横河電機は、情報統合サーバ「OpreX Collaborative Information Server」に、アプリケーション構築や外部接続性を向上させる機能強化を実施した。簡単かつ柔軟にゲートウェイを導入できるようになる。
横河電機は2025年2月12日、情報統合サーバ「OpreX Collaborative Information Server」に、アプリケーション構築や外部接続性を向上させる機能強化を実施したと発表した。
OpreX Collaborative Information Serverは、ユーザーのデータを集約して情報を一元管理し、リモートオペレーションの環境を提供する。これにより、効率的なプラント操業や迅速な意思決定を支援する。
今回新たな機能として、ゲートウェイの役割を果たす「CIゲートウェイ」を追加。プラントなどでサイトごとにゲートウェイを配置するような場合に、簡単かつ柔軟にゲートウェイを導入できるようになる。
また、Webアプリケーションの標準インタフェース「RESTful API」に対応。同インタフェース経由でOpreX Collaborative Information Serverにアクセスできるようになったことで、OTデータの活用や、ITとOT間のデータ連携が効率的に行えるようになる。
他に、IEC 61850通信ドライバの機能を強化し、自動実行されていた一部操作をより安全なオペレーター操作でも実施できるようにした。
主な用途として、プラントの監視、操作、制御、データ収集、データ提供、記録保存などを想定している。
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