ジェイテクトが大型基板向け先端半導体パッケージ用熱処理装置FAニュース

ジェイテクトサーモシステムは、先端半導体パッケージ用熱処理装置の新製品「SO2-60-F」を発売した。

» 2025年12月12日 08時30分 公開
[長沢正博MONOist]

 ジェイテクトグループのジェイテクトサーモシステムは2025年12月11日、先端半導体パッケージ用熱処理装置の新製品「SO2-60-F」を発売したことを発表した。

先端半導体パッケージ用熱処理装置 先端半導体パッケージ用熱処理装置[クリックで拡大]出所:ジェイテクト

 SO2-60-Fは、AI(人工知能)や5G通信でニーズが広がるRDL(再配線層)インターポーザーや、ガラスインターポーザーの製造に貢献する熱処理装置として開発された。対応サイズは510×515mm、600×600mm。従来品の機密性の高い構造を継承し、低酸素雰囲気でも温度分布に優れ熱処理の精度を高めると共に、大型基板を安定して搬送できる特長を持つ。

 ジェイテクトサーモシステムは、ベアリングの熱処理装置の製造、販売会社として1958年に設立され、1968年に半導体部門を立ち上げた。既に多くの出荷実績があるLCD(液晶ディスプレイ)向け大型基板向けの熱処理、搬送技術を生かし、RDLインターポーザーやガラスインターポーザーなど、大型基板向けの熱処理装置の開発を進めてきた。

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