大手ティア1サプライヤであるアイシン精機は、自動車向け機能安全規格ISO 26262に準拠したソフトウェア開発プロセスを構築する際に、Dassault Systemesの要件管理ツール「Reqtify」を採用した。
Dassault Systemes(以下、ダッソー)は2013年5月7日、大手ティア1サプライヤであるアイシン精機が自動車向け機能安全規格ISO 26262に準拠したソフトウェア開発プロセスを構築する際に、ダッソーの要件管理ツール「Reqtify」を採用したと発表した。
アイシン精機は2013年3月、ソフトウェア開発子会社であるアイシン・コムクルーズとともに、ソフトウェア開発プロセスが自動車向け機能安全規格ISO 26262に準拠しているという第三者認証を取得したと発表している(関連記事:アイシン精機がソフト開発プロセスでISO26262認証を取得、グループ子会社と)。
アイシン精機の従来のソフトウェア開発プロセスでは、要件管理プロセスにおいて、自社内の文書管理用に独自開発したシステムを使用していた。同社は、この独自システムによる既存資産を最大限に活用するとともに、従来の設計フローを大幅に変更せずにISO 26262に準拠したソフトウェア開発プロセスを構築するため、複数のツールを検討した。その結果、ダッソーのReqtifyを選定したという。
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