできることはOnshapeとそれほど変わらないようです。やはり、「基本的な図が作れて、寸法が入れられます」という感じです。
こちらのエクスポート機能で用意されているのは、DWGとPDFのみです。
で、DWGで出力したデータはもちろんAutoCADで読み込めます。やはりしっかりと作図をしたいという方は、こっちで言うことになるでしょう……。
さて、全体的な感想ですが、どちらのソフトでも、今まで3Dのみで図面という出口がなかったのが、ごく基本的なものではあるけれど、「できた!」ということは大きいかなと思います。ただ、2Dの作図をちゃんとやりたいという方には物足りないと思います。
操作のレスポンスですが、今回試した限りではFusion360の方がストレスなく使うことができたといえます。やはり、Onshapeは完全にクラウドということもあり、操作の際に微妙な間がありました。ネットワークのせいもあるかもしれませんが、特に図面の操作の際にちょっとした操作でも固まってしまったりしました。
とはいえ、この手のツールの進化は早いですから、半年後、1年後はどうなっているか、楽しみに待っていようと思います。
ではでは!
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