DMG森精機は、複合加工とAMの工程集約が可能なレーザー金属積層造形機「LASERTEC 3000 | 3000 DED hybrid 2nd Generation」を発表した。コーティングや修復、クラッディングなど多様な積層ソリューションを提供する。
ニデックマシンツールは、パウダDED方式の金属3Dプリンタ「LAMDA」シリーズに搭載する5軸制御加工用ヘッドを開発した。複雑な形状の大型部品や自由曲面の積層造形を可能にする。
スギノマシンは、金属積層造形機能を有するマシニングセンタの開発に着手すると発表した。大陽日酸が開発した「3DPro RotoTIG」専用トーチを搭載し、1台で金属積層造形と切削加工が可能になる。
DMG森精機は、従来機に比べ積載容量の拡大と高精度な積層を実現したSLM方式のレーザー金属積層造形機「LASERTEC 30 SLM 3rd Generation」の販売を開始した。
ソディックは金属粉末の溶融凝固による造形と切削の機能を持つ金属3Dプリンタ「OPM250L+(プラス)」を2024年11月に発売する。
NTTデータザムテクノロジーズは、製造業向け金属3Dプリンタ「EOS M 290-2」の販売を開始する。デュアルレーザーにより造形時間を短縮できるため、生産性が向上し、製造部品の単価削減に寄与する。
NTTデータザムテクノロジーズは、製造業向けの高出力金属3Dプリンタ「EOS M290 1kW」の販売を開始した。伝導率の高い銅や銅合金など、従来のレーザー出力では溶融や焼結が難しい素材の造形ができる。
ソディックはイタリアのPrima Additiveが実施する第三者割当増資を引き受け、業務提携実施に関する契約を締結した。
ニコンは損傷や摩耗したワークの補修を主な目的としたDED方式の金属3Dプリンタ「Lasermeister LM300A」および3Dスキャナー「Lasermeister SB100」を発売することを発表した。
日本3Dプリンターは、Markforged製次世代産業用コンポジット3Dプリンタ「FX10」の取り扱いを開始した。長繊維カーボンファイバー強化技術などにより、要求仕様に沿った正確な高強度部品を迅速に提供する。
オリックス・レンテックは東京技術センター内にリニューアルオープンした金属3Dプリンタの体験拠点「Tokyo 3D Lab.」を報道陣に公開した。
NTTデータザムテクノロジーズは、AMCM製の製造業向け大型金属3Dプリンタ「AMCM M 8K」を2024年内に販売開始する。ユーザーごとの用途に適した造形可能サイズや、光学系を自由にカスタマイズできる。
本稿では「ITmedia Virtual EXPO 2023秋」において共和産業 代表取締役社長で群馬積層造形プラットフォーム(GAM) 代表理事の鈴木宏子氏が行った「群馬発世界へ、GAMが金属3Dプリンタで進めるデジタルモノづくり」をテーマとした講演を紹介する。
NTTデータ ザムテクノロジーズは、東洋アルミニウム、日軽エムシーアルミと共同で、金属3Dプリンタ使用時に発生する金属くずを再生利用する手法を確立した。金属くずの再溶解で、ほぼ100%再利用できる。
DMG森精機はAMに関する展示会「フォームネクストフォーラム 東京」において、金属3Dプリンタを活用して製作したドローバーなど実製品を展示した。
3D Printing Corporationは、Meltioの金属3Dプリンタ「Meltio Robot Cell」を発売した。大型金属3Dプリンタ「Engine Robot」の稼働に必要な付帯設備を全てそろえているため、導入後すぐに造形できる。
日本AM協会は、第2回総会を開催し、AM(Additive Manufacturing:付加製造、積層造形)に関する動向や事例の共有などを行った。
住友電気工業は三菱商事テクノスと協業し、バインダージェット式3Dプリンタを使用した金属部品の量産事業を立ち上げるプロジェクトを開始した。金型レスの部品製造を導入し、製造業のデジタル化を加速させる。
プロテリアルは、金属3D造形試作支援サイト「Addurn」が、新たなアルミニウム合金粉末の取り扱いを開始したと発表した。高い熱伝導率と優れた耐食性を備える同材料を用いて製作した場合の概算見積もりの提供を開始した。
大同特殊鋼は、プラスチック射出成形金型に適した3Dプリンタ用ステンレス系粉末「DAP-AM」シリーズ「LTX420」を発売する。特殊な処理をせず、連続的に150mm角を超える大型品を造形できる。
日本ミシュランタイヤは太田サイト内に開設した金属3Dプリンタによる積層造形技術の共創拠点「ミシュランAMアトリエ」を報道陣に公開した。
プロテリアルは、金属積層造形向けの高硬度マルエージング鋼積層造形粉末「ADMUSTER-YAG350AM」の販売を開始した。一般的なマルエージング鋼よりも、さらに高い硬度に調整できる。
群馬積層造形プラットフォームは技術報告会を開催し、新規メンバーの群馬県立産業技術センターとフランスの国立産業技術センター「CETIM」との連携推進や、今後の技術開発テーマと方向性を示す「探索マップ」について発表した。
東レ・プレシジョンは「HANNOVER MESSE(ハノーバーメッセ)2023」(2023年4月17〜21日:ドイツ時間、ハノーバーメッセ)において金属3Dプリンタを活用したワークを多数展示した。
MONOist編集部は「金属3Dプリンタ動向調査」を実施した。調査期間は2023年3月9〜22日で、有効回答数は355件だった。本稿ではその内容を抜粋して紹介する。
2022年11月8〜13日まで東京ビッグサイトで開催された「第31回 日本国際工作機械見本市(JIMTOF 2022)」において、近畿大学次世代基盤技術研究所 技術研究組合 次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)の京極秀樹氏が「金属積層造形技術の最新動向と今後の展開」をテーマに講演を行った。
「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8〜13日、東京ビッグサイト)では特別企画として、AM(Additive Manufacturing、積層造形)エリアが設けられ、多くの企業が金属3Dプリンタの最新機種を出展した一方で、日本の現状に危機感を訴える声もあった。
GEアディティブは「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8〜13日、東京ビッグサイト)において、同社の金属3Dプリンタを用いた航空機部品などを多数展示した。
松浦機械製作所は「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8〜13日、東京ビッグサイト)のAM(Additive Manufacturing、積層造形)エリアで、従来機に改良を加えたハイブリッド金属3Dプリンタ「LUMEX Avance-25」を展示した。
芝浦機械は「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8〜13日、東京ビッグサイト)のAMエリアで、金属3D積層造形機「ZKシリーズ」を紹介するととともに、移動型双腕ロボットとの組み合わせで造形プロセス全体の効率化を訴えるデモンストレーションを披露した。
三菱電機は「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8〜13日、東京ビッグサイト)において、CFRP切断用レーザー加工機やワイヤ方式のレーザー金属3Dプリンタなど新たな加工を実現する製品群を紹介した。
日本バイナリーは積層造形技術の見本市「Formnext Forum Tokyo 2022」(2022年9月27〜28日、東京都立産業貿易センター 浜松町館)において、スペインのMELTIOのマルチレーザーDED方式金属3Dプリンタ「MELTIO M450」「MELTIO ENGINE」などを紹介した。
DMG森精機は積層造形技術の見本市「Formnext Forum Tokyo 2022」において、5軸マシニングセンタにAM(金属3Dプリンタ)機能を組み込んだレーザー金属積層造形機「LASERTEC 65 DED hybrid」による造形部品などを展示した。
日本電産マシンツールは積層造形技術の見本市「Formnext Forum Tokyo 2022」において、同社のパウダーDED方式3次元金属積層造形機「LAMDA 200」による積層サンプルなどを出展した。
ソディックは大型サイズの安定造形を実現した金属3Dプリンタ「LPM450」を開発、発売したと発表した。
日本電産マシンツールは、パウダーDED方式の金属3Dプリンタ「LAMDA500」の販売を開始した。2軸テーブルを標準搭載し、5軸形状を造形できる。最大造形サイズは500×500×500?で、航空宇宙、自動車など多様な金属部品の形状に対応する。
大同特殊鋼は、SLM方式3Dプリンタ用のダイス鋼系金属粉末「LTX」を発表した。鋼材SKD61を3Dプリンタに適した組成に調整しており、150mm角を超える大型品の造形が可能だ。
ニコンは2022年9月2日、ドイツの金属3DプリンタメーカーであるSLM Solutions Group(以下、SLM)を買収すると発表した。SLMの増資を引き受ける他、1株当たり20ユーロの現金対価による公開買い付けを行う。加えて、SLMが実施する転換社債の公開買い付けも行い、100%子会社化を目指す。取引総額は6億2200万ユーロ(840億円)になる見込みだという。
DMG森精機は、「アディティブマニュファクチャリング Laboratory & Fabrication」を伊賀事業所の伊賀グローバルソリューションセンタ内に開設し、ユーザーの金属積層造形の活用をサポートする受託加工サービスの本格稼働を開始した。
三菱電機は、ワイヤレーザー方式の金属3Dプリンタ「AZ600」2機種を発売した。独自のデジタル造形技術により、造形物の状態や形状に合わせた高品質な積層造形が可能で、廃棄材料の削減で環境負荷の低減にも寄与する。
ソディックは、材料交換やメンテナンスなどの非稼働時間を大幅に削減できる金属3Dプリンタ「LPM325S」を発表した。材料交換作業の簡易化やヒューム回収能力の向上など、機能強化が図られており、長時間高速で安定した造形ができる。
DMG森精機は2021年9月30日、旋削とミーリングを1台で行う複合加工機にレーザー金属積層造形技術であるアディティブマニュファクチャリング(Additive Manufacturing、積層造形技術、以下AM)を融合したレーザー金属積層造形機「LASERTEC 3000 DED hybrid」を開発し、市場投入を開始すると発表した。
ミシュランの合弁企業であるフランスのAddUp(アダップ)は、パウダーベッド式金属積層造形装置「FormUp 350」最新機を発表し日本での展開を開始した。
2020年11月16〜27日にオンラインで開催された「第30回 日本国際工作機械見本市(JIMTOF 2020 Online)」において、主催者セミナーとして、東京農工大学 工学府 機械システム工学専攻教授の笹原弘之氏が登壇。「金属材料のAdditive Manufacturingの基礎から見える未来予想」をテーマとし、金属AMの代表的ないくつかのプロセスの基本原理とメリットやデメリットについて述べるとともに、国内外の金属AMの最新動向について紹介した。
東芝機械は、金属3D積層造形装置「ZK」シリーズの受注を開始した。材料の金属粉末を供給しながら造形する指向性エネルギー堆積方式を採用している。
国内製造業の設計、開発、製造・生産技術担当役員、部門長らが参加した「Manufacturing Japan Summit(主催:マーカスエバンズ)」が2019年2月20〜21日、東京都内で開催された。開会基調講演では、GEアディティブ日本統括責任者のトーマス・パン氏が登壇し、「パラダイムシフト:アディティブ製造がもたらすモノづくり変革」をテーマに、積層造形技術の持つ可能性や、GEアディティブの取り組みについて紹介した。
三菱重工工作機械は海外市場に向けて金属3Dプリンタの展開を開始することを発表した。2019年5月20〜23日に米国デトロイトで開催される先端立体造形技術の見本市「RAPID+TCT2019」で、金属3Dプリンタ「LAMDA」を披露し、世界初となる関連技術「モニタリングフィードバック機能」や「ローカルシールド機能」などを紹介する。
最終製品への3Dプリンタの活用が進む中、受託造形を行う企業も増えている。金属3Dプリンタなどによる受託造形を専門とするJ・3Dは、2013年に鋼材の通信販売事業から現在の積層造形事業へと舵を切った。現在は自動車業界など幅広い分野の金属造形を行う一方で、新たに医療分野の開拓を進める。J・3D 代表取締役の高関二三男氏に、自社の積層造形に関する取り組みや、3Dプリンタ装置の進化の現状などについて聞いた。
IHIは、「国際航空宇宙展2018東京」(2018年11月28〜30日、東京ビッグサイト)に出展し、航空機用ジェットエンジンやH-IIAロケットなどに用いられる各種部品の展示や、金属積層造形(AM:Additive Manufacturing)に対する取り組みを紹介した。
技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)は、Additive Manufacturing(付加製造)の国家プロジェクトを新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託研究として進めている。
技術研究組合次世代3D積層造形技術総合開発機構(TRAFAM)は、Additive Manufacturing(付加製造)の国家プロジェクトを新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託研究として進めている。
DMG森精機は「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」(2018年11月1〜6日、東京ビッグサイト)において、金属積層造形技術の価値を訴求するために、トポロジー最適化を駆使して実現した工作機械を参考出典した。
DMG森精機は「JIMTOF2018」において、金属積層造形モデルでパウダーノズル方式とパウダーベッド方式の2機種を紹介。航空機業界や金型修理などの領域で着実に成長を重ねており「2025年には500億円の売上高を目指す」(DMG森精機 取締役社長 森雅彦氏)としている。
三菱電機は「JIMTOF2018」において、同社初となる金属3Dプリンタを参考出展。単体としての技術力とともに、モジュール化した工程の組み合わせにより、工程全体で自動化を実現できる価値を訴えた。
2018年11月1〜6日に開催される「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」だが、前回の2016年開催に引き続き、「IoT活用によるつながる化」と「金属積層造形」が大きなテーマとなりそうだ。注目の展示テーマをプレビューする。
金属3Dプリンタの最新動向や課題を語る「Additive Manufacturingのためのシミュレーション活用セミナー」(サイバネットシステム、アンシス・ジャパン主催)が2018年7月4日に東京会場、5日に名古屋会場で開催された。