日立ソリューションズ東日本は、日本アイ・ビー・エムの「IBM watsonx」を活用したAIチャットbotプラットフォーム「AIナレッジソリューション」の提供を開始した。社内問い合わせの効率化が可能になる。
日立ソリューションズ東日本は2025年1月22日、日本アイ・ビー・エムの「IBM watsonx」を活用したAI(人工知能)チャットbotプラットフォーム「AIナレッジソリューション」の提供を開始したと発表した。
同プラットフォームは、コーポレート部門に対する社内問い合わせ対応を支援するためのものとなる。最短1カ月で利用開始でき、FAQ方式やドキュメント検索方式など、対象業務に適したさまざまな方式で問い合わせに対応できる。
また、Excel形式でFAQを入力するだけで対話型チャットbotを簡単に構築できる。APIによって外部のイントラネットなどに埋め込みをしたり、学習データを随時追加することも可能だ。
ビジネスプロセスのさまざまな領域でAIを適用できる柔軟性を備え、業務に応じた複数のAIモデルを最適な形で活用できる。日立ソリューションズ東日本社内で検証したところ、問い合わせ対応に必要なコストを約80%削減し得ると確認できた。
今後は、日本アイ・ビー・エムの技術支援を受け、日立ソリューションズ東日本が「業務自動化」メニューを2025年4月にリリースする予定だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.