　出力軸は中空軸フラットギヤヘッドで、減速比は10、15、20、30、50。取付角寸法は104mm（ギヤヘッド部は110mm）、質量は13.5kgで、同出力200WのACモーターに比べて小型軽量だ。モーター効率はIE5相当の80％で、IE3相当のACモーターのステンレスタイプと比較して効率が良い。低発熱でランニングコストも低減できる。

寸法、質量、ケーブル長出所：オリエンタルモーター

　システム構成は、同製品と「ステンレスタイプモーター用BLE2シリーズドライバ」の組み合わせで、モーターとドライバ間の接続ケーブルは最大20mまで延長できる。また、PMモーターと組み合わせ可能なインバータであれば、他社のインバータとも組み合わせられる。

システム構成［クリックで拡大］出所：オリエンタルモーター

⇒その他の「FAニュース」の記事はこちら

オリエンタルモーターが産業用ロボット発売、“ちょうどよさ”の3～6軸まで4種
オリエンタルモーターが初めて産業用ロボットを発売する。
PLCレスで協働ロボットの外部軸を制御、自動化システム構築の工数削減
ユニバーサルロボットはオリエンタルモーターの中空ロータリーアクチュエーター「DG IIシリーズ」を、ユニバーサルロボット製協働ロボットの周辺機器プラットフォーム「UR＋」製品として認証したと発表した。
オリエンタルモーターが実機とソフトで学べる教育用小型卓上3軸ロボット
オリエンタルモーターは、教育向け3軸小型卓上ロボット「Motion System Master」を発表した。ロボット人材の教育に広く活用されるよう、軽量小型で価格を抑え、機械とソフトの両方から学べる構造を採用している。
“ちょうどいい自動化”を目指すオリエンタルモーターの装置モジュール模擬工程
オリエンタルモーターは「第36回ものづくりワールド［東京］」において、自社製品を活用した5つの装置モジュールによる模擬生産ラインを披露した。
チェーンコンベヤーの予兆保全や状態監視に、椿本が“たるみ”を見るセンサー
椿本チエインは「FOOMA JAPAN 2025」において、チェーンコンベヤー監視システムを参考出展した。
小スペースの梱包運搬パレタイズ自動化ライン、山善がロボットやAMR活用
山善トータル・ファクトリー・ソリューション（TFS）支社は食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2025」において、AMR（自律型搬送ロボット）や協働ロボットを活用したコンパクトな全自動ラインソリューションのデモンストレーションを行った。