富士通は、共創のプロセスとなる情報収集・問題発見、アイデア創出、サービスの実装という流れに沿って、アイデア創出を支援するプログラムや新事業の実装に向けたサービスを体系化して提供する。
富士通は2016年5月12日、スマートデバイス、IoT、ビッグデータなどのICT活用により、新たな事業やサービスの創出を支援する共創サービスを体系化し、順次提供を開始すると発表した。
同サービスは、2015年に発表した同社のインテグレーションコンセプト「FUJITSU Knowledge Integration」を具現化するためのものと位置付けられている。
これまでに実施してきたサービスインテグレーションやハッカソンなどの実績を活用。共創のプロセスとなる情報収集・問題発見、アイデア創出、サービスの実装という流れに沿って、アイデア創出を支援するプログラムや新事業の実装に向けたサービスを体系化して提供する。
新しいプログラムとしては、ハッカソンのプロセスや効果的な共創活動のメソッドを短期間で体感できる「ハッカソンチャレンジプログラム」、同社のSEとともにフィールドワークやワークショップなどを通じてアイデアをブラッシュアップする「デザイン思考プログラム」、仮説、構築、検証、修正を迅速に繰り返して改良を続けていくリーンスタートアップの考え方を学ぶ「リーンスタートアップ実践プログラム」がある。これらのプログラムは、2016年5月12日から提供開始した。
また新サービスとして、要望や要件に最適なクラウドソーシング・プロバイダーを選定し、活用をサポートする「クラウドソーシングサービス」を同年5月下旬から提供。
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