「第43回東京モーターショー2013」では、世界初披露となるワールドプレミアの他にも多くの注目展示がある。本記事では、それらの注目展示や記者が個人的に気になった展示をフォトギャラリー形式で紹介しよう。
日本モレックスの2.00mmピッチの車載用電線対基板コネクタ「DuraClick」は、ヘッドランプやリヤランプのLED化により需要が拡大している。このため、ヘッダの新たな品種として垂直接続タイプの「560020」を追加した。
日野自動車は、電気バスや電気トラック、プラグインハイブリッド(PHEV)バス、燃料電池バスなどの開発を、2020年東京オリンピック/パラリンピックにおける輸送インフラとしての採用を視野に入れながら進めている。
デンソーは、「第43回東京モーターショー2013」において、微細藻類からディーゼルエンジンに使用できるバイオ燃料を生産する取り組みの最新状況を紹介。2020年までに、バイオ燃料を1ヘクタール当たり年間25トン生産できる技術の開発にめどを付けたい考え。
ヤマハ発動機は、「第43回東京モーターショー2013」において、電動アシスト自転車「PAS」の次世代コンセプトモデル「YPJ-01」を披露した。「ママチャリ」のイメージが強い現在の電動アシスト自転車とは異なる新たな市場を開拓するために開発された。
「第43回東京モーターショー2013」では、世界初披露となるワールドプレミアの他にも多くの注目展示がある。本記事では、それらの注目展示や記者が個人的に気になった展示をフォトギャラリー形式で紹介しよう。
日本モレックスの2.00mmピッチの車載用電線対基板コネクタ「DuraClick」は、ヘッドランプやリヤランプのLED化により需要が拡大している。このため、ヘッダの新たな品種として垂直接続タイプの「560020」を追加した。
日野自動車は、電気バスや電気トラック、プラグインハイブリッド(PHEV)バス、燃料電池バスなどの開発を、2020年東京オリンピック/パラリンピックにおける輸送インフラとしての採用を視野に入れながら進めている。
デンソーは、「第43回東京モーターショー2013」において、微細藻類からディーゼルエンジンに使用できるバイオ燃料を生産する取り組みの最新状況を紹介。2020年までに、バイオ燃料を1ヘクタール当たり年間25トン生産できる技術の開発にめどを付けたい考え。
ヤマハ発動機は、「第43回東京モーターショー2013」において、電動アシスト自転車「PAS」の次世代コンセプトモデル「YPJ-01」を披露した。「ママチャリ」のイメージが強い現在の電動アシスト自転車とは異なる新たな市場を開拓するために開発された。
スタンレー電気は、「第43回東京モーターショー2013」において、ヘッドランプ/リヤランプの次世代技術を示す「スタンレー・ライティング・ラボ」を展示した。シムドライブが開発した電気自動車「SIM-CEL」に搭載されている「レーザー前照灯」をはじめ、同社の最新技術が詰め込まれている。
ダイハツ工業が、「第43回東京モーターショー2013」に出展した、同社の「貴金属フリー液体燃料電池」を搭載する軽トラックのコンセプトカー「FC凸DECK」は、実際に走行できる車両だ。FC凸DECKが、大型放射光施設「SPring-8」内の敷地を走行している映像も公開されている。
マツダの新型「アクセラ」に採用されたガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」の改良版は、燃費が向上したものの、圧縮比は従来の14.0から13.0に低下している。しかし、同じSKYACTIV-G 2.0をベースに開発した、ガソリンと圧縮天然ガス(CNG)に対応する「SKYACTIV-CNG」は、オクタン価の高い天然ガスを効率よく燃焼できるよう、圧縮比は14.0に設定されている。
Volkswagen(フォルクスワーゲン)が、東京モーターショー2013で4人乗り小型車のプラグインハイブリッド車(PHEV)コンセプトモデル「twin up!」を発表。リッター90.9kmの超低燃費は、設計の規格化/標準化でさまざまなパワートレインに対応可能な新世代プラットフォームによって生まれた。
ブリヂストンは、「第43回東京モーターショー2013」において、空気を充てんする必要のないタイヤ「エアフリーコンセプト(非空気入りタイヤ)」の第2世代品を披露した。超小型EV「コムス」に装着して走行する映像も公開。数年後以内を目標に実用化したい考えだ。
パイオニアは、「第43回東京モーターショー2013」の併催イベント「SMART MOBILITY CITY 2013」において、開発中のミラー型テレマティクス端末を披露した。端末の右側が液晶ディスプレイになっており、NTTドコモのドライブ支援サービス「ドコモ ドライブネットインフォ」などの機能が利用できる。
スズキは、「第43回東京モーターショー2013」において、開発を進めている排気量1.0lの「デュアルジェット エンジン」を披露した。コンパクトクロスオーバーのコンセプトモデル「Crosshiker」に搭載している。次世代軽量プラットフォームや「エネチャージII」との組み合わせにより、30km/l以上の燃費達成が十分見込めそうだ。
トヨタ車体が開発した超小型電気自動車(EV)「コムス」の2人乗りモデル「T・COM」は、愛知県豊田市で実証運用中の都市交通システム「Ha:mo(ハーモ)」向けに開発された。2014年初からの投入を予定している。
デンソーは、「第43回東京モーターショー2013」のプレスカンファレンスにおいて、次世代パワー半導体として知られるSiCデバイスを用いた小型インバータの量産開発を2016年から始める方針を明らかにした。
トヨタ自動車が、東京モーターショー2013でセダンタイプの燃料電池車「TOYOTA FCV CONCEPT」やコンセプトカー「TOYOTA FV2」など5台のワールドプレミア(世界初出展)を実施。また、トヨタ自動車副社長の加藤光久氏から、同社のクルマ作りの方向性が語られた。
ダイハツ工業は、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)において、軽オープンスポーツカー「コペン」の新モデルを2014年前半に発売すると発表した。プレスカンファレンスでは、コペンの樹脂外板を数分で着せ替えるデモンストレーションも行われた。
ヤマハ発動機が東京モーターショー2013で、2人乗り小型四輪車のコンセプトモデル「MOTIV(モティフ)」を発表した。「人機一体感の楽しさ」と「都市型パーソナルビークル」を両立したという。
ホンダは、「第43回東京モーターショー2013」のプレスカンファレンスにおいて、次世代軽スポーツのコンセプトカーとして出展した「S660 CONCEPT」をベースにした車両を、2015年に量産する方針を表明した。
富士重工業は、「第43回東京モーターショー2013」において、日本市場向けに新たに開発したスポーツツアラー「LEVORG(レヴォーグ)」を発表した。新開発の排気量1.6l(リットル)水平対抗直噴ターボエンジンを搭載するモデルは、ガソリン満タンの状態から高速道路を時速100kmで定速走行すれば1000km走行できるという。
日産自動車が東京モーターショー2013でコンセプトカー「アイディーエックス フリーフロー(IDx Freeflow)」「 アイディーエックス ニスモ(IDx NISMO)」を発表。“デジタルネイティブ”の心に響く本物のクルマを目指したという。
日産自動車は、NISMOブランドのフラッグシップとなる「GT-R NISMO」を、2014年2月末に国内発売する。エンジンの最高出力は、NISMOの専用チューニングにより、GT-Rの404kWから約10%増の441kWとなっている。量産車でニュルブルクリンク北コース最速を記録したタイムアタックの様子も映像で公開されている。
トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」は、「東京モーターショー2013」の前夜祭イベント「Amazing Night for 43rd Tokyo Motor Show2013」を開き、スポーツクーペ「LEXUS RC」とコンパクトクロスオーバーSUV「LEXUS LF-NX」のターボチャージャーモデルを初披露。2013年11月から放映されているCMに登場する小型クワッドローターも紹介した。
ホンダは、屋内バリアフリー対応空間での利用を想定したパーソナルモビリティの新モデル「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」を発表。「第43回東京モーターショー2013」に出展し、体験試乗を予定している。
パイオニアは、「第43回東京モーターショー2013」の併催イベント「SMART MOBILITY CITY 2013」に出展するNTTドコモのブースで、開発中のルームミラー型テレマティクス端末を披露する。
デンソーは、「第43回東京モーターショー2013」において、同社が考える未来のドライブを体験できる「インタラクティブ・コミュニケーション・コックピット」を展示する。同コックピットは、世界最大サイズのヘッドアップディスプレイ(HUD)を搭載している。
NTNは、「第43回東京モーターショー2013」において、「その場回転」や「横方向移動」といったインホイールモーター方式ならではの特徴を持つ2人乗りEVコミュータ「Q’moII(キューモツー)」を出展する。
日野自動車は、「第43回東京モーターショー2013」において、電気バスのコンセプト「ポンチョ・ミニ」を初公開する。同車両は、走行モーターなどのパワートレインを運転席の下部に配置する前輪駆動タイプの車両となっている。
日産自動車は、「第43回東京モーターショー2013」において、開発中のグラス型ウェアラブルデバイス「NISSAN 3E」を披露する。NISSAN 3Eは、人気漫画「ドラゴンボール」に出てくる「スカウター」風の片側メガネタイプのスマートグラスだ。イメージ映像も公開されている。
ホンダは、「ロサンゼルスオートショー2013」において、燃料電池車の新たなコンセプトカー「Honda FCEV CONCEPT」を公開する。同車両が正式発表される11月20日は、トヨタ自動車が、最新の燃料電池車のデザインコンセプト「TOYOTA FCV CONCEPT」を「東京モーターショー2013」で発表する日でもある。
三菱電機は、「第43回東京モーターショー2013」において、電気自動車(EV)のコンセプトカー「EMIRAI(イーミライ) 2」を展示する。パワートレイン系車両と運転支援系車両の2台を用意しているという。
三菱ふそうトラック・バス(以下、三菱ふそう)は、「第43回東京モーターショー2013」において、“女性の 女性による 女性のためのトラック”「キャンター エコ ハイブリッド Canna(カンナ)」を参考出品する。
ヤマハ発動機は、「第43回東京モーターショー2013」において、電動バイクのコンセプトモデルを4台披露するとともに、電動アシスト自転車「PAS」の次世代モデルなども初公開する。
日産自動車は、「第43回東京モーターショー2013」において、グライダーと三角翼をモチーフにした次世代電気自動車(EV)のコンセプトモデル「ブレイドグライダー」と、直近でフルモデルチェンジやビッグマイナーチェンジを予定している車両の数々を披露する。ブレイドグライダーの紹介映像も公開中だ。
「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)で世界初公開(ワールドプレミア)される車両の台数は、前回比約1.4倍の76台になることが分かった。
トヨタ車体は、「第43回東京モーターショー2013」において、超小型電気自動車(EV)「コムス」の2人乗りモデル「T・COM」を初公開する。
ボルボ・カー・ジャパンは、「第43回東京モーターショー2013」において、アジア初公開となる「ボルボ・コンセプト・クーペ」を出展する。同車両は、新世代のボルボ・デザインの可能性を示唆するコンセプトカーだ。
トヨタ自動車は、「第43回東京モーターショー2013」において、2015年に市販するセダンタイプの燃料電池車(FCV)のデザインコンセプト「TOYOTA FCV CONCEPT」や、直感で通じ合うことで愛着を感じられる未来のクルマ「TOYOTA FV2」、次世代の日本のタクシーコンセプト「JPN TAXI Concept」などを世界初公開する。
トヨタ自動車は、「第43回東京モーターショー2013」において、高級車ブランド「レクサス」からスポーツクーペ「LEXUS RC」とコンパクトクロスオーバーSUV「LEXUS LF-NX」を出展する。LEXUS RCは、「見る者を一目で魅了するスタイリング」(同社)だという。
三菱自動車が「第43回東京モーターショー2013」に出展する大型プラグインハイブリッドSUVのコンセプトモデル「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」は、車室室内中央に、全ての乗員がアクセスできるタッチスクリーン式の大型インタフェース「タクティカルテーブル」を設置している。
ダイハツ工業は、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)において、軽スポーツのコンセプトモデル「KOPEN」や、ミニバン並みの全高を持つ軽ワゴン「DECA DECA」、同社が独自開発した液体燃料電池システムと搭載する「FC凸DECK」などを世界初公開する。
富士重工業は、「第43回東京モーターショー2013」の出展概要を発表した。世界初公開する車両は、国内市場向けの新型スポーツツアラー「LEVORG」と、都市型SUVのコンセプトモデル「SUBARU CROSS SPORT DESIGN CONCEPT」である。
スズキが「第43回東京モーターショー2013」に出展する電動バイクのコンセプトモデル「EXTRIGGER(エクストリガー)」には、カシオ計算機の可視光通信技術が搭載されている。
スズキは、「第43回東京モーターショー2013」に、小型四輪駆動車「ジムニー」をベースに独自開発の小型軽量なハイブリッドシステムを搭載した「X-LANDER」や、可視光通信技術を搭載した電動ミニモト「EXTRIGGER」などを出展する。
ホンダは、「第43回東京モーターショー2013」において、軽オープンスポーツカーのコンセプトモデル「Honda S660 CONCEPT」を出展する。この他、2015年発売予定のスポーツカー「NSX」のコンセプトモデル「NSX CONCEPT」を日本で初公開するとともに、電動一輪車「UNI-CUB」の新モデルも披露する。
マツダは、「第43回東京モーターショー2013」において、ガソリンと圧縮天然ガス(CNG)の両方を燃料として使用できる新型エンジン「SKYACTIV-CNG」を世界初公開する。
三菱自動車は、「第43回東京モーターショー2013」で3台のコンセプトカーを初披露する。プラグインハイブリッドSUVの「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」と「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」、ダウンサイジング直噴ターボエンジンを搭載するコンパクトMPV「MITSUBISHI Concept AR」だ。
「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月22日〜12月1日、東京ビッグサイト)に出展する車両メーカーの社数とブランド数が発表された。国内からは、2011年開催の前回と同様に、乗用車、商用車、二輪車メーカー14社/15ブランドが出展。海外からは6年ぶりにVolvoが参加するなど18ブランドが出展する。
東京モーターショーで、プロダクトデザイナーが各社のコンセプトカーをウオッチ。「Fun-Vii」や「BMW i」を見て考えたこととは?
@IT MONOist 環境技術フォーラムでアクセスが多かった記事を隔週で紹介します。今回の集計対象期間は、2011年11月28日〜12月11日です。
「第42回東京モーターショー2011」(2011年12月3〜11日、東京ビッグサイト)で、記者が「個人的」に興味深いと思った展示をフォトギャラリー形式で紹介しよう。
「レクサスGS」の新モデルに採用された「竹ステアリングホイール」。猟銃製造の老舗として知られるミロクの木材加工技術により、“本物志向”のオーナーを満足させる仕上がりとなっている。
BMWは協業する日本の自動車メーカーとして唯一トヨタを選んだ。電池技術が今後、生命線を握ると判断したからだ。トヨタ自動車はディーゼル技術が販売戦略に直結すること、電池の研究開発に幅を持たせるためにBMWを選んだ。
ホンダが、東京モーターショー2011で次世代EVのスモールコンセプトモデル「EV-STER」を世界初公開。後輪駆動方式(FR)の電動2シーターオープンスポーツカーで、“走りを楽しむEV”となっている。
アウディのEV「Audi A1 e-tron」と「Audi A3 e-tron」の国内プレス向け初披露&試乗会が箱根TOYO TIRESターンパイクで行われた。
三菱電機は、車内デザインおよび視認性・操作性を両立した先進的な自動車の実現を支援する新しいディスプレイシステムを開発。近未来コンセプトカー「EMIRAI(イーミライ)」に搭載し、東京モーターショー 2011で披露する。
ハイブリッド車はエンジンとモーターを組み合わせることで高い燃費を実現している。実は通常のガソリン車でも似たような方法で燃費を高める手段がある。減速時のエネルギー回生だ。マツダは従来のバッテリーではなく、高効率な大容量キャパシタを採用することで、ガソリン車の燃費を10%高めるシステム「i-ELOOP」を開発した。
一戸建てであればEV導入はたやすい。だが、マンションでは制約がある。そこで、三菱自動車とオアシスソリューション、サイトレックは、「マンション+EV」という条件で、カーシェアリングサービスを立ち上げた。1台分の駐車スペースがあれば導入できる手軽さが売りだ。
トヨタ自動車はハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)、EV、燃料電池車といった環境対応車を全て見せる。他社と比較して、実用的な車を展示する予定であり、特にHVとPHVの燃費の良さが際立つ。
トヨタ自動車は、プラグインハイブリッド車「プリウスPHV」の発売に合わせて、充電用の補助機器を販売する。家庭内の消費電力を監視して充電するかどうかを判断する「H2V Manager」が目玉。スマートフォンからの管理設定も可能だ。
二輪車を重視するホンダは四輪車と合わせて、7車種の「EV」を東京モーターショー2011で見せる。スポーツカーからセダン、コミューター、オートバイ、シニアカートまで幅広い展開が印象的だ。
他社に先駆けてEVの量産を開始した三菱自動車。他社とは逆にEVからプラグインハイブリッド車(PHEV)へと展開する。SUVクラスの車種を狙うためだ。
東京モーターショー2011では各社が環境対応車に力点をおく。ダイハツ工業は小型ながら50km走行可能なEVと、液体燃料電池を搭載し走行距離を500kmまで延ばした商用車を見せる。
東京モーターショー2011の出展情報が明らかになった。スズキはレンジエクステンダータイプのEVの他、環境対応の二輪車を出展する。日産自動車は用途の異なるEV3車種をそろえた。
『第41回東京モーターショー』が、2009年10月24日から11月4日まで幕張メッセで開催された。各社の展示の中核となったのは、ハイブリッド車、電気自動車、プラグインハイブリッド車など電動自動車のコンセプトカーとその関連技術である。ここでは、特集記事「本格化するEV/PHEV開発」で紹介した電気自動車とプラグインハイブリッド車以外の展示について紹介する。