アイシン精機がソフト開発プロセスでISO26262認証を取得、グループ子会社と:ISO26262
アイシン精機とアイシングループのソフトウェア開発子会社であるアイシン・コムクルーズは、両社のソフトウェア開発プロセスが、自動車向けの機能安全規格であるISO 26262に準拠しているという第三者認証を取得したと発表した。
アイシン精機とアイシングループのソフトウェア開発子会社であるアイシン・コムクルーズは2013年3月7日、両社のソフトウェア開発プロセスが、自動車向けの機能安全規格であるISO 26262に準拠しているという第三者認証を取得したと発表した。認証機関はTUV SUDで、2012年12月に認証を取得している
アイシン・コムクルーズは、TUV SUDからがISO 26262の第三者認証を取得した。右側がアイシン・コムクルーズの、左側がTUV SUDの担当者である。
アイシン・コムクルーズによれば、同社は2011年からISO 26262の第三者認証取得に向けた活動に取り組んできた。ドイツの第三者認証機関であるTUV SUDと、ソフトウェア開発プロセスに関する規定のやりとりを何度も行いながら、2012年9月に審査を受け、2012年12月18日に認証取得を完了した。同社は、「今回の認証取得によって、ISO 26262で最高レベルの安全性が求められるASIL-Dを満たす車載ソフトウェア開発プロセスを有することが第三者機関から認められた」としている。
両社の認証取得では、組み込みソフトウェアベンダーのヴィッツが支援した。ヴィッツは、東芝とパナソニックが2012年3月に、ISO 26262に準拠したソフトウェア開発プロセスの第三者認証を取得した際にも支援を行っている(関連記事)。
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