荏原製作所は、新型の半導体実装用めっき装置「UFP300A型」を発表した。搬送機構の強化と洗浄・乾燥ユニットの増設により、再配線アプリケーションにおいて毎時100枚の高生産性を可能にした。
荏原製作所は2015年12月16日、新型の半導体実装用めっき装置「UFP300A型」を発表した。
UFP300A型は、搬送機構の強化に加え、洗浄・乾燥ユニットを増設した。これにより、再配線アプリケーションにおいて、毎時100枚の高い生産性を可能にしている。また、複数のめっき槽をモジュール化することで、顧客のさまざまな生産計画やプロセス要求にフレキシブルに対応できる。さらに、Fan-out技術向けの各種基板に柔軟に対応できる治具機構も開発した。
プロセス性能については、先端半導体製造会社で既に量産採用されている、同社独自開発の縦型めっきセル構造や攪拌機能を継承・改良しており、業界最高水準を達成しているという。
FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
IoT標準化における半導体メーカーの攻防
車載分野への浸透広げるARM、大手車載マイコン3社も採用へ
77GHz帯ミリ波レーダーがどんどん安くなる、「単眼カメラよりも安価」
2020年に自動車1台当たり19個載るイメージセンサー、裏面照射型が鍵を握る
次世代の車載マイコンはルネサスにしか作れないCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク