試作から小ロット生産まで対応可能なハイスペック小型二軸混練押出機FAニュース

日本製鋼所は、ハイスペック小型二軸混練押出機「TEX34αIII」を発売した。用途に応じた細かい仕様設定が可能で、試作から小ロット生産まで幅広い用途に適用できる。

» 2018年01月25日 07時00分 公開
[MONOist]

 日本製鋼所は2017年12月12日、ハイスペック小型二軸混練押出機「TEX34αIII」を発売した。「TEX34αIII」シリーズ「TEX30α」の後継として、試作から小ロット生産まで幅広い用途に適用できる。

 従来構造よりシリンダの組み換えが容易な新型タイバー締結方式「EZ Change(イージーチェンジ)」を採用し、作業性を向上した。

 TEX34αIIIは「スタンダードモデル」と「ビルトインモデル」の2タイプが用意されている。スタンダードモデルは、多段ベントやシリンダL/Dが自由に設定でき、スクリュー回転速度(モーターサイズ)を低速から高速まで3タイプから選択できるなど、用途に応じた細かい仕様設定が可能だ。また、防爆仕様(2種場所)などにも対応する。ビルトインモデルは押出機のフレームに制御盤を組み込んだタイプ。設置スペースや配線作業などの設置作業工数を削減する。

 オプションで重量式フィーダーやサイドフィーダー、真空ポンプなどの付帯装置を用意。ニーズに応じたシステム構築に対応する。

photo ハイスペック小型二軸混練押出機「TEX34αIII」 出典:日本製鋼所

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