ガラポンは「ガラポンTV」のAPIを提供する。ガラポンTVは、8チャンネル分のテレビ番組(ワンセグ)を2週間録画、蓄積するとともに、スマホで視聴したり、番組内容のテキスト情報を検索したりが可能だ。テレビとのかかわり方を大きく変える可能性のある製品といえる。ハッカソンの成果物としては、番組や場面を発見・再生するものや、スポーツ実況に選手情報をかぶせる、テレビの字幕から内容を統計分析するといったパターンを紹介した。
ディー・エル・イーからはアニメーションコンテンツ「秘密結社 鷹の爪」の画像データと、登場人物の1人である「吉田くん」のVOICEROIDを自由に利用可能とのことだ。「世界観を気にせず使ってほしい。テクノロジーもエンターテイメントも過渡期。融合すればここまでできるという例を今回示したい」(ディー・エル・イー)。
IDCフロンティアからはIaaS型クラウドサービス「IDCFクラウド」を提供する。開発環境やサービスバックエンドなどに利用することが可能だ。
各社とも「製品の新しい活用方法を求めている」と述べており、特別賞も用意されている。気になる製品やサービスがあるという人は、ぜひ挑戦してみたい。貸し出される関連製品は数に限りがあるため先着順となる。貸し出し希望の際はHack Day事務局(hackday-pj@mail.yahoo.co.jp)まで問い合わせてほしい。
ハッカソンへの参加は、Open Hack Day Japan 3公式サイトで受け付けている。先着順で350人までとなっている。2人以上のチームであることが条件だ。当日は2015年3月7日 12時〜3月8日 12時までの24時間で開発を行う。その後の発表会や作品展示会の後、各賞の発表が行われる。発表会および作品展示会の参加は無料で一般観覧も可能となっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.