オムロンは、子会社の韓国オムロン制御機器が、オートメーション技術で生産現場の課題解決を支援する「オートメーションセンタ」をソウル市内に開設したと発表した。
オムロンは2017年1月19日、子会社の韓国オムロン制御機器が、オートメーション技術で生産現場の課題解決を支援する「オートメーションセンタ」(ATC)をソウル市内に開設したと発表した。
ATCは、顧客が抱えるモノづくりの課題を制御アプリケーションの提供を通じて解決することを目的としている。同社の制御機器を展示する他、実証実験用の設備や実機、トレーニングルームなどを備え、オートメーション技術の導入・構築のサポート、課題解決に向けた実機検証などを行う。また、課題を解決するための制御アプリケーション・ソフトウェアの開発やロボティクスラボを用いたトレーニングの実施などにも取り組んでいる。
生産のグローバル化が進む韓国では、生産性向上や収益確保に向けてFA技術の導入ニーズが高まっている。同時に、技術革新の研究開発が進められており、政府主導のスマートファクトリーの推進も始まっている。今回同社では、生産現場の課題解決や制御機器を扱う人材育成を支援するため、ATCを開設した。
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