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グローバルHVAC合弁会社設立に向け、最終契約を締結製造マネジメントニュース

日立製作所と米ジョンソンコントロールズ インク、日立アプライアンスは、グローバルHVAC合弁会社の設立に向け、2015年1月21日に最終契約を締結した。

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 日立製作所は2015年1月22日、米ジョンソンコントロールズ インク、日立アプライアンスとグローバルHVAC(暖房・換気・空調)合弁会社の設立に向け、同月21日に最終契約を締結したと発表した。提携により、ジョンソンコントロールズは、日立アプライアンスのグローバル空調事業(日本国内の販売・サービス部門を除く)の60%株主となる。

 ジョンソンコントロールズは、ビル向けのHVAC、ビル制御、冷凍機器、セキュリティシステムを提供するグローバルな多角経営企業。一方、日立製作所の100%子会社である日立アプライアンスは、家庭用ルームエアコンからビル用マルチエアコン、業務用・産業用空調システムまでの空調ソリューションをグローバルに提供してきた。

 今回両社は、それぞれが持つ技術、先進的な研究開発、広範な販売チャネルを基に、合弁会社を設立する。新会社の従業員は約1万3800人で、24カ所の製造拠点を展開する。設立の手続きは、規制当局の認可の他、必要な承認を経て、2015年後半に完了する見通し。

 新会社では今後、グローバルな顧客ニーズに合ったジョンソンコントロールズの既存製品に、日立アプライアンスのビル用マルチエアコン技術や先進的なインバータ技術に基づく家庭用ルームエアコン、吸収式冷凍機器を加えたフル・ラインアップの製品を世界規模で提供していくという。なお、日立アプライアンスは、今後も日本国内で日立ブランドのHVAC製品を提供する。

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