CAD/CAMの開発を行うアンドールは、初心者向けパーソナル3D造形システム「3D Magic Egg」やムトーエンジニアリングの3Dフィギュア造形システム「The Bobble Shop」を展示した(関連記事:お絵かき感覚? 子どもでも3Dモデリング&プリント体験できる「3D Magic Egg」を発売――アンドール)。同社の説明員は「3Dプリンタの一般ユーザーへの普及に力を入れていきたい」と述べている。
横浜国立大学 理工学部 機械工学・材料系学科 丸尾研究室は、マイクロ光造形モデリングに関する展示を行った。最も小さい製作物は、髪の太さ(平均約0.08mm)の上に乗るイメージだ。
精密砂型鋳造や3Dプリント出力サービス、デザイン・設計のコンサルティングなどを請け負う試作加工会社JMCは、3Dプリンタで出力したさまざまな製品を展示した。
フランスの化学メーカーであるアルケマは、SLS(レーザー焼結方式)に使用できる粉末素材に関する展示を行った。SLSとは、高温で溶かした樹脂を何層にも重ねていくFDMとは違い、粉末をレーザー光線で固めながら物体を作っていく方法のこと。SLSならば、3Dデータ上の隙間も再現可能だ。今回はSLSで作成した「iPhone」用ケースを出展した。
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