IDS Imaging Development Systemsは、10GigEインタフェースを搭載した産業用カメラ「uEye+ Warp10」を発表した。高速の画像処理と高解像度での撮影を両立する。
IDS Imaging Development Systemsは2023年8月8日、10GigEインタフェースを搭載した産業用カメラ「uEye+Warp10」を発表した。
uEye+Warp10は、産業用カメラ「uEye XLS」製品群の1つで、高速の画像処理と高解像度での撮影を両立する。10GigEイーサネットベースのネットワークにおいて、大容量データを高速で処理し、画像を長距離伝送できる。転送帯域幅は1GigEカメラの最大10倍、速度はUSB3インタフェース搭載カメラの約2倍となっている。
解像度が最大45MPのセンサーを搭載しており、細部まで鮮明に捉えられる。onsemi製の大型グローバルシャッターセンサー「XGS20000(20MP、1.3インチ)」「XGS30000(30MP、1.5インチ)」「XGS45000(45MP、2インチ)」が組み込まれており、被写体ぶれを極力起こさずに撮影可能で、モニターや分析などに適している。
同カメラは、イーサネット通信規格を用いたカメラインタフェース規格「GigE Vision」に準拠している。そのため、RJ45コネクターを備える標準ケーブルCAT6A(40m未満はCAT5E)経由で、リピーターや光学エクステンダーを用いずにケーブル長最大100mでの高速データ伝送が可能だ。
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