ISO26262−自動車向け機能安全規格−

TopStory

ISO26262 アドヴィックス 事例:

アドヴィックス 機能安全監査室 室長の河野文昭氏が「第3回自動車機能安全カンファレンス」に登壇し、自動車向け機能安全規格であるISO 26262と向き合うための組織づくりについて講演。2009年からアドヴィックスで同氏が取り組んできた事例を基に、機能安全規格と向き合う組織戦略の立て方を紹介した。

(2016年2月4日)

新着記事一覧

組み込み開発ニュース:

ケイデンス・デザイン・システムズは、国際的第三者試験認証機関TUV SUDより、包括的な「TCL1適格」の認定を取得した。これにより車載LSIの設計において、ISO 26262規格に準拠するためのプロセスがさらに容易になる。

(2017年10月30日)
ISO26262:

ルネサス エレクトロニクスは、車載情報機器用SoCを自動車向け機能安全規格ISO 26262に対応させるため、ハードウェアの故障を検出/防止する技術を開発したと発表した。SoCがプログラム実行を中断せずに自己テストを行えるようにした他、ハードウェアの故障の原因の1つである瞬間的な電圧の降下を予測して抑止する。

(2016年2月3日)
日本自動車工業会 電子安全性分科会会長 インタビュー:

自動車向け機能安全規格であるISO 26262の第2版の策定が始まった。このISO 26262の国際標準化活動に10年近く携わってきたのが、日本自動車工業会で電子安全性分科会会長を務めるトヨタ自動車の川名茂之氏だ。川名氏に、初版の規格策定時の苦労や、国内自動車業界のISO 26262への対応状況、そして第2版の方向性などについて聞いた。

(2015年6月18日)
クローズアップ・メガサプライヤ:

電動パワーステアリング(EPS)で世界トップシェアを握るジェイテクト。「上流から下流へ」向かう同社EPS事業の製品開発戦略を紹介した前編に続き、後編では同社のEPSの開発体制を取り上げる。

(2015年6月16日)
人とくるまのテクノロジー展2015:

日本精工は、「人とくるまのテクノロジー展2015」において、自動車向け機能安全規格であるISO 26262に対応したコラムアシスト式電動パワーステアリングを展示した。

(2015年5月28日)
ISO26262:

イーソルは、同社のTRONベースリアルタイムOS「eT-Kernel」が、自動車向けのISO 26262と一般産業機器向けのIEC 61508、2つの機能安全規格について、最高の安全度水準(ISO 26262はASIL D、IEC 61508はSIL 4)で第三者認証を取得したと発表した。国産OSとしては初の事例になるという。

(2015年4月22日)
ISO26262:

ジェイテクトは、トルクセンサーとモーター駆動部に二重化による冗長設計を「世界で初めて」(同社)施した、ISO 26262準拠の電動パワーステアリングを開発した。トヨタ自動車の新型「アルファード/ヴェルファイア」に採用されているとみられる。

(2015年3月26日)

解説記事一覧

クローズアップ・メガサプライヤ:

電動パワーステアリング(EPS)で世界トップシェアを握るジェイテクト。「上流から下流へ」向かう同社EPS事業の製品開発戦略を紹介した前編に続き、後編では同社のEPSの開発体制を取り上げる。

(2015年6月16日)
中小サプライヤのための実践的ISO26262導入(5):

中小サプライヤを対象に、ISO 26262に取り組む上での実践的な施策について紹介する本連載。第5回は、「プロセス実装」のポイントのうち、第4回の後半で説明したISO 26262のPart4に当たるシステム設計についてさらに掘り下げる。

(2014年8月6日)
中小サプライヤのための実践的ISO26262導入(4):

中小サプライヤを対象に、ISO 26262に取り組む上での実践的な施策について紹介する本連載。第4回は、第3回で基礎を解説した「プロセス実装」のうち、Part2の機能安全管理プロセスについて掘り下げる。Part4〜6のエンジニアリングプロセスについても、ティア1サプライヤの取るべき対策を紹介しよう。

(2013年11月13日)
中小サプライヤのための実践的ISO26262導入(3):

中小サプライヤを対象に、ISO 26262に取り組む上での実践的な施策について紹介する本連載。第3回は、ISO 26262の導入に当たって最初の難関となる「プロセス実装」について解説する。「テーラリング」や「DIA(開発インタフェース協定)」という、ISO 26262で頻出する用語についても取り上げる。

(2013年6月10日)
中小サプライヤのための実践的ISO26262導入(2):

中小サプライヤを対象に、ISO 26262に取り組む上での実践的な施策について紹介する本連載。第2回は、機能安全対応の推進役が決まった後の「準備」について解説する。

(2013年3月8日)
中小サプライヤのための実践的ISO26262導入(1):

国内の自動車メーカー各社や大手ティア1サプライヤは、自動車向け機能安全規格であるISO 26262への対応を加速させている。その一方で、中規模以下のサプライヤは、ISO 26262対応を進められていないのが現状だ。本連載では、中小サプライヤを対象に、ISO 26262に取り組む上での実践的な施策について紹介する。

(2012年12月25日)
自動車分野の機能安全規格「ISO26262」とは何か?(1):

自動車分野向けの機能安全規格「ISO26262」。本稿では、正式発行を控え、日本の自動車業界でも対応作業が本格化し始めているこのISO26262の概要・全体像についてあらためて説明する。

(2011年8月30日)
自動車分野の機能安全規格「ISO26262」とは何か?(2):

自動車分野向けの機能安全規格「ISO26262」。今回は、国内でも実施されており、比較的プロセス改善に着手しやすいISO26262の“ソフトウェア開発”について詳しく解説する。

(2011年9月29日)
自動車分野の機能安全規格「ISO26262」とは何か?(3):

自動車分野向けの機能安全規格「ISO26262」。今回は、システム、ハードウェア/ソフトウェアに関係する「ISO26262 Part.8 支援」の管理プロセスについて解説する。

(2011年10月25日)
自動車分野の機能安全規格「ISO26262」とは何か?(4):

自動車分野向けの機能安全規格「ISO26262」。今回は、システム、ハードウェア/ソフトウェアに関係する「ISO26262 Part.8 支援」の続きとして、主に“検定プロセス”について取り上げる。

(2011年11月21日)
自動車分野の機能安全規格「ISO26262」とは何か?(5):

自動車分野向けの機能安全規格「ISO26262」。今回は、「ISO26262 Part.6 ソフトウェア」における“手法”にフォーカスし、車載系での採用事例が多い形式手法「SDL」について詳しく紹介する。

(2011年12月21日)
ISO 26262 準拠に向けての課題を探る:

自動車向けの機能安全規格ISO 26262の策定作業が最終段階に入った。この規格では、機能安全を実現し、それを証明するために必要となる開発プロセスが定められる。では、その新たな開発プロセスは、従来の開発プロセスとどのように異なり、それを適用する際にはどのようなことが課題になるのだろうか。本稿ではまずこの点を明らかにする。加えて、機能安全を実現する上でポイントとなるマイコンについて、各メーカーの取り組みの様子を紹介する。

(2010年10月1日)

インタビュー記事一覧

日本自動車工業会 電子安全性分科会会長 インタビュー:

自動車向け機能安全規格であるISO 26262の第2版の策定が始まった。このISO 26262の国際標準化活動に10年近く携わってきたのが、日本自動車工業会で電子安全性分科会会長を務めるトヨタ自動車の川名茂之氏だ。川名氏に、初版の規格策定時の苦労や、国内自動車業界のISO 26262への対応状況、そして第2版の方向性などについて聞いた。

(2015年6月18日)
慶應大学 SDM研究科 准教授 白坂成功氏:

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科 准教授の白坂成功氏は、宇宙機「こうのとり」のシステム設計に携わる中で学んだ「システムズエンジニアリング」を広めるべく大学で教べんをとっている。白坂氏に、宇宙機の安全設計や、ISO 26262などの機能安全規格のベースになっているシステムズエンジニアリングについて聞いた。

(2014年6月16日)
自工会 車載ソフトウェア インタビュー:

2013年3月に発行された、車載ソフトウェアのコーディングガイドラインのMISRA Cを拡張する「MISRA C ADC」。このMISRA C ADCの策定を主導したのが、国内自動車メーカーが加盟する日本自動車工業会のソフトウェア分科会である。同分科会の会長を務めるトヨタ自動車技範の窪田和彦氏に、MISRA C ADCを策定した経緯について聞いた。

(2013年7月16日)
ISO26262 dSPACE BTC インタビュー:

ISO 26262に準拠した開発体制を構築するには、車載ソフトウェアの開発に用いるモデルベース設計ツールにも対応した機能が必要になる。モデルベース設計ツールを展開するdSPACEとBTC Embedded Systemsに、両社の製品のISO 26262対応状況や、日本の自動車業界のISO 26262に対する取り組みの現状などについて聞いた。

(2012年11月5日)
ISO26262 日本IBM インタビュー:

日本IBMは、自動車向け機能安全規格であるISO 26262に対応する開発ツールとして、トレーサビリティ確保の観点に立って、要求管理ツール「DOORS」や構成・変更管理ツール「Rational Team Concert」を展開している。同社の根城寿氏に、国内自動車業界のISO 26262への対応状況などについて聞いた。

(2012年8月20日)
ISO26262 Polarion インタビュー:

自動車業界を中心に、ISO 26262などの機能安全規格に準拠できるようなソフトウェア品質の確保を目的に導入が進んでいるのがALM(Application Lifecycle Management)ツールである。Polarion Softwareは、低コストで導入できるWebブラウザベースのALMツールで海外市場を席巻している新興ベンダーだ。2012年6月から国内市場に参入する同社社長兼CEOのMichael Carey氏に、ツールの特徴などについて聞いた。

(2012年6月7日)
畔柳 滋氏 JasPar 運営委員長/トヨタ自動車 制御ソフトウェア開発部長:

国内自動車メーカーを中心に車載ソフトウエアの標準化を推進している団体JasPar。2004年9月の設立からさまざまな取り組みを進めてきたが、2010年度からは、活動の幅をさらに広げていく方針を明らかにしている。2009年7月からJasParの運営委員長を務めているトヨタ自動車 制御ソフトウェア開発部長の畔柳滋氏に、これまでのJasParの活動成果や今後の方針について語ってもらった。 (聞き手/本文構成:朴 尚洙)

(2010年10月1日)

業界動向記事一覧

ISO26262 アドヴィックス 事例:

アドヴィックス 機能安全監査室 室長の河野文昭氏が「第3回自動車機能安全カンファレンス」に登壇し、自動車向け機能安全規格であるISO 26262と向き合うための組織づくりについて講演。2009年からアドヴィックスで同氏が取り組んできた事例を基に、機能安全規格と向き合う組織戦略の立て方を紹介した。

(2016年2月4日)
ISO26262:

ルネサス エレクトロニクスは、車載情報機器用SoCを自動車向け機能安全規格ISO 26262に対応させるため、ハードウェアの故障を検出/防止する技術を開発したと発表した。SoCがプログラム実行を中断せずに自己テストを行えるようにした他、ハードウェアの故障の原因の1つである瞬間的な電圧の降下を予測して抑止する。

(2016年2月3日)
MONOistオートモーティブセミナーリポート:

MONOistオートモーティブフォーラム主催のセミナー「IoT時代の自動車に求められるISO 26262と車載セキュリティ」の特別講演に、電動パワーステアリング大手のジェイテクトでシステム開発部 部長を務める賀治宏亮氏が登壇。本稿では賀治氏の講演を中心に、同セミナーのリポートをお送りする。

(2015年9月1日)
人とくるまのテクノロジー展2015:

日本精工は、「人とくるまのテクノロジー展2015」において、自動車向け機能安全規格であるISO 26262に対応したコラムアシスト式電動パワーステアリングを展示した。

(2015年5月28日)
ISO26262:

イーソルは、同社のTRONベースリアルタイムOS「eT-Kernel」が、自動車向けのISO 26262と一般産業機器向けのIEC 61508、2つの機能安全規格について、最高の安全度水準(ISO 26262はASIL D、IEC 61508はSIL 4)で第三者認証を取得したと発表した。国産OSとしては初の事例になるという。

(2015年4月22日)
車載ソフトウェア:

イーソルは、車載機器開発のサポートを専業とする100%子会社・イーソルトリニティを2015年4月1日に設立した。専門子会社の設立により、ソフトウェアの比重が増大している次世代車載システム開発の支援体制を強化していく構えだ。

(2015年4月7日)
ISO26262:

ジェイテクトは、トルクセンサーとモーター駆動部に二重化による冗長設計を「世界で初めて」(同社)施した、ISO 26262準拠の電動パワーステアリングを開発した。トヨタ自動車の新型「アルファード/ヴェルファイア」に採用されているとみられる。

(2015年3月26日)
ISO26262:

ARMは、リアルタイム処理用プロセッサコア「Cortex-R5」に対応する包括的なセーフティパッケージを発表。同パッケージにより、自動車向け機能安全規格であるISO 26262への準拠が容易になる。併せて、機能安全規格に準拠したソフトウェア開発に最適なCortex-R5用コンパイラを、Green Hills Softwareと共同開発した。

(2015年2月20日)
ISO26262:

日本精工は、「電動パワーステアリング」に、自動車向け機能安全国際標準規格「ISO26262」に準拠した電子制御システムを開発した。高度な運転支援機能にも対応し、安全性向上に貢献できる。

(2015年2月12日)
ISO26262:

ルネサス エレクトロニクスは、自動車向け機能安全規格であるISO 26262と車載システムのセキュリティの対応支援を統合した「自動車向け機能安全・セキュリティサポートプログラム」の提供を2015年1月30日から始める。

(2015年1月13日)
ISO26262:

QNX Software Systems(QNX)は、自動車向け機能安全規格であるISO 26262で安全要求レベルが最も高いASIL Dの認証取得が可能なリアルタイムOS「QNX OS for Automotive Safety 1.0」の販売を開始した。

(2014年11月10日)
ISO26262:

Cadence Design Systems(以下、ケイデンス)は、自動車向け機能安全規格であるISO 26262に準拠するICを設計する上で必要な故障注入(Fault Injection)と安全性検証を行うプロセスに掛かる手間を半減する「Incisive機能安全ソリューション」を発表した。

(2014年10月29日)
車載ソフトウェア:

アイシン精機は、組み込みソフトウェアの開発用ツールや受託開発を手掛けるヴィッツの第三者割当増資を引き受けることで合意した。

(2014年9月1日)
MONOistオートモーティブセミナーリポート:

MONOistオートモーティブフォーラム主催のセミナー「もう待っていられない!ISO26262対応をいかに進めるべきか」の基調講演に、日本自動車研究所(JARI)でITS研究部次長を務める小谷田一詞氏が登壇した。本稿では小谷田氏の講演を中心に、同セミナーのリポートをお送りする。

(2014年7月17日)
ISO26262:

QNX Software Systemsは、自動ブレーキなどの高度運転支援システム(ADAS)、デジタルクラスタ、ヘッドアップディスプレイなどの安全性が重視される車載システム向けのOS「QNX OS for Automotive Safety 1.0」を発表した。同OSは、ISO 26262の最も高い安全要求レベルとなるASIL Dでの認証取得の準備を進めている。

(2014年6月5日)
ISO26262:

シーメンスPLMソフトウェアは、トヨタ自動車が自動車向け機能安全規格であるISO 26262対応に向けてPLMシステム「Teamcenter」の採用範囲を拡大したと発表した。

(2014年5月29日)
ISO26262:

ガイオ・テクノロジーは、第三者認証機関との提携により、自動車向け機能安全規格であるISO 26262の認証取得サービスを始める。テュフズードとは「TS+G機能安全対応ソリューション」という名称で、SGSとは「SG+G機能安全対応ソリューション」という名称で、それぞれ異なるサービスを行うという。

(2014年4月16日)
ISO26262:

ガイオ・テクノロジーは、組み込みソフトウェアの単体テストの受託サービスを拡充し、「テストパートナーSQV」としてリニューアル。自動車向け機能安全規格であるISO 26262の認証取得に必要なテストエビデンスを分かりやすく説明できるリポートの作成に対応するなど、サービス内容を大幅に強化した。

(2014年3月11日)
車載ソフトウェア:

日産自動車とタタ コンサルタンシー サービシズ(タタコンサル)が共同開発した静的解析ツールを、タタコンサルが「TCS ECA」として一般販売する。国内販売は横河ディジタルコンピュータが行う。

(2014年1月21日)
ISO26262:

イーソルは、リアルタイムOS「eT-Kernel」と統合開発環境「eBinder」について、自動車向け機能安全規格であるISO 26262の第三者認証機関による認証を、ASIL Bで取得すると発表した。

(2013年10月22日)
MONOistオートモーティブセミナーリポート:

MONOistオートモーティブフォーラム主催のセミナー「MISRA C ADC徹底解説――車載ソフトのISO26262対応に向けた切り札とは」の基調講演に、日本自動車工業会でソフトウェア分科会長を務めるトヨタ自動車 技範の窪田和彦氏が登壇した。

(2013年9月17日)
ISO26262:

図研が、自動車向け機能安全規格であるISO 26262に対応した設計開発ツール市場に本格参入する。第1弾製品は、電気CAD「CR-8000 Design Gateway」と連携動作して、車載回路基板の規格準拠を1ストップで評価できる「CR-8000 ISO 26262 Verifier」と「GAIA-QEST for Zuken」である。

(2013年9月17日)
車載ソフトウェア:

自動車の電子化が進展し、車載システムがより複雑になるにつれて、車載ソフトウェアの重要性はさらに高まっている。車載ソフトウェアの品質を高めるためのガイドラインであるMISRA Cの最新版MISRA C:2012が2013年3月に発表された。本稿では、MISRA C:2012における、従来版からのアップデート内容について解説する。

(2013年7月24日)
MONOistオートモーティブセミナーリポート:

MONOistオートモーティブフォーラム主催のセミナー「ISO26262対応から始める、日本流・車載開発プロセス改善とは」の基調講演に、車載ソフトウェアの標準化団体JasParの運営委員長を務めるトヨタ自動車 制御システム基盤開発部長の畔柳滋氏が登壇した。本稿では、畔柳氏の講演を中心に、同セミナーのリポートをお送りする。

(2013年7月17日)
自工会 車載ソフトウェア インタビュー:

2013年3月に発行された、車載ソフトウェアのコーディングガイドラインのMISRA Cを拡張する「MISRA C ADC」。このMISRA C ADCの策定を主導したのが、国内自動車メーカーが加盟する日本自動車工業会のソフトウェア分科会である。同分科会の会長を務めるトヨタ自動車技範の窪田和彦氏に、MISRA C ADCを策定した経緯について聞いた。

(2013年7月16日)
MISRA 車載ソフトウェア インタビュー:

日本自動車工業会と欧州の自動車業界団体であるMISRAは、自動車向け機能安全規格であるISO 26262対応と車載ソフトウェアの信頼性や品質の確保を両立させることを目的に、新たなコーディングガイドラインとなる「MISRA C ADC」を策定した。MISRAの担当者に、策定の背景や狙いについて聞いた。

(2013年6月27日)
車載ソフトウェア:

PTCは2013年5月、トランスミッション大手のジヤトコがALMツール「Integrity」を採用したと発表した。ISO 26262対応での有用性を評価されているIntegrityだが、ジヤトコの主な採用理由は、グローバルにおける車載ソフトウェアのデータ管理の一元化にあった。

(2013年6月6日)
ISO26262:

ヴィッツはパーティショニング機能を備えたリアルタイムOS(以下、パーティションOS)を開発した。TOPPERSプロジェクトを通じて無償公開される。車載制御システムや産業機器を機能安全規格に準拠させる際に、システム内に異なる安全要求レベルが混在する場合でも、機能安全対応範囲を限定したりすることで、開発コストの削減が可能となる。

(2013年5月16日)
ISO26262:

大手ティア1サプライヤであるアイシン精機は、自動車向け機能安全規格ISO 26262に準拠したソフトウェア開発プロセスを構築する際に、Dassault Systemesの要件管理ツール「Reqtify」を採用した。

(2013年5月8日)
ISO26262:

車載ソフトウェアの標準化団体であるJasParは、自動車向け機能安全規格であるISO 26262に対応した車載システムの開発に役立つ、規格解説書やチェックリスト、機能安全テンプレート、記入ガイドを2013年5月下旬から順次一般公開する方針を明らかにした。

(2013年3月6日)
ISO26262:

テクマトリックスが販売するツール「Parasoft Concerto」は、ISO 26262をはじめとする機能安全規格に準拠したソフトウェアを開発するのに必要なトレーサビリティを確保するための機能を有している。価格は、10人規模のソフトウェア開発プロジェクトで利用できるパッケージで75万円からとなっている。

(2013年1月8日)
車載半導体:

東芝は、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)に搭載される大容量二次電池向けに電池監視IC「TB9141FG」と32ビットマイコン「TMPM358FDTFG」を発表した。両ICを用いれば、自動車向けの機能安全規格ISO 26262に準拠した大容量二次電池の監視システムを容易に構築できる。

(2012年11月12日)
ISO26262:

NECは、2009年から手掛けている自動車向け機能安全規格ISO 26262のコンサルティングサービスを拡充する。サービス拡充によって2015年までに新規顧客を50社増やす方針だ。

(2012年11月7日)
ISO26262:

NXPセミコンダクターズが、自動車の機能安全規格であるISO 26262に対応した磁気抵抗(MR)センサーICの開発状況を明らかにした。最も厳しい安全レベルを示すASIL-Dに対応したMRセンサーICを、2013年1月から量産する計画である。

(2012年10月26日)
ISO26262:

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、「Freescale Technology Forum Japan 2012」において、ISO 26262で最も高い安全レベルを示すASIL-Dの達成を容易にする、車載マイコンと電源ICの組み合わせソリューションを展示した。

(2012年10月22日)
ISO26262:

オーストリアのアナログICベンダーであるamsは、自動車向け機能安全規格であるISO 26262への準拠を可能にする車載アナログICを、2013年初めから量産する。

(2012年10月15日)
MONOistオートモーティブセミナーリポート:

MONOistオートモーティブフォーラム主催のセミナー「まだ間に合う! ISO26262に準拠せよ 〜プロセス改善から始める機能安全対応〜」の基調講演に、ISO 26262や機能安全規格について詳しい知見を有する、日本自動車研究所の小谷田一詞氏と、東京海洋大学大学院教授の佐藤吉信氏が登壇した。本稿では、小谷田氏と佐藤氏の講演を中心に、同セミナーのリポートをお送りする。

(2012年9月14日)
ISO26262:

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、同社の32ビット車載マイコン「MPC5643L」が、自動車向け機能安全規格であるISO 26262の第三者認証を「車載マイコンとして世界で初めて」(同社)取得したと発表した。

(2012年9月11日)
ISO26262:

ガイオ・テクノロジーは、日本を含めたアジア地域のツールベンダーとして初めて、自動車向け機能安全規格であるISO 26262のツール認証を取得したと発表した。

(2012年7月6日)
MONOistオートモーティブセミナー・基調講演リポート:

自動車向け機能安全規格ISO 26262に対応するためには何が必要なのか。MONOistオートモーティブフォーラム主催のセミナーで講演した、電動パワステ大手のジェイテクトでISO 26262対応プロジェクトを主導する益啓純氏は、自社の取り組み事例を紹介しながら、プロセスの改善とトレーサビリティの確保の重要性を説いた。さらに、2011年7月にISO 26262対応を終えた開発体制を進化させて、2014年度を目標にグローバルの開発拠点に拡大する方針も明らかにした。

(2012年6月26日)
ISO26262:

dSPACEが発表した新ツール「SYNECT」は、車載ソフトウェアの開発に関わるさまざまなデータを管理できる。2012年9月末までにテスト関連のデータを管理する機能が利用可能になる。その後も順次機能を拡張する予定だ。

(2012年6月12日)
ISO26262 Polarion インタビュー:

自動車業界を中心に、ISO 26262などの機能安全規格に準拠できるようなソフトウェア品質の確保を目的に導入が進んでいるのがALM(Application Lifecycle Management)ツールである。Polarion Softwareは、低コストで導入できるWebブラウザベースのALMツールで海外市場を席巻している新興ベンダーだ。2012年6月から国内市場に参入する同社社長兼CEOのMichael Carey氏に、ツールの特徴などについて聞いた。

(2012年6月7日)
ESEC2012:

車載ソフトウェアの標準化団体であるJasParは、経済産業省、自動車工業会、日本自動車研究所と協力して、自動車向け機能安全規格ISO 26262の解説書を作成中だ。現在はJasPar会員しか閲覧できないものの、今後の一般公開も検討されている。

(2012年5月23日)
ISO 26262:

東芝、パナソニック、ヴィッツの3社は、ISO 26262に準拠したソフトウェア開発プロセスに関する認証を共同で取得した。開発プロセスはそれぞれが独自に構築したものだが、コストを削減したり、情報収集の機会を増やせたりすることから、認証取得のための活動で相互に協力した。

(2012年3月29日)
ビジネスニュース 業界動向:

先週スイスのチューリッヒで開催された「MEMS Executive Congress Europe」で実施され車載向けMEMSに関するパネルディスカッションでは、パネリストらは「自動車に環境保護や安全に関するさまざまな法規制が課せられることで、車載用MEMESセンサーの需要は増加していく」という見解で一致した。

(2012年3月26日)
ルネサス V850E2/Fx4-L:

自動車のボディ電子システム向け32ビットマイコンである。90nmプロセスで製造したMONOS構造の内蔵フラッシュメモリを採用することで大幅な消費電流の低減を実現した。AUTOSARやISO 26262に対応するための機能も備えている。

(2012年2月21日)
カーエレ展/EV・HEV展:

Mr.マリックばりの空中浮遊デモンストレーションを行ったのは、車載ネットワーク設計ツールを展開するベクター・ジャパンだ。

(2012年1月26日)
ルネサス V850E2/PJ4-E:

ルネサスの「V850E2/PJ4-E」は、自動車向け機能安全規格ISO 26262に対応する走行モーター制御用マイコンだ。従来は外付けしていたレゾルバ用変換器ICが不要になる機能も搭載している。

(2012年1月20日)
欧州自動車メーカーが導入を加速:

車載ソフトウェアの標準アーキテクチャであるAUTOSARや、自動車向け機能安全規格のISO 26262への対応では設計ツールが重要な役割を果たす。The MathWorksのモデルベース設計ツール「MATLAB/Simulink」におけるAUTOSARとISO 26262への対応は、コード生成に用いるオプション「Embedded Coder」が中核になっている。

(2012年1月16日)
車載ソフトウェア構成管理で攻勢:

2011年5月、PTCはソフトウェア開発プロジェクト管理ツールベンダーMKSを買収した。ソフトウェア領域の統合管理ツールを自社ポートフォリオに組み込んだPTCは、自動車業界を始めとする組み込みソフトウェア業界にどのようなアプローチをしていくのだろうか。

(2011年11月25日)

富士通の「PLEMIA M3」製品群にISO 26262に対応した電子制御システム開発支援ツールが加わる。プロジェクトをまたぐ調査にも対応する。

(2011年11月17日)
一気通貫もしくは段階ごとのサービス利用が可能:

富士通、富士通中部システムズ、デジタルプロセスの3社は、自動車に搭載する電子機器や組み込みソフトウェアに関する国際安全規格「ISO26262」に準拠するための教育・コンサルティング・アセスメントサービス「ISO26262アセスメントサービス」の提供開始を発表した。

(2011年6月21日)