ジェイテクト、東京工場で天然ガスのコージェネレーションシステムを稼働:FAニュース
システム内の自家発電装置の排熱を二次利用して総エネルギー効率61.8%を達成。
ジェイテクトは2014年2月3日、同社の東京工場に天然ガスを使用するコージェネレーションシステムを導入、同日に稼働を開始したと発表した。
導入したシステムは、システム内の自家発電装置から発生する排熱を空調や熱処理洗浄機に二次利用することにより、総エネルギー効率61.8%を達成する。これにより、工場全体のピーク電力を2010年度比で15%削減し、CO2削減につなげるとしている。
同社が導入したコージェネレーションシステムとしては、岡崎工場で1基、国分工場で2基が稼働しており、東京工場は4基目。システムの導入には経済産業省の自家発電設備導入促進事業費補助制度と環境省のCO2排出大幅削減事業設備補助制度を利用した。
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自動車向け機能安全規格ISO 26262に対応するためには何が必要なのか。MONOistオートモーティブフォーラム主催のセミナーで講演した、電動パワステ大手のジェイテクトでISO 26262対応プロジェクトを主導する益啓純氏は、自社の取り組み事例を紹介しながら、プロセスの改善とトレーサビリティの確保の重要性を説いた。さらに、2011年7月にISO 26262対応を終えた開発体制を進化させて、2014年度を目標にグローバルの開発拠点に拡大する方針も明らかにした。
- 給湯と給電が可能なガスコージェネ、ホンダが最も小型の機器を開発
ガスを利用した国内のコージェネレーションシステムには主に2つの製品群がある。燃料電池を利用した「エネファーム」と、ガスエンジンを利用した「エコウィル」だ。本田技研工業はエコウィルに利用するガスエンジンに改良を加え、発電効率と一次エネルギー利用効率を高めた。家庭用コージェネレーションシステムとしては最も小型だという。
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ホンダは、創エネルギー(創エネ)製品の展開を強化する。コージェネレーションユニットは、ガスエンジンに加えて、固体酸化物形(SOFC)燃料電池を用いるタイプの開発に着手した。さらに、東芝との提携によりスマートホームシステムの開発を加速させ、2015年に一般販売を始める。2013年に発売するプラグインハイブリッド車(PHEV)は、外部への電力供給機能を搭載する予定だ。
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