より使いやすい可搬質量24kgタイプと110kgタイプの新型ハンドリングロボットをラインアップに追加した。
安川電機は2014年4月22日、ハンドリングロボットの新シリーズに2機種を追加し、同年5月9日より発売すると発表した。
ハンドリングロボット「MOTOMAN-MH24」は、従来機種の20kgから可搬質量を20%アップし、同クラス最高の可搬質量24kgとした。これにより適応ワークの拡大、各種センサー機器の取り付けなどによって対象用途が広がるとしている。
また、各軸速度を従来比最大約9%向上。さらに、上部アームに採用した中空アームに各種配線・配管を内蔵することで、周辺設備や搬送物との接触などが低減され、作業領域が拡大するという。
また、もう1つのハンドリングロボット「MOTOMAN-MH110」では、従来のラインアップ(〜80kg、165kg〜)に可搬質量100kgクラスの機種を追加した。10kgの余裕を持つ可搬質量110kgとしたことで、搬送するワークや装着するツール、センサーの選択の幅を広げる製品となっている。
ロボット本体にはフィールドバスケーブルの配線用チューブを標準装備。省配線化・インテリジェント化を目的としたFAネットワークにも対応する。
販売価格はオープン。目標販売台数はMOTOMAN-MH24が年間3000台、MOTOMAN-MH110が年間200台。
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