日産自動車は、「第43回東京モーターショー2013」において、開発中のグラス型ウェアラブルデバイス「NISSAN 3E」を披露する。NISSAN 3Eは、人気漫画「ドラゴンボール」に出てくる「スカウター」風の片側メガネタイプのスマートグラスだ。イメージ映像も公開されている。
日産自動車は、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)において、開発中のグラス型ウェアラブルデバイス「NISSAN 3E」を披露する。同社の東京モーターショー2013特設サイトで明らかにした。
NISSAN 3Eは、いわゆるスマートグラスと呼ばれるメガネタイプのウェアラブル端末である。左側の眼の前に来るHMD(ヘッドマウントディスプレイ)上に、インターネットを介して取得したさまざまな情報を映し出す機能を備えている。外観は、人気漫画「ドラゴンボール」に出てくる「スカウター」によく似ている。
同社は、東京モーターショー2013の開催中、来場者向けにNISSAN 3Eのテスト体験を実施する。また、NISSAN 3Eを装着したユーザーからの視点をWebサイトでライブ中継するという。
日産自動車は、2013年10月の「フランクフルトモーターショー2013」において、モータースポーツ子会社であるNISMOブランドのスマートウオッチ「NISMO Watch」を発表している(関連記事:日産がNISMOブランドのスマートウオッチを開発、スマホ連携で車両情報を表示)。東京モーターショー2013では、スマートグラスであるNISSAN 3Eを披露し、注目デバイスであるウェアラブ端末への取り組みを通して同社の先進性をアピールしたい考えだ。
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