CENTUM VPには、プロセスとターボ機械を同一のシステムで制御するソリューション「CCC Inside for Yokogawa CENTUM VP」を実装できる。同ソリューションは、Compressor Controls(CCC)と共同開発した。
CENTUM VP R6.10では、同ソリューションの機能を拡張している。CENTUM VP上でCCCの制御アルゴリズムを動作させて、コンプレッサー駆動用蒸気タービン制御に対応。これにより、同じHMI(ヒューマンマシンインタフェース)から、これまでのプロセス制御だけでなく、蒸気タービンを含むコンプレッサー全体を一括して操作、監視可能になる。同じハードウェアを使用できるため、エンジニアリングや調達、メンテナンスの負担が減り、予備品や保守費を削減できる。
「CCC Inside for Yokogawa CENTUM VP」統合操作監視画面の例[クリックで拡大] 出所:横河電機
直感的な操作で生産性を向上する広域モニタリングシステムを発売
横河電機は、「OpreX Data Acquisition」のラインアップとして、直感的に操作できる「広域モニタリングシステム」を発売した。広域に点在するセンサーや工場などで集中管理されたデータを、産業用クラウド「Yokogawa Cloud」上で一元管理する。