三菱電機は、車内デザインおよび視認性・操作性を両立した先進的な自動車の実現を支援する新しいディスプレイシステムを開発。近未来コンセプトカー「EMIRAI(イーミライ)」に搭載し、東京モーターショー 2011で披露する。
三菱電機は、車内デザインおよび視認性・操作性を両立した先進的な自動車の実現を支援する新しいディスプレイシステムを開発。同社の近未来コンセプトカー「EMIRAI(イーミライ)」に搭載し、2011年12月3〜11日まで東京ビッグサイトで開催される「第42回 東京モーターショー 2011」に出展する(東6ホール 小間番号E6012)。
インストルメントパネル(インパネ)に、自由曲面に対応可能な「背面投射(リアプロジェクション)方式ディスプレイ」を採用することで視認性とデザイン性が向上。運転状況に応じた自動車の情報や車外情報を表示したり、情報を切り替えたりすることができる。また、運転席横のアームレストにタッチパネル付きの同ディスプレイを搭載することで、運転者の手元でナビゲーション操作(タッチ操作や手書き文字入力による操作)などが行えるという。
後部アームレストに「タッチパネル付き湾曲液晶ディスプレイ」を内蔵し、これをコントローラーとして利用することで、後部座席の同乗者であっても、簡単に手元でカーオーディオなどの操作が行えるという。
以下の表は、両ディスプレイの概要である。
ディスプレイタイプ | デモ機曲率 | 表示サイズ | 解像度 |
---|---|---|---|
背面投射方式ディスプレイ(インパネ) | 300mm(最小値) | 980×280mm | 1920×540 |
タッチパネル付き湾曲液晶ディスプレイ | 400mm | 9型 | 800×480(WVGA) |
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