日本ラッドは、製造DX推進を支援するDataOpsプラットフォーム「Dereva」を発表した。さまざまなデータ取得や前処理を自動化するDataOpsツールとなっている。
日本ラッドは2025年1月22日、製造DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を支援するDataOpsプラットフォーム「Dereva」を発表した。製造業のDXプロジェクトにおけるデータ利活用の課題を解決する。
DXプロジェクトの進行では、データ活用と人材活用において、データリソースや保管手法の乱立、データ処理にかかる時間と手間などが課題となっている。同プラットフォームでは、さまざまなデータ取得や前処理を自動化する。
ノーコードまたはローコードに対応するDataOpsツールにより、集計作成や計算式変更などの運用を現場主導で実施できる。同社のリアルタイムデータ可視化ツール「Konekti」や利用中のパッケージソフトにより、データの可視化にも対応する。
先行して、エッジ端末の「DerevaEdge」と、IoT(モノのインターネット)基盤「DerevaDataStream」の提供を開始。今後、外部向けデータソース連携やデータパイプライン構築ツールなどの機能を追加するほか、現場で使用している出力ツールをそのまま利用できるよう利便性を高める予定だ。
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